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1993年、夫婦2人暮らし、 考えていることをたまに書きます。

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    考えていることを、つれづれと書いた日記です。

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食べ物と思い出

大学生の頃、サークルの飲み会で話した何でもない会話の中で、ときどき思い出す会話がある。 二十歳になったばかりだったので、まだお酒の美味しさがわからなかった友達が、大学院生の先輩に「ビールまずくないですか?」と聞いたのだ。その先輩曰く、「ビールは苦くてまずい。もちろん、本当に美味しいものもあるよ?だけど、ビールを飲む楽しい時間が積み重なることで、ビールを飲むときは楽しいって思い込んで、より美味しい飲み物になる不思議な飲み物なのよ。」らしい。 食べ物を美味しいと思うには、本能

    • 深く、しっかり息をして | 読書記録

      川上未映子さんのエッセイ集 心に残った言葉たちの記録。 *** *** Hanako連載エッセイ「りぼんにお願い」の単行本化されたもので、川上美映子さんの12年間の軌跡。 川上未映子さんの文は、ひらがなと文のリズム感みたいなものが心地よくて読みやすく、読むと心がかろやかになる。 ぜひ、読んでみてね 🫧

      • 12/7 女友達

        大人になると、仕事や家庭の事情もあり 友達とは頻繁には会えなくなって 定期的に会う友達でもワンシーズンに1回。 もしくはお盆とお正月に家族みたいな感じで集まったりしている。 わたしが幸せだと感じることランキングのトップ5内には、 「気のおけない女友達とあそぶ」がランクインしている。 年齢を重ねるごとに 友達と会えることが、うれしいしたのしい。

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        • 12/6 打席に立つこと

          何年か前に購入した 糸井重里さんの「抱きしめられたい。」と言う本。 読むたびに、目にとまる言葉が違うのだけど、 先週ぱらぱらと読んだときから心に残っている言葉。 人に挨拶するとき たわいのない会話をするとき コーヒーをドリップするとき メールの返事を書くとき エクセルデータをまとめるとき noteを書くとき なんてことのない日常の出来事も 「アウトプット」であり「打席」であること どんな小さな仕事にも 見ている人、受け取り手がいて、 ひとつひとつが何かとつながっている

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          4本

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          12/4 出会うこと

          「ああ、この人のつくるものに出会えて本当によかった」と、思うことがある。 映画を見たり、音楽を聞いたり、本を読んだりするとき、ふとそんな気持ちになることがあるのだ。 この人のつくったものに出会う人生と、出会わない人生。「絶対、出会う人生がいい」と確信のような感覚が生まれる。その感情を言葉にするなら「ときめき」のような、「恋に落ちる」ような。理屈はあとからついてくるけれど、触れた瞬間から、わかってしまう。 その気持ちをよくよく見てみると、どこか「救われる」ような気持ちと、

          12/4 出会うこと

          12/2 書く習慣と、あこがれの人について

          淡々と文章を書く習慣をつけていきたいな、と思っている。 まず、自分がどのような文章を書くのか知らなければならない。そのためにはまず書かないといけないんだな。

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          12/2 書く習慣と、あこがれの人について

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          ひと段落つく時間のこと

          月末、の雰囲気が好きだ。 なんなら年末も好き。 月初も好きだし、年始も好き。 始業式も卒業式も好き。 開会式と閉会式は、 暑い中、屋外に立たされた記憶があるからちょっと苦手。 何かにひと段落つけるとき、 その気持ちの変化や、 それまでの成果を振り返るとき、 ちょっとした達成感と また新しく前を向くための 心を整える時間が好き。 少しでもそんな余白の時間を感じられると、 人に優しくできる気がする。 ついつい、おざなりにしてしまう 「ひと段落の時間」 歩いてきた道を振り

          ひと段落つく時間のこと

          「素敵な大人」について

          いつの間にか「大人」と呼ばれる年齢になった。 10代の頃に思い描いていた「大人」と、 現在、感じる「大人」は 遠くから見る山と、 雑木林を歩いている山の中くらい違って感じる。 ただ解像度が上がったのか、 「大人」なんていない、 「色んな人」がいるだけ、 と当たり前のことだけど、 心から思うようになった。 30年そこら生きてみて、 「大人」になるということは、 社会の全体をある程度把握して その中で自分はどんな生き方をしたいか 「自分で決めて選択している人」 ではないかな、

          「素敵な大人」について

          今年の11月で30歳だ。最近はというと、東京タワーに登り、寝巻きをTシャツからパジャマに変えた。パジャマの幸福感🫧

          今年の11月で30歳だ。最近はというと、東京タワーに登り、寝巻きをTシャツからパジャマに変えた。パジャマの幸福感🫧

          【最近見た映画】 PLAN 75

          土曜日の夜に、夫と2人で映画を見ようとTUTAYAのDVDレンタルコーナーをうろうろ歩いていた。amazon prime videoやNetflixの会員ではあるけれど、30代前後のわたしたちには、DVDのレンタルコーナーを歩きまわってワクワクする好奇心が子どもごころにまだ残っている。 最新作の視聴者レビューが添えられたコーナーに「PLAN75」という映画があった。75歳以上が自らの生死を選択できる<プラン75>という架空の制度が施行された日本を描いた映画だった。ただの好奇

          【最近見た映画】 PLAN 75

          生活リズムと一人旅

          6月に会社を辞めて、11月も中旬となり4ヶ月とちょっと経った。 朝早く起きることができた日には、夫さんと自分のためにお弁当を作ったり、ゆったりとした朝食の時間をとり、軽く運動して(ヨガやウォーキング)、掃除、洗濯をざざっと終わらせて、am10時。そこから仕事をしたり、自分の時間を過ごす、なんとなくのリズムが整ってきた。 生まれてから物心つく頃には、学校や会社に所属していたので、自分のリズムというものを意識することがなかった。朝起きて、陽のひかりにあたりながら少し体を動かすこ

          生活リズムと一人旅

          10こ上の先輩

          定期的に会う、同業の先輩が2人いる。 ひとりは私の会社の先輩で、もうひとりは外注先の先輩。2人とも今ではフリーランスとして働いており、たまに一緒に仕事をするような関係。私からちょうど10歳年上くらいで、仕事や結婚、友人関係など色んな相談ができる頼りになる存在。 数ヶ月に1回くらいのペースで一緒にハイキングに行ったり、展示を見に行ったり、ちょっとお出かけすることが多いのだけど、今回は半年ぶりくらいで3人でランチに行った。 前の職場の近くにある美味しい和食屋さんの定食を食べ

          10こ上の先輩

          朝のさんぽ

          もうすぐ梅雨がやってくる。 来週の天気予報を見ると、一週間まるっと雨。 私は雨も好きなので単純に嬉しい。不謹慎であることは重々承知だけど、特に土砂降りの雨が好きだ。空が灰色になって、窓から見る世界が雨によって霞む。それを安全な場所から眺めるのが好きだ。なんなら台風も好きだ。強い風に当たると心が弾むし、強烈な自然に畏怖の念を抱く。(これらは大きな自然災害や事故に遭遇した事がない幸せ者のたわ言なのでご容赦下さい。。) * 梅雨を目前に控えた、とある休日のこと。 目覚めて窓の

          朝のさんぽ

          夜の河辺

          京都に来るのは3度目のことだった。 1度目は中学生の頃の修学旅行。2度目は大学の卒業旅行。 2回とも自分で行きたい場所に行ったというよりも、案内されて着いて行ったという感じだったので、淡くぼんやりとした記憶しか残っていない。 3度目は、2泊3日の夫と2人旅。 5月のやや強めの日差しの中をひたすら歩きまわったので、私はくたびれてしまい、2日目の午後は一度ホテルにもどって休むことにした。 京都に住んでいた友人に「京都は暑い時はとても暑いから、たくさんカフェに入った方が良い

          夜の河辺

          正月休みのこと、素敵な宿とこれからの私たち

          今年のお正月休みは、いつもより2,3日ほど長いことに気づき、夫と2人,一泊二日の宿泊を、旅行日の前日にバタバタと予約した。 何ヶ月も前から予約するような、楽しみを先にとっておく、そんな計画的な旅行も好きだけれど、"たった今ちょっと遠くに行きたい"と言う、心の欲求のままに行動できる喜びが胸を高鳴らせた。 それにはショートケーキのイチゴから食べてしまうような、ちょっとした背徳感も感じたけど、それらも含めて、冒険のようでわくわくした。 そんな今年の正月休みについての小旅行の記

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          my 100 Basics (2022)

          いよいよ今日は大晦日。 今年もあと数時間。 年末は、普段会えない特別な友達と楽しく過ごす時間がとれたり、 年始は、家族と美味しいご馳走とゆっくり過ごす予定で楽しみ。 そんな年越しのちょっと前に、自分と向き合う時間がとれたので 私の2022年、"100の基本"をnoteにまとめておこうと思う。 メモ程度なので、ご容赦を。 【10】基本1 ・自分の"基本"を頭の片隅においておく。 ・目的を見失わない。 ・夢中になる。 ・自分のしたいことに"時間"を使う。 ・足るを知る。 ・媚

          my 100 Basics (2022)