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クイズなんかいくらでも出せばいい

⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)


皆さんこんばんは


フリックフラックの髙橋壱歩です。


今日は1月2日ということで
新年会の話でも
書こうかなと思い、
色々と自分の経験を振り返ってみました。


それでは今日もスタートです。



確か10年ほど前まで
僕には毎年ほぼ強制的に参加するべき
新年会があった。


それは父が経営する会社の新年会だ。


毎年、成人の日あたりに開催され、
お昼前からまず
社員全員で
ボーリング大会が行われる。

その後ホテルに移動し、
宴会が行われ
その途中にボーリングの
成績優秀者に
様々な賞品が渡され、

その後こんなところでは
とてもじゃないが書けないような
イベントを経て解散

というのが
毎年の流れ

今のご時世ではこんな行事
絶対にあり得ないが
当たり前のように
こんなことが
行われていた時期があったのだ。


決してイレギュラーごとは起こらない。


毎年毎年同じ流れ

その一糸乱れぬプログラムの1つ1つに
幼少期の僕は毎年のように辟易し、
会の中盤には
すっかり飽きてしまい
そこまで大きくもないホテルの敷地内を使って
かくれんぼや鬼ごっこを始める
というのが
一種のルーティーンになっていた。


家族経営の会社のため
その新年会には
従兄弟たちも参加している。

何年も遊ぶことには飽きず、
楽しんではいたが

とうとうそれにも飽きてしまった。

理由としては
敷地も狭いし、
逃げるパターンが少なく
その新年会に参加している
僕の従兄弟達が皆年下なため
僕が圧勝してしまう事などが
挙げられる。


どうやって暇つぶしをしよう


そんな時期に
僕がハマっていたのが
「クイズ」だ。


「クイズ」と一口に言っても
様々な種類があるが
これはすごい発明だと思う。


人間誰しも
人生の中のどこかの年齢で
クイズにハマる時期があると言っても
過言ではないのだ。


そんなクイズの虜になっていたその頃の僕は
新年会の3日ほど前、
父に相談をした。

「あのさ、新年会でクイズしたいねんけど」


今考えれば
いくらクイズにハマっているとは言え、
なぜここまで会社の新年会で
クイズをしたかったのかはわからない。


周りは100人近くの大人である。


そんな場所でクイズなどやったところで
盛り上がるわけがない。


興醒めもいいところである。


しかし、その当時の僕は
そこらへんの感覚が
まだ養われていなかったのだろう。


そんな僕に父は言った。

「おう、やったらええがな」


「いいの?」

「ええよ。
クイズなんかいくらでもやったらええがな」


なぜこの時止めてくれなかったのだろうか


今でもこれだけはわからない


そしてそこから約2日間
新年会で出すための問題を
練った。


そして新年会前日


その日、僕は父方の祖父母の
家に泊まっていた。


その当時、
確か父の会社の会長か何かの
ポジションに就いていた祖父と
寝室でゴロゴロしている時に
ふと次の日の話になった。


「明日さ、クイズしようと思ってるねんけど」


「クイズ?なんやそれ」


「あれ?聞いてないん?
新年会でクイズしようと思ってるんやけど」


そして詳細を説明した後の
祖父のあの凄まじい怒りを
僕は忘れることはないだろう。


「お前らは一体会社の行事を
なんやと思ってるんや?」


そもそも孫をそんなに
怒ることなどあり得るのかと
疑ってしまうほど
怒られた。


祖父からすれば
息子への怒りと
孫への怒りを
抑え切ることができなかったのだろう。


えぇ〜…


初孫やのに

これが最も記憶に残っている
新年会の思い出だ。


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