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70点のテスト、グラスの水、イチローの打率【人生の満足度を測る心理テスト】

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 突然ですが、あなたの子どもが70点という点数を取ってきたらどう思いますか?

 70点も取れてえらい? それとも70点なんて全然ダメ? いいような悪いような、判断に困る微妙な点数です。

 これは「目の前のものごとを前向きにとらえるか、後ろ向きにとらえるか」の性格チェックとしてよく使われる話です。

 似たものに、グラスに半分入った水を「まだ半分ある」と思うか、「もう半分なくなっちゃった」と思うか、というのもあります。

 どんな優等生でもいつも満点がとれるわけではありません。勉強ならまだしも人生という科目であればなおさらです。

 さらにはこれが自分のことではなく、相手(部下、同僚、上司、子ども、親)の行動だと、さらにイライラががつのったり。「なんで70点なの?」と叱咤したくなるときのほうが、多いのではないでしょうか?

 また70点は「あと30点も伸びる余地がある」と考えることも可能です。相手の足りないところを「弱点」と思うか「伸びしろ」と思うかで、指導の姿勢も変わってくるのです。

 完璧を目指しつつも、現状をきちんと認める。今の状況をきちんとほめつつも、さらに伸ばす方法を考える。そんな気持ちの持ち方が理想でしょう。

 ちなみに「イチローですら打率は3割ちょっと。3回に一回しかヒットを打てないんだから、ダメ元で気楽に行こう」という話もありますが、個人的にはこれは少し飛躍があるというか、モヤモヤとしたものが残ります(笑)。

 完璧主義の努力家タイプは、人にもつい成果を求めがち。そんなときには、70点のテスト、グラスの水、イチローの打率、どれでもいいので自分にとってしっくりと来るものを思い出して冷静さを保つようにしましょう!


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