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【リアル】海外留学中の英語の成長度

こんにちは。Hiroです。

前回の記事で海外留学での振り返りを紹介しました。

そこで多くの皆さんが気になることの一つは「海外に行けば簡単に英語はペラペラになるのか?」「誰でも留学すれば英語を話せるようになるのか?」ということがあると思います。

結論から言いますとペラペラにもなりませんし、ただ行っただけで話せるようにもなりません

残念ですがこれが現実です。軽い気持ちで海外に行って半年、1年いたところで英語がペラペラになるなんて夢のような話はありません。

ただ、自分自身の英語のスキルを最大限伸ばしたり、ペラペラに近づくということはできます。

私はUBC留学が初めての海外生活(8か月)で出発前は全くペラペラではなく、ちょっと英語ができるくらいのレベルでした。

しかし、帰国後は多くの方から「8か月でそんなに流暢に話せるんですね」「英語が上手ですね」とお世辞も込みだと思いますがそういった声をかけてもらえることも多くなりました。

個人的にも出発前と比べてはるかにスピーキングやリスニングの部分が成長したと感じました。

そこで海外留学中の英語能力の進捗と私自身が実際に心がけたこと、取り組んだ勉強法を紹介していこうと思います。

少しでも英語勉強に役に立てば嬉しいです。

①1~3か月目

この時点ではまだまだ英語でスムーズに話すことはできませんでした。

出発前に単語や文法などはかなり勉強していたのでゆっくり知っている表現で話すことに挑戦していました。時間が経つごとに話すことに慣れてきたことを覚えています。

また最初会ったときに挨拶での握手や決まった表現(How's it going, What's up)などを覚えていく期間でもありました。

英語話者のリアルな英語表現に触れて感動したのと同時に少しずつそういった表現が使えるようになっていきました。

この時感じていたことは絶対に英語で話すことをためらわない、どんどんチャレンジすることです。

折角の限られた時間で英語で話すことを恥ずかしがっていても現状は変わらないですし、ネイティブの人にとってどう見ても英語が得意じゃないというのは分かるので自分なりに精一杯伝えようとすることが大事でした。

プライドや恥を捨てないと来ている意味はありませんし何といっても一生英語が下手なままです。

私はカナダに来る前にこれだけは意識していたのでどんどん下手な英語で話しかけることに挑戦できました。

多くの日本人留学生(私より単語、文法や発音のレベルが高い)でも恥ずかしがってしまって結果的に私の方が英語がうまくなっていたということもあったのでこの意識がもっとも重要です。

馬鹿になって何にも気にしなくていいということが一番の上達への近道だということを伝えたいです。

②4~6か月目

3か月経つと会話の雰囲気やよく使う表現にも慣れて友達もどんどん話しかけた結果、遊びやパーティーに誘われてさらに英語を使える時間が増えました。

海外に行っても話す友達やコミュニティがなかったら英語は使えないですし一生伸びません。

そんな感じで英語を使うことに没頭していました。4か月時点ではまだまだリスニングは上手く聞けないときも多く、話すこともなかなか伝えたいことをしっかり伝えることもできなかったです。

ただどんどん成長していっていることは感じました。これを積み重ねていけばいずれペラペラになれるんだと感じました。

単語を覚えたり、リーディングとかも大事なんですけどとにかく英語で話すこと、聞くことが一番の近道です。

外に出ましょう。部屋にいては日本にいるのと同じです。

③7,8か月目

半年の海外生活が終わるとかなり英語で話す、聞くといったことに慣れます。

半年経つと成長具合にかなり個人差が出ると思います。

私はこの時点でかなりの成長を感じました。話すことも日常会話では特に気にせず自分の言いたいことをスムーズに表現できるようになり、リスニングも格段によくなりました。

帰国前2か月だったので日本に帰ってからはどうしても英語を使って話せる機会が減ることが分かっていたのでこれまで以上に外国人と交流したり、遊びに行く機会をできるだけ増やしました。

授業も大事でしたが週に2回くらいは一緒にご飯に行ったり、週3回のサッカーチームの練習と試合があって授業が終わって寮の自室で一人で過ごすということはほとんどなかったです。

体力的にはかなりきつかったですが海外に来た意味、親が許可して色々な人がサポートしてくれている意味を考えて粘りました。

この残り2か月の伸び具合は個人的に一番でした。やはり、死ぬ気で取り組んで初めて成果は出るものだなと感じることができました。

④個人的に効果があった留学中の英語力を伸ばす勉強法

とにかく初めての海外生活だった私は英語に触れる量を増やさなければいけなかったので授業の課題やテスト以外にも個人学習を行っていました。

私が継続してやって効果があったこと

・起床後に英単語1時間
・イディオム集をひたすら音読
・寝る前にYoutubeで洋楽の和訳、英語の歌詞が両方見れる動画をリラックス兼で見る。
・Podcastsで料理中や作業中も英語に触れる。
・一人英会話(独り言 in English)
・携帯のメモに外国人の友達や先生が使っていた表現やスラングを書いて見返す。
・寮のシェアのリビングで敢えて勉強する。

これらを継続してやれば英語は確実に上達します。

特に効果があったことは朝の英単語1時間と一人英会話、携帯のメモに外国人の使う知らない表現やスラングをどんどん書いて見直していくこと。

この三つはすごく効果を感じました。これらの3つのことで共通していることはインプットした表現や単語をアウトプットしやすいことです。

必要だったことは覚えたことをどんどん自分のものに変えていく、アウトプットしていくことでした。

私が英語を伸ばすうえで取り組んだことはこれらです。

決まった時間に取り組むというよりはただ、ひたすら時間を見つけてそこに打ち込んでいました。

相当なモチベーションがその時の私にはあったので継続できた要因だったと思います。

【まとめ】

いかがでしたでしょうか。

少しでも英語学習の参考になれば幸いです。

もしチャンスがあるのであれば絶対、海外に出た方がいいと断言できますし、そのタイミングに遅い、早いはないと思います。

私はどれだけ英語能力を伸ばせるか、海外の文化に触れて吸収することにフォーカスしていましたが目的は留学生それぞれだと思います。

時間を無駄にしなければ正解はないと思うのでこの記事は参考程度にしながら海外挑戦をしてみたいという気持ちに繋がれば幸いです。

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