見出し画像

未来を考えるには今を正確に捉えることが大切。#007

未来を予測することは、数多くの変数と不確定要素によって困難な作業です。

人類は常に未来に思いを馳せ、何が起こるかを知りたがりますが、未来は常に流動的で予測不可能な要素が多いです。

しかし、未来を見る上で最も重要なことは、現在を直視し、確定している事実に基づいて考えることです。

とは言うものの、自分だけの視野では限界があるため、多方面で活躍されている方の話を伺い、今起きていることについて視野を広げて理解していくスタンスが大切になります。

エキスパートから貪欲に学び視野を広げる

SNSや多様なサービスを活用することで、見識のある方の視点、知識が民主化されており、容易に伺うことができるようになっています。

例えば堀江貴文さん、藤野英人さん、木下斉さんなど、現在を見る豊かな視点を持って行動されているエキスパートから学ぶことができる環境が整っています。

こうした方々の持っている情報や洞察力を学ばせていただくことは、今を深く理解し、その中に潜む未来の種を見出すことにつながります。

Voicy、雑談アプリ、NewsPicks、PIVOT、YouTube、ひふみのセミナーなどを通して、知見を学べる環境が整っています。

たとえば、先日配信されていた、堀江さんと細野豪志さんとの雑談生配信では、

日本における勝ち筋となり得る技術が未来にどのような影響を与えるかが語られており、大変勉強になりました。

日本の科学技術、特に光格子時計のような革新的な技術は、未来の産業に大きな影響を与える可能性を持っていることを始めて知ることができました。

光格子時計の技術は、宇宙開発時代のコア技術であり、日本がリードしている分野です。この研究により、地球をスキャニングして地震を予測することができるようになるかもしれないなど、多くの分野において革新的な価値を生み出す可能性があります。

これらの技術の基礎研究から応用に至るまでの道のりを理解することは、未来を見るために不可欠です。

技術理解により未来が部分的に見えてくる

革新的な研究についての理解をすることで、その技術が応用される未来については具体的に描くことができるようになります。ある意味では部分的に未来が確定して描けるのが、技術革新のいまから見えてきます。

例えば、青色発光ダイオードの発明やその後の応用は、過去の出来事ですが、その時点で未来の電球市場がどう変わるかは予測可能でした。そして予想された通り、いつの間にか社会のいたるところにLED照明が実装される未来(いま)が実現しています。

このように、現在起こっていることを理解することで、5年後、10年後の未来がどうなるかを一部分については予測することができます。

今後も、リニア新幹線の技術など、超伝導技術の応用に関する分野について、エネルギー源や核融合技術などの分野にも影響を与えるという文脈で理解していくことで理解が深まります。これらの技術の継承と発展は、日本が世界に対して競争力を持つためにも不可欠です。

このように、現在起こっていることを深く理解し、それを貪欲に追求することで、未来に向けての視座を高めることができます。

情報が民主化されている現代では、お金をかけずに、多様な手段を駆使して、日々学び、未来は不確定ですが、現在を理解することで、その輪郭を少しずつ描き出すことができるのです。

企業と経営分析の視点だけでなく、人類の未来をつくる技術を正確に理解していくことが、投資家の思考としてとても大切になると思います。

しっかり技術革新について学んでいきたいと思います。

この記事が参加している募集

お金について考える

よろしければサポートお願いします! いただいたサポートは双子育児と、クリエイターとしての活動費に使わせていただきます!