ずっと欲しくてようやく最近購入した「エイリアン」(墨出し器)です。 確かに便利ですが、「いいの」はこれではなく、、、。 こんにちは。月日が経つのはほんとに早いですね。 朝起きて(時に昼)顔洗ってご飯食べて支度して出勤してご飯食べて帰ってお風呂に入って寝る。朝とび起きて(時に昼過ぎ)顔洗って…… と、一日があっという間なんだから、ひと月ふた月なんてあっという間です。 気が付けば、雲渓展も折り返しを過ぎてしまいました。展示替えも、次の企画もそろそろ準備しなければ…と焦ってい
みなさま、こんにちは。残暑お見舞い申し上げます。 とにかく暑い。ですね。 割と暑さには強いわたしも (××;)バテバテです。 そんな暑い日々が続く中、五百亀記念館では、とても厚い、熱い、展覧会「山本雲渓100幅超え展」を開催しています。 この展覧会、手短にどのような内容なのかということを申し上げますと、 江戸時代後期、今治を中心に活躍した、医師であり絵師でもあった山本雲渓の人生を振り返りながら、一つの主義主張に染まらない雲渓の幅広い魅力を味わっていただこう!という展覧会
前回の安藤展撤収から目まぐるしく開催にこじつけた「喜如嘉の芭蕉布物語」展。この間、開展したと思ったらもう残すところわずか…。 あっという間だー! ということで、みなさんこんにちは。そろそろ更新しなければと思いながら、いつもnoteは後回し。 そんな私に、つい先日、更新しなければ!という気持ちになった出来事がありました。それは後ほどお伝えすることにして、、、。 ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、本展は、昨年度、大阪日本民芸館さんで開催された展覧会の巡回展です。
タイトルの通り、何にも力の入らない今日この頃です。 と、noteを更新しない言い訳を呟いたところで、みなさん、こんにちは。 私にとって一番苦手な季節の到来とともに、つい気分までネガティブになってしまいます。でも確かに、燃え尽きた感はあるのです。 というのも、とにかく走りに走った一年間、なんとか五百亀記念館開館10周年の事業をやり切った。というような感じなのです。 正直、辛かったし、苦しかった。なにせ、時間がなさ過ぎる。 焦りと重圧の日々。 でも、その苦しみを乗り越えやり遂
ぼやぼやしていたら、展覧会が折り返し点をとっくに過ぎていました。 そろそろnoteを更新しないと展覧会が終わってしまう。 これはいかん。 ということで、みなさん、こんにちは。 もう既に御覧いただいた方もいらっしゃると思いますが、 「秋川雅史 彫刻展~彫り奉らん~」は、おかげさまで大変好評をいただいております。 今回、秋川さんが十数年にわたって制作してこられた木彫作品を中心とした展覧会ではあるのですが、それだけではありません。 秋川作品の多くを占める仏像を通して、日本の彫刻史
答え:鹿です。 大変ご無沙汰しております。 「忙しい」は理由になりませんが、仕事が立て込み、なかなかゆっくりとnoteに向き合う気持ちになれませんでした。 さて、これは、弥生時代の絵画土器。現在開催中の、といっても来月10日で会期終了となってしまうのですが、「まるっと日本画展」において展示させていただいています。 日本画展なのになぜ?と思われるかもしれませんが、私の中では欠かせない作品でした。 ことの始まりを話すととっても長くなりますが、どうぞお付き合いください。
全国の花粉症の皆様。お見舞い申し上げます。 実は私もその一人。 かゆみが目と鼻と耳と、順番に休むことなく襲ってきます。 あぁ、、辛い…。 さてさて、3月26日をもって、「愛媛県指定無形文化財保持者認定記念 彫金師・玉岡俊行展」が閉幕致しました。 会期中、市内外からたくさんの方々にご来館いただきましたこと、心より感謝申し上げます。 愛媛の刀剣文化を支えながら、彫金師として技を磨く玉岡先生と、玉岡先生の一番弟子である山下秀文さんの作品を通して、「技をつなぐ」をテーマとした展覧
こんにちは。 新年を迎え、正月気分を一新せざるを得ない日々を過ごしておりました。 「彫金師・玉岡俊行展~鏨技~」の開催が間近に迫っていたからです。 何かとバタバタしていて、準備が進まず、、、。 楽しみにしていた講座も、刀剣の会も諦め、 開展までの一週間で、どこまで進められるか…。 毎回のことながら、自分との闘いでした。 泣き言をいいながらも、気持ちを穏やかに保てたのは、作品が放つ魅力によるものなのでしょう。 そして、展示が段々仕上がってくるとやっぱり嬉しい。 このわくわく
季節はもう冬ですね。 寒いのが苦手なわたし、朝晩ガクブル震えております。 さて、既に折り返しの時期ではあるのですが、只今「上松真弥 彫刻展~夢、膨らんで~」開催中です。 真弥さんとの出会いは、2017年の春、上野の東京都美術館で開催された「第47回日彫展」の会場でした。(前々回のnoteをご覧ください。) 全国規模となると、こんなにも彫刻作品が集まるものなのか…と、感嘆、、しているところに、目に飛び込んできたのが彼女の作品でした。 浮いている…? 浮いとるやん!
こんにちは。 時が経つのは本当に早いですね。 4ヶ月が「あっ」という間もなく過ぎ去ってしまいました。 「伊藤五百亀没後30年記念特別展 彫刻のいろは展」無事、閉幕です。 御協力いただいた方々、ご来館いただいた方々に心より御礼申し上げます。 ありがとうございました。 通称「いろは展」は、伊藤五百亀の少年時代の作品から、いわゆる絶作となった作品までを網羅した初の展覧会で、作品ごとにテーマを設け、五百亀の彫刻の軌跡を紹介するというもの。 その展示作品の一つ、《藤田龍氏胸像》
わたしの来週は一体いつなんでしょう。 さて、こんにちは!毎日むしむし暑くてたまりませんね。 ですが、今日の藤原、少しテンション高めです。 なぜなら、 相棒がたまたま私用で伊曽乃神社さんに立ち寄ったところ… え! 二人してびっくり。 ここ、本殿前ですよね。 宮司さん!いいんですか! ありがとうございます!!!!!!! 伊曽乃神社さんとのつながりは、令和2年の五百亀記念館企画展、伊曽乃神社さんの奉納刀と伊藤五百亀の狛犬にスポットを当てた「新収蔵品展」に始まり、続い
「ダンディー」とは池川直先生のためにある言葉ではないのか…。 渋すぎます。 さて、皆さん、こんにちは。 わたしの拙いnoteを「楽しみに読んでるよ」とのお声をいただき、驚きつつも、とても嬉しく思います。ありがとうございます。 さてさて、既にご承知おきいただいていると思いますが、 只今、五百亀記念館では「没後30年記念 伊藤五百亀 彫刻のいろは展」を開催中です。お陰様で、棟方志功展同様、大好評…をいた、いただいております…。 その記念イベントとして、本日、(といっても2
こんにちは。 インスタはこまめにアップされているのに、わたしといえば、noteをさぼりがち…。 文章を書くのがとにかく苦手なので、、つい。 さてさて、棟方展の撤収・返却が終わり、只今、次回展覧会開催に向けて暴走中です。 令和4年は、ちょうど伊藤五百亀没後30年の節目の年にあたります。その記念展を開催すべく、企画の段階であれこれ妄想を膨らませた結果、大掛かりな借用を伴う展覧会となりました。 その一つが、平成30年に開催した「伊藤五百亀生誕百周年記念展」で計画するも、そ
2月某日。 あるご夫婦がご来館。 特別展示室で「棟方志功展」をご覧いただいた後、常設展示室へ入って行かれました。 おもむろに椅子に座り、景色を眺めておられる。 その姿を背中越しに見ていた私。 「絵になるなぁ…」と、とっさにカメラを携え撮影交渉。 快く承諾していただきました。 桜の季節になると一段と綺麗です。 机が展示台にならないうちにご利用ください。 ではまた。
遅ればせながら、本年もどうぞよろしくお願い致します。 さて、年度末から取り掛かっていた「棟方志功展~西条市との出会い~」が始まりました。 講座資料の作成、前展覧会の撤収、返却、借用などを行いながらの準備でしたので、とにかく時間との闘いでした。一切の私用を省き、刀も彫刻も伊藤五百亀も全て捨て去って取り組みました。 作品が揃わず悪戦苦闘する中、地元のご所蔵様の温かいご支援、御協力をいただいたことが何よりの活力となって、「その方々の思いに応えたい!」、その気持ちが私の学芸員魂
毎日、いいお天気が続いていますね。 さて、なにかと多忙で、Note更新が気になりつつも放置していました。 臨時休館が明け、9月14日から「えひめの美・伊藤五百亀と郷土ゆかりの作家展」を開催しています。 展覧会を企画する際、まず最初に取り掛かるのが、わたしの場合、企画書ではなくポスターの作成です。今回、この《緑蔭》の撮影に随分苦労しました。《緑蔭》の持つ迫力を伝えたくて、とにかくこの角度にこだわって、100枚近く撮影するという力の入れよう。 小品ですが、伊藤五百亀の代表