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9月の読んだ本たち

最近内定式とか授業とか色々忙しくしててnoteサボってました。
今回は9月の読んだ本の感想を書きます。

先月は小説11冊と詩集1冊と漫画1冊です。
すごく偏っててこれからは注意したいのですが、殆どの作品が20世紀のものでした。
たぶん初めてイタリア文学を読みました。『猫とともに去りぬ』です。本当に面白かったです。

ここ最近、長かったり短かったりしたけど一冊読み終えるごとに感想をnoteで投稿してましたが、コンラッドの『闇の奥』からストップしてて、こりゃもうダメだって感じです。
闇の奥は思うことが多過ぎて、それでもなお不十分な気がして、感想をまとめられませんでした。1週間以上下書きで眠ってます笑
さすがに、イングリッシュモダン小説ベスト百の67番目に選ばれてる本なだけあってすごく深遠だなって思ってます。

アジェンデの日本人の恋人の原典(スペイン語版)も読んでみました。
洋書の多読のコツは、分からない単語があってもいちいち調べずに読み続けることって大学図書館の洋書コーナーに書いてありました。
正直、いちいち調べてたら何日もかかります。そのくらい私にとって日本語以外は無理です(日本語でも無理な本あるかも…)。
一日に2つ以上のセクションを読むって決めてぱらぱら見てました。内容は翻訳されたもの読んだことがあったのでざっくり知ってましたから洋書読むのも苦痛じゃなかったです。

Instagramで読書のこと投稿してて、9月の中では肉体の悪魔が一番気に入った旨のストーリー投稿をしましたが、本当は武者小路実篤の『愛と死』も、ツルゲーネフの『初恋』も、ヘッセの『車輪の下』も、『堤中納言物語』も、コンラッドの『闇の奥』も、ロマン・ロランの『ベートーヴェンの生涯』も全部気に入ってます。
気に入らなかった小説をあげる方が楽なくらい、いい本ばかりと出会えました。

『愛と死』は悲しすぎて泣いちゃったし、『初恋』は哀しい青春って感じで切なくなったし、『車輪の下』は自分のために書かれた小説かと思ってしまうくらい感情的に読めたし、
『堤中納言物語』は笑えるし綺麗だし和歌の素晴らしさ感じれました。
ロマン・ロランの『ベートーヴェンの生涯』には救われ、励まされました。ロランにとってベートーヴェンがそうだったように、私にとっても支えとなる何かを見つけられたら良いなって思います。

9月は暇だったわりに、病んだり引きこもったりしてて何もできない日々が続いてて、読書もできない日がたくさんありました。10月は学校もあるしバイトもしたいし9月より忙しいと思うけどたくさん小説に限らずいろんな本を読めたらって思ってます。

10月は何を読もうかなってわくわくしてます。
今はアントワーヌ・フランソワ・プレヴォ(アヴェ・プレヴォ)の『マノン・レスコー』を読んでます。まだ序盤ですが面白すぎて早く読み終わりたいです!

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