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2024年7月12日 速報、米国株式市場の動向解説

■記事を読む時間の無い方向けサマリー(要約)

端的にまとめると以下の通りです。
下記の内容を詳しく知りたい方はこのまま記事を読んでみて下さいっ!

①暴落サイン:未点灯。

②購入可否:追加購入は待ちで。短期ポジションは余裕を持てるぐらいに減らすことを推奨。

③株価トレンド:明確な上昇トレンド継続中。(*注意有り)

④その他(1):市場の異変について

日本株同様、米国株でもこれまで買われていたリーダー銘柄が売られ、小型株やバリュー株に資金がシフトした一日でした。
とりあえずマイルールに従って短期ポジションの3分の1は利確撤退しました。ただ、責任は持てませんが正直今はまだ強気で良いと思っています
理由は本編にて。

④その他(2):CPI結果について

米国CPI結果が7/11の21:30に発表され、インフレ低下を示唆するものであったため株には好材料となる内容だったが、市場が開いた直後からこれまで買われてきた銘柄を中心に一気に下落。代わりにこれまでパッとしていなかった株やバリュー銘柄が選好される形となりました。

ここから分かるのは、これまでインフレ低下を意識して上昇してきた分、材料出尽くし感で利確売りが入ったセクターローテーションで資金が流れた、などが推測されます。

④その他(2):PCE結果について(速報)

米国PCE結果が7/12の21:30に発表され、インフレ低下を示唆するものでした。こちらもCPI結果同様、株価にはポジティブな結果となっています。
それを受けて市場がどう反応するのかはこれから分かります。(笑)


では本編に入りたいと思います。

■S&P500指数チャート分析

SP500/日足

こちらは7/12時点のSP500の日足チャートになります。
SP500についてはさほどボラティリティもないので、包み線が発生した以外は特に異変はありません。これぐらいなら大陰線とも言えないですね。

・MACD
0ラインより上でGC継続中。
5/2に0ライン下からの突き上げGCが発生してからは一貫して上昇傾向が継続しています。
0ラインを割ってデッドクロスするようなことがあれば一旦のポジション縮小が必要ですので、その場合はまたアナウンスいたします

*記事で使用している用語がわからない方は記事の一番下に用語をまとめている記事のリンクを貼っていますので、是非一度ご確認ください。

■NASDAQ100指数のチャート分析

NASDAQ100/日足

こちらは7/12時点のナスダック100指数の日足チャートです。
超長期トレンドライン通過後に反落しています。昨夜売られたテック株が多い指数なので下げも大きくなっています

・MACD

0ラインより上でデッドクロス発生しそうな状況。
5/3に0ライン下からの突き上げGCが発生してからは一貫して上昇傾向が継続しています。
0ラインを割ってデッドクロスするようなことがあれば一旦のポジション縮小が必要ですので、その場合はまたアナウンスいたします

■SOX指数のチャート分析

SOX/日足

7/12時点のSOX指数の日足チャートです。一気に急落しました。
SOXは下げるときは10%急に下がるのであまり珍しいことではありませんが、一日でドンときたので中々厳しい一日でした。

・MACD

0ラインより上でデッドクロス発生しそうな状況。

SOX指数/4H足

現在フィボナッチ61.8%にて踏ん張っています。ここは反発ラインになりやすいので、本日ここを死守できるかも大事ですね。

SOX指数は下落するときは10%以上下げるのが普通なので、トレンド転換を見極める必要がある玄人向け指数です。SOXL(SOX指数の3倍ブル)は30%の下落が月に1回の頻度できていますので、投資される場合はご注意ください。

・総評

いつもと異なりいきなり総評にいきます。すみません、今日は記事を書く予定はなく時間がないためです。

昨夜の急落には驚きましたが、以下の理由からまだ強気でいます。

①経済指標、ファンダメンタル的にテックや半導体系などの高PER株に特段悪い状況になった訳ではない。

②市場全体から資金が抜けているならこのまま暴落もありえるが、小型株やバリュー系に資金が還流していること。

そして、小型株やバリュー系が市場を継続的に先導していく可能性は限りなく低く、であればこの資金の流出は一時的なもので近いうちにまた大型テック系に資金が戻ると想定できること。

③ここまでの強力な上昇圧力を考えると、これぐらいの下落はあってもおかしいことではなく、ここで天井を打つとは考えづらいこと。

【注意】

・同じぐらいの下落がもう一発来たら一旦残りの短期ポジションは全撤退して市場が回復するまで待ちます
・急落ではなくとも数日かけてダラダラ下げていくような場合にも一旦残りの短期ポジションは全撤退します。

どうなるにせよ、NISAなどで運用している長期目的の指数投資は全くもって売却する必要はありませんのでその点はご注意くださいね。

このまま下落トレンド(調整)に入ってしまったら残念ですが、毎年のアノマリーや大統領選挙年のアノマリーでは年末は爆上げが想定されます。その大波には一緒に絶対に乗っていきましょうね

今回の記事は以上となります。
最後までお読みくださりありがとうございました。

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■執筆記事について

日々忙しい個人投資家の皆様に代わって”市場動向を調査"“分析”し、
1日1記事を見れば株式市場の現在地(買い場なのか、売り時なのか、暴落が発生しそうなのか、株価が急上昇しそうなのか等)が分かるように内容をまとめて投稿していきます。

その他、マネーリテラシー向上につながる情報発信や、各種テクニカル分析の解説なども行っていきたいと思っておりますので、資産運用に興味のある方は是非フォローをお願いいたします。

※実際の投資判断については自己責任でお願いいたします。
※特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

■個人投資家【ケイ】について

私は35歳、妻子持ちで無職のサイドFIRE民です。(今は無収入です、、)

これまで合計3年間、世界40カ国以上を妻と旅してきた経験から、
サイドFIREを着実に実現し、娘(もうすぐ2歳)を連れて今度は家族3人で世界中を旅することを夢見て日々投資と副業を頑張っています。
毎月の生活費はギリギリ投資益から賄えていますが、さすがにこの資産では夢は実現不可能なので、手探りながら色々と副業を始めています。

また、現在の金融資産は2400万円~2500万円(日々流動してます)で、
信用枠を入れた株式の総買いポジションは2024年7月10日時点で4000万円程となっております。

4年程前に投資を始めてから投資にドはまりし、以降は毎日経済ニュースと株価分析をしてきました。もはや趣味の領域で、変人とか言われます。笑

これまで培ってきた金融知識と、私自身の為にもなっている米国株のトレンド分析などをNoteで発信していき、
個人投資家の皆様と一緒に資産を増やしていきたいと思っておりますので、今後とも応援のほどよろしくお願いいたします!

*世界の旅写真も載せたり載せなかったりしますので、
お金の話ばかりで疲れた時にでも現実逃避してみて下さいっ!笑

■今回の旅写真

特に期待している方もいないかもしれませんが、今回は割愛させて頂きます。


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