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春は花粉。

全国の花粉症の皆様。お見舞い申し上げます。
実は私もその一人。
かゆみが目と鼻と耳と、順番に休むことなく襲ってきます。
あぁ、、辛い…。

さてさて、3月26日をもって、「愛媛県指定無形文化財保持者認定記念 彫金師・玉岡俊行展」が閉幕致しました。
会期中、市内外からたくさんの方々にご来館いただきましたこと、心より感謝申し上げます。

愛媛の刀剣文化を支えながら、彫金師として技を磨く玉岡先生と、玉岡先生の一番弟子である山下秀文さんの作品を通して、「技をつなぐ」をテーマとした展覧会でした。


武鑑透象嵌鐔 銘 俊行


武鑑透象嵌鐔 銘 秀文


左:足の長い山下さん 右:足の長さはともかく、貫禄のある玉岡先生

中でも、20年に一度の伊勢の式年遷宮において伊曽乃神社さんに下附された御装束神宝を初公開できたことは、光栄としかいいようがありません。

撮影:五百亀記念館


最後に、伊藤五百亀の「和」という書と聖徳太子のレリーフ(雌型)を紹介し、「伝統」は人と人との「和」が繋いできたもの。そして、その「和」という言葉を重んじた最古の人物が聖徳太子だったのではないかと、展覧会を締めくくっています。

撮影:五百亀記念館

最終日となった昨日は、玉岡先生をはじめ、友人、知人が集い、閉幕の寂しさを紛らわせてくださいました。

玉岡先生の「展覧会、開催して良かったのぅ」の一言で、

展示準備の苦しさなんて吹っ飛びました。

嬉しかった。

そして、何より私自身、楽しかった。

こちらこそ

このような機会をいただき、ありがとうございました。

・・・・・・。(感傷ひたり中)

いつものことながら、終わりは始まり。

ささ、撤収、撤収。

ではまた。




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