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2024年5月19日 米国株式市場の動向解説

■初めに

こんにちは!!
私は35歳、妻子持ちで無職のサイドFIRE民です。(今は無収入ですが、、)

現在の金融資産は2200万円~2400万円(日々流動してます)で、
信用枠を入れた株式の総買いポジションは2024年5月17日時点で2600万円程となっております。

4年前に投資を始めてから投資にドはまりし、以降は毎日経済ニュースと株価分析をしてきました

これまで培ってきた金融知識と、私自身の為にもなっている米国株のトレンド分析などをNoteで発信していき、
個人投資家の皆様と一緒に資産を増やしていきたいと思っております!

↓↓↓では早速本題に入りたいと思います↓↓↓

■この記事の趣旨

私自身を含めた個人投資家の利益保護を念頭に、
①株の暴落発生前に出る暴落サインを見逃さない
②株価の下落時の購入ポイントを見極めて共有
③トレンド発生時(上昇、下落共に)にアナウンスする

などです。

■記事を読む時間の無い方向けサマリー(要約)

①暴落サイン:未点灯。

②購入可否:買い増し推奨ポイント。
ここから大きく下落する可能性は現時点では低いと言えます。

③株価トレンド:上昇相場の入り口。
いくつかの根拠から、上昇相場にトレンド転換したと考えます。
*長期的には昨年10月からすでに上昇相場に突入しています

④注意:
日本時間の5/23(水) AM5時過ぎに世界の株式市場のリーダー格である、NVIDIAの決算発表を控えており、それまでは軟調な動きが想定されます。
尚、私は5月のアノマリー的にも22日付近はお買い得になる可能性が高いとみているので、決算前に値を下げてきた場合は買い増しする予定です。

では上記の判断をした理由について深堀していきます!!

■S&P500 恐怖、強欲指数について(市場センチメント指標)

出典:CNN Business

本日時点のS&P500種指数の恐怖、強欲指数は65pt(Greed)となっており、市場はやや強気(やや割高)なことが示されています。
今週発表された米国PPI及び米国CPIの結果によって上昇トレンドに回帰したものと考えられます。
*中長期目線では、2023年10月より上昇トレンドが開始しております。

現状の米国株指数は良い買い時にだと思います。

出典:MacroMicro

上図は恐怖、強欲指数とSP500指数を重ねて表示したチャートです。
これを見てもわかるように、まだ上昇幅もありここから伸びていくと思われます。

■S&P500指数のチャート分析

Trading Viewより、SP500チャート表示

こちらは5/18時点のSP500の日足チャートになります。
白い矢印を4点打ってますが、それぞれ画像の左側から分析していきます。

1個目:
一目均衡表の雲の下限付近で底打ち反転、以降雲の下限に沿って上昇

2個目:
一目均衡表の雲の上限付近で3日間足止めの後、一気にブレイクアウト

3個目:
赤い点線で示した過去最高値を一気にブレイクアウト、以降はこの赤線が一つのレジスタンスラインに転換。

4個目:
一目均衡表の基準線の捻じれが発生し、上昇を示唆

また、併せて表示しているフィボナッチエクステンションではちょうど100%付近にて現在停滞中。

*専門用語がわからない方は記事の最後に専門用語紹介記事のリンクをはっておきますので、是非一度ご覧ください。

これらを総合してみると強気のシグナルが出ていると言えますが、
”買われすぎ/売られすぎを示す指標のRSI”が67.9pt(14MA)となっていて、
短期的には買われすぎ水準に達しているため若干の反落がありそうですが、
そこは完全に押し目買いチャンスと捉えています。

株価が横横でその後上昇といったように押し目が発生しない可能性も十分にありますので、各々のポジション量にもよりますが
全然ポジションが無く上昇トレンドに乗れないリスクだけは絶対に避けなければいけませんので、週明けに購入するのもありだと思います。

NASDAQ100や半導体関連セクターの方が上昇率(下落率もです)が高いので、こうした上昇相場ではそちらを選好して購入することも一つの手段ですが、

これらの株価の行方に大きく影響しているS&P500指数を全体の株式市場の代表として分析しています。


■米国債券の長短金利差(逆イールドの深さ)について(暴落予知)

出典:FRED

本日の逆イールドポイント:-0.41pt
2022年7月より発生している”米国10年国債と2年国債の金利差を示す逆イールド”は依然としてマイナス域におります。
歴史を振り返ると、この逆イールドがマイナス圏からプラス圏に転換するタイミング付近にリセッションが発生している為、本指標も常にチェックしておくべきと言えます。
*逆イールドに関する専門的な解説は別の記事にて書かせて頂きます。

■米国の失業率推移(暴落予知)

出典:FRED

これは米国の失業率推移になります。
5月時点の失業率:3.9pt

グレーの部分は景気後退(リセッション)が発生した期間を示しており、
歴史を振り返ると失業率が急上昇するときにリセッションは発生している為、本指標も常にチェックしておくべきと言えます。
まだ何ら問題ない水準ですが今後、米国失業率が急上昇する兆しがあればすぐにアナウンスしますね!!

■S&P500 プットコール・レシオの推移について(逆張り指標)

出典:MacroMicro

本日のプットコール・レシオ:0.93pt
現在は平常運転中と言える値と思います。
日々ウオッチしていますので、たまにくる絶好の買い場ポイントに到達したらすぐにアナウンスいたします。
*プットコール・レシオが1.1以上は買い推奨、1.2以上は最高の購入ポイント

■BPSPX指数(Bullish Percent Index)について(トレンド分析)

出典:StockCharts.com

本日のBPSPX:69.40pt

数値としては割安感が若干薄れましたが、引き続き上昇余地はまだあり、
買い増しも問題ない位置だと思います。
過去から分かるように、BPSPXは80pt付近で天井を付ける傾向があるため、80pt付近まで上昇した場合は一時売却も検討すべきかもしれません。
その時が来たらすぐにアナウンスいたします!

■US-NAAIM Exposure Indexの推移について(トレンド分析)

出典:MacroMicro

今週(水曜更新の指標です)のNAAIM指数は89.25ptでした。
現在は過度の楽観領域であり、目先は多少の下落もあり得ると思います。

【指標の意味】
これは米アクティブ投資マネージャーズ協会(NAAIM)の会員が毎週水曜日に協会に対して全体的な株式ポジション量を表す数値を報告・集計したもので、
中長期的にその値が80%を超えると「過度の楽観」
20%を下回ると「過度の悲観」とされます

要するに、機関投資家たちのポジション量を可視化した参考用の指数です。
この指数は結構変動が大きいのでそんなにアテにしていませんが、一つの参考データとして推移をチェックしております。

■まとめ

日々忙しい個人投資家の皆様に代わって市場動向を調査、分析し、
1日1記事を見れば株式市場の現在地(買い場なのか、売り時なのか、暴落が発生しそうなのか、株価が急上昇しそうなのか等)が分かるように内容をまとめて投稿していきます。

その他、マネーリテラシー向上につながる情報発信や、各種テクニカル分析の解説なども行っていきたいと思っておりますので、資産運用に興味のある方は是非フォローをお願いいたします。

※実際の投資判断については自己責任でお願いいたします。
※特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

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