見出し画像

朝活×読書「シロクマのことだけは考えるな!」「キノの旅」12日目

本日の2冊

自分「シロクマのことだけは考えるな!」

友人「キノの旅」


「シロクマのことだけは考えるな!」

著者 植木理恵さん 東京大学大学院教育学研究科修了


突然ですが、下のシロクマを見てください。

画像1

このシロクマのことを絶対に忘れてください

シロクマの目が黒いことも忘れてください。

鼻に雪がついていることも忘れてください。

シロクマがこちらを向いている写真であることも忘れてください。

これらのことは、一切合切忘れてください

死ぬ気で忘れてください

すぐに忘れるようにしてください。





実は本気で忘れようとすればするほど、あなたはシロクマのことを忘れられなくなります。


実際の実験では、3つのグループにシロクマのビデオを見せます。

1つ目のグループには、シロクマのことを覚えておくようにと伝えます。

2つ目のグループには、シロクマのことを覚えていても忘れてもいいと伝えます。

3つ目のグループには、シロクマのことだけは考えるなと伝えます。


1年後に、シロクマのことを一番覚えていたのは、どのグループでしょうか?

3つ目のシロクマのことだけは考えるな、と言われていたグループです。


被験者は考えないようにしたとき、同時にシロクマのことを考えてしまっているのです。

その結果、かえって忘れられなくなります。


あなたも、そんな経験ないですか?


付き合っていた人と別れた時

友人には「もう忘れなよ」と言われ、忘れようとするが全く忘れられない。

むしろ、毎日思い出す。

ふとした瞬間に思い出して嫌な気持ちになる。


だれしも、そんな経験あるのではないでしょか。



実はこの本は、以前自分が失恋して辛いときに読んだ本です(笑)


失恋の傷は癒えましたが、シロクマのことは忘れられなくなりました(笑)


この本には、忘れられないならどうすればいいのか?という先のことも書いてあるので気になる人は読んでみてください!


「キノの旅」

「キノの旅」は主人公のキノが、個性豊かな国々を旅する物語である。

友人は2つの国を紹介してくれた。


日時計の国

その国には大きな日時計があると聞き、キノはその国を訪ねる。


しかし、実際は日時計はなく、それは大砲だった。

その国は、日時計という名目で、隣国にバレないよう秘密裏に大砲を作っていたのである。

その大砲がついに、今日、完成した!

その大砲はただの大砲ではない。最強の大砲である。

超スーパー強くて凄くてヤバい大砲である。

ある国からスパイ活動で手に入れた設計図を基に作られたその大砲は、

威力はもちろん、世界中のどこにでも届く大砲である。

この兵器が完成すれば、いかなる国でも滅ぼすことができる。

(これ、大砲っていうか大陸間弾道核ミサイル?)

設計図の最後には、試し打ちをする項目があり、今日はその試し打ちの日である。

そうして、設計図に忠実につくられたその核ミサイル

もとい、大砲は発射された。








そして、弾は世界中の国々の上空を通過していく。







ついには、弾は世界1周の旅を終えて到着する。





その日、素晴らしい日時計がある国は、地図から消えることになった。



学校の国

キノは、この国の学校に学びに来た。

卒業の日、キノは学校の先生に言われる。


「人生に成し遂げるのに必要なことは信念」

「時には、人からその信念は本当に正しいのかと尋ねられる」

「それでも信念を曲げてはいけない」


時間が無くなったので

この続きは、あとで書きます。



時間ができたので続きを書きます。


実はその先生はテロリストでした。


友人はそこから、誰が言うかが大事だと感じたそうだ。

一見正しそうな言葉でも、誰が発言しているかに注意するべきだと感じたのだろう。



しかし、自分はそうは思わなかった。

逆に誰が発言しているかに注目しすぎてはいけないと感じた。

ヒトは何を言っているかではなく、誰が言っているかに大きく影響されてしまう。

同じ言葉でも、真っ当な先生の言葉とテロリストの言葉では感じ方が大きく違う。

たとえ、真っ当な先生の発言でも間違っていることはあるし、テロリストの発言でも真理であることはある。

権威のある人の言葉はよく考えずに受け入れてしまう。

そんなヒトの習性に警鐘をならすストーリーだと感じた。


同じストーリーでも感じ方が異なるのは当たり前といえば当たり前だが、

ときには真逆の意味で受け取るというのはおもしろい。

その反面、人に何かを伝えるときは注意しなければいけないだろう。


今日もありがとうございました!

今日の残りの時間もいい時間になりますように!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?