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【読書録】#1 人間は嘘をつくけど、死体は嘘をつかない

「ヒポクラテスの誓い」中山七里著(祥伝社文庫)を読んだ感想

あらすじ

浦和医大・法医学教室に「試用期間」として入った研修医の栂野真琴。彼女を出迎えたのは偏屈者の法医学の権威、光崎藤次郎教授と死体好きの外国人准教授・キャシーだった。凍死や事故死など、一見、事件性のない遺体を強引に解剖する光崎。「既往症のある遺体が出たら教えろ」と実は刑事に指示していたがその真意とさ?死者の声なき声を聞く、迫真の法医学ミステリー!

ヒポクラテスの誓い/中山七里著より

主人公のキャラクター

主人公は研修医の栂野真琴。
最初は医者になるために仕方なく光崎の元に来たのもあって、全然乗り気じゃないしひよ子感満載。。
だけど、松崎の解剖に立ち会うたびに、段々と、人間らしくなっていって、一生懸命で、好きなキャラに成長していった。
純粋さがあって頑張り屋さんなところが良い!

5つの解剖

この本は、短編が繋がっていて最後に真相が明かされるって感じだから、だらだらしてなくてめちゃくちゃ読みやすい。
5つ目の解剖は主人公大活躍だし、そんな真実が隠されててそういう繋がりがあったのか!っていう驚きがあって、面白かった。

こういう人にオススメ

死体が好きな人(いない)
研修医
ミステリー好き
中山七里さんの著書を読んだことある人
個性的なキャラクターが好きな人
長編苦手な人
どんでん返しが好きな人

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