5歳息子との奇想天外しりとり
先日、娘(小3)と息子(5歳)と一緒に、奈良のお友達の家まで車で遊びに行った。
その行きの車中のこと。
「〇〇〇(息子)、しりとりしよか~!」
娘が寝ているようだったので(娘は車に酔うことがあるので、長めのドライブ時はすぐ寝る)、息子に呼びかけてみた。
「良いよ~!じゃあ、しりとり!お母さん、り~!」
息子が早速しりとりを始める。
車でちょっと暇かな~という時に、しりとりをするのが我が家の慣習なのだ。
「り~?り・す!」「すいか~!」「からす」「すずめ~!」
なんて具合に快調に進むしりとり。
……「か・さ~!」
「さ? ささやかな」
お~“ささやかな”。小さくて取るに足らないさま、ね。
最早名詞ではないけど、OKOK。知っている言葉が増えたよなぁ。
進むにつれて雑になってきて、“ん”を最後にすることが数回出てくる息子。
「それ、最後“ん”ついてるやん」
「!?あ~~!!!」
その都度良いリアクションをするので笑える。
……「たまご」「ご~?え~“ぎ”でも良い?」
まさかの違う文字指定。
「え~?まぁええけど……」
「じゃあ、ギーツ!!!!」
「それギーツ!て言いたいだけやん(笑)」
後ろでふふん、みたいな顔をして笑ってる。
仮面ライダーギーツ好きな息子。ドンブラザーズも仮面ライダーも好きらしい。
「じゃあ~つみき!」
「ん~~“た”でも良い?」
「なんやねん。最早、しりとりちゃうやん。別に良いけど……」
「タイクーン!」
「なんやねん。誰やねん、それ」
「ギーツの仲間でした~!」
「知らん!!!(笑)そして、“ん”で終わってるやん!」
その後も、“め”で「め~め~!」とヤギの鳴きまねをしたり、“ど”で「どんぶらこ~どんぶらこ~!」と今度はドンブラザーズのくだりを入れてきたりとやりたい放題になってきた。
寝ていたと思った娘も、起きて笑っている。
「も~めちゃくちゃになってきてるやん」
子どもとのしりとり、意外と盛り上がる。
……「あ、あ・さ・が・お~!」
「お~……。
おなら、ため込んでた!」
後ろから叫ぶ息子。
「知らんがな!もう、なんやねんそれ~(笑)勝手にしてくれ!」
お後はよろしくないが、これにて車内しりとりは終了した。
ため込んでたおならを息子が放出したかどうかは謎。
暇やな~という時に車内でやる親子しりとりは、子どもの語彙力、そして言葉の反射神経を知ることができて楽しい。
5歳児は狙って笑わせようとしてくる部分だけでなく、まだまだ天然要素もあり、そのおもしろ可愛さを堪能できるのでオススメ。
“奇想天外しりとり”。これからも積極的にやっていきたいと思っている。
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