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教育者として

⭐️⭐️⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)

皆さんこんばんは
フリックフラックいっぽです。

いつも僕の記事をお読みいただき、
ありがとうございます。


さて今日はね、
最近思い出した昔の出来事を
書いていきます。




『先に生きる』と書いて先生と読む

昔こんな言葉を聞いた事があります。




あれは、僕が小学校6年生の頃ですね。


ある日の晩、
母方の祖父母に連れられて
祖父母の家の近くの
スーパー銭湯に行ったんですよ。

祖父母の家の近くと言っても
僕の親戚は皆、
車で15分圏内に
住んでいたので
僕の実家からも近い場所でした。


大浴場で頭を洗い
体を洗い

祖父と一緒に湯船に浸かって
話をしたりして
約1時間経過した頃でしょうか

祖父が僕に向かって
「先上がるわ。
いっぽはゆっくりしといて良いよ」

と言ってきました。


僕はその言葉を額面通り受け取り
ゆっくりしました。


サウナに入った後
水風呂に入ったり
露天風呂やジャグジーを楽しんで
更に数十分経って

これ以上祖父母を待たせるのも
申し訳ないな
と思い

そろそろ出ることにしました。


脱衣所に出るため
大浴場の出入り口に向かって
歩いていると

目の前から
見覚えのある男性が
歩いてくるのが見えました。


N先生だ!

僕は思いました。


N先生は僕のその当時の
クラス担任でした。


なぜここにN先生が!?

最初は疑問に感じました。


しかしその疑問は
すぐに解決しました。

N先生が
この地域に住んでいるという
情報を以前聞いたことが
あったからです。


近くに住んでいるN先生が
このスーパー銭湯に来ていても
不思議では無い。


N先生はまだ僕の存在に
気がついていないようでした。


そこから数歩進んで


僕たちの距離が
数メートルになった時


僕は声を掛けようと思いました。

そもそもN先生は
普段から生徒との距離感が近い存在でしたし
その中でも僕は特に仲の良い生徒
だったからです。

「N先生何してんの!?」


N先生はとても驚いた様子でした。

声をかけられるまで
僕の存在に気が付かなかったのも
あると思いますが


僕が、N先生がこの場にいることに
驚いたように
N先生もまた
僕の存在に驚いたのでしょう。


「いっぽやん!
お前も何でここにおるねん!」

半笑いで
そのような言葉をかけてくれるのを
僕は期待していました。


しかしN先生は
僕の存在に気がついた途端




自分の大事な部分を
タオルで隠したのです。




N先生のN先生
咄嗟の判断で
僕に見えないようにしたのです。



そこからの会話を
僕はよく覚えていません。


確か
「N先生もよく来るの?」
「俺もじいちゃんばあちゃんの家が
近いからよう来るねん!」

のような会話が交わされたような
朧げな記憶だけは
ありますが

ハッキリとは覚えていません。


なぜなら

僕の存在に気がついた途端

N先生が陰部を隠したからです。


あれは何を意図した行動だったのでしょうか


その当時はわかりませんでした。




銭湯などにおいて


僕は男湯の事しかわからないですが


自分の大事な部分を
隠す派と隠さない派が
存在しています。


隠す派はタオルで陰部を隠し
タオルを浸けてはいけない浴槽以外では
常に陰部を覆っています。


N先生は僕の存在に気がつく以前は
陰部を露にしていた為

隠す派とは考えづらいわけです。


では、なぜ僕の存在に
気がついた途端
隠す派に転向したのか


今の僕はこれを
教育者としての行動だと
捉えています。


教育者として
自分が受け持つ生徒に
イチモツを見せるのが
教育上良くないと
判断したのでしょう


ウケモツ生徒にイチモツは見せない。


教育者としての
矜持を示したのでは無いかと
今の僕は考えます。


でも当時の僕は
何も分からなかったので
ただただ

何で隠すねん!見せろや!
と思ってしまっていました。

幼さゆえの過ちですね。


やっとこの領域まで
辿り着けました。




『先に生きる』と書いて先生と読む

よく言ったものです。



ではまた明日



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