【衝撃】ホテルマンが直面した衝撃的瞬間【修羅場も有り】
こんにちは。
現役ホテルマンVtuberの犬養(いぬかい)です。
本日は私が実際に仕事をしていて直面した修羅場に関する記事です。
①目の前で浮気がバレる
これが一番印象的な内容です。
私が対応していたゲストではないのですが、一部始終を見ていました。
事の発端はチェックイン時。
当時働いていたのはホテルではなく旅館で、私はフロントマネージャーとしてフロント全体の管理、チェックイン担当のスタッフがご到着されたゲストをロビーのソファーにおかけいただき手続きを行っている時間帯でした。
一組のカップルが到着されました。見た感じ30代の男女で、身だしなみも上品な雰囲気が印象的でした。
スタッフに指示をしチェックイン手続きに入ってもらいます。担当したスタッフは勤務を初めて数ヶ月。ベテランではありませんがチェックインの業務自体は次第に慣れ安定感も感じていた時期でした。
ソファーでウェルカムドリンクをお出しし、ご予約に関する内容をゲストと確認していきます。
宿泊人数、宿泊日数、予約した部屋タイプ、夕食朝食の有無などです。
尚こういった宿泊に関する情報のみならず、過去に利用したことがあるゲスト、あるいは自施設は初めてでも同じブランドの他の施設を利用したことがあるゲストであれば、その際に特筆すべき情報があれば引き継がれています。(恐らく多くのホテルがそういったシステムを持っています。)
そのゲストには過去に利用された際に女性にアレルギーがあるという情報が残っておりました。
「奥様は甲殻類のアレルギーがおありということで、今回のお食事も甲殻類に関しては別の食材で対応させていただきます。」
チェックインスタッフのこの発言が地雷でした。
「いえ、私はアレルギーは何もありませんが...」
一瞬で全身に悪寒が走りました。
このアレルギー情報に誤りはありません。事実前回利用されたときはそのように対応していたはずです。
今回何が起こっているかというと、今アレルギー情報を確認した女性と以前利用された女性が違うということ、
そして以前ご予約者本人である男性が別の女性と宿泊していたということをこの女性が知らなかったということです。
もうおわかりでしょう。
不倫です。
もちろんこの条件に当てはまる別の可能性も考えられます。当時は結婚していなかった、以前は仕事の付き合いだった(ヘソから電気を流しましょう)、などなど。
ただ少なくともこのときは紛うことなき不倫でした。
そこからは二人の様子は思いの外あっさりとしていましたが内心修羅修羅していたと思います。私はしていました。
チェックインスタッフはテンパりながらも「少々お待ち下さい、ただいま情報に関して確認してまいります」と退避。
女性(恐らく今回いらしていたのはいわば正妻)は恐らく男性に事実確認をしていたことでしょう。二人の間でどういった話が行われたかまでは聞き取れませんでしたが、こういうときの女性の勘といえばどこぞの企業よりシャープなもので。
淡々と、滔々と会話が続いた後、そのまま女性は何も言わずに足早に退出。残された男性がフロントカウンターに来たので、フロントマネージャーとして対応、スタッフの失言だと長時間に渡りお叱りを受けました。
確かに今回の予約においてアレルギーの申告があったわけではなく、前回利用時の情報を出す必要はありませんでしたが、レストラン側としてはアレルギーの有無によって食事の内容が変わるので確認しておきたいというのも正直なところ。
まあそういったことを全部ひっくるめて私から一言。
いやそもそも浮気したホテルに正妻と来んなよ。
②浮気相手からの電話
こう行ったシチュエーションはどこかで耳にされたことがある方もいるかもしれません。
これは、「今現在宿泊しているゲストの内どちらかの方が正妻と宿泊しており、恐らく浮気相手と思われる女性から当該の男性が宿泊してないか教えてほしい」という電話があったということです。
私がフロントで業務をしていたところ外線の電話がなりました。
受話器を挙げると女性の声で
「そちらに〇〇という男性の宿泊客が来ていないか」
といった旨の内容を告げられました。
通常であれば「○月○日に宿泊予定の〇〇です」とか「今度宿泊を考えている者で」とか、そういった内容から始まるので、
その時点で一抹の不安を感じました。
「恐れ入りますが、ご宿泊のお客様の情報はお伝え致しかねます。なにかご不便がありましたか?」
と訪ねても、何故かは頑なに話そうとせず、バツが悪そうに濁しながら「〇〇という男が宿泊しているはず、家族なので泊まっているなら教えてほしい」の一点張り。
そうはいってもこちらも事情をお話してくださらない以上わかりませんし、どのような事情でもお話できないことには変わりありません。
しばらく電話越しの会話は平行線が続き、遂には何も言わずに電話をお切りになりました。
仮にも教えていたらどうなっていたんでしょう。とりあえず不倫ダメ、ゼッタイ。
③覗き
これは正直恋愛的な修羅場ではないですが、とりあえず本当にびっくりしたしぶっ飛んでたので記事に。
それ以上でもそれ以下でもなく文字通りの"覗き"がありました。
それも"宿泊客が別の宿泊客の露天風呂の入浴中に、テラスの壁の向こうから体をせり出すようにして覗いてきた"という話です。
ちょっと意味分かんないですよね。私も最初理解できませんでした。
この事件があったホテルは、テラスに露天風呂がついている部屋があり、客室のテラスとテラスは外まで突き出すように伸びた壁があり、誤ってもお隣のお客様のテラスどころか露天風呂の方までは見えないようになっています。
その日は遅番で昼前に出勤だったのですが、出勤したところ事務所が異様にざわついていたのを覚えています。
何かあったのかを聞いたものの、先述の通り最初は何を言っているのかと思いました。
相当身を乗り出さないと覗けませんから。最早テラスから落ちるんじゃないかってくらい。
しかも何が驚きって、覗いたのが60代くらいの男性だったんです。
しかもしかもその方は同じく60代くらいの女性と、つまり夫婦で宿泊されていたんです。
その状況で、落ちて怪我するかもしれない中決死の覚悟で覗いたって...。
そこまで彼を駆り立てるなにかがあったんでしょうか。
アホか。
チェックアウト後の帰り道奥様と二人どういう空気で帰るつもりなん。
ちなみに支配人からその男性改め容疑者の男に事情聴取があったのですが、「なんとなく気になった」とかなんとか言っていたそうです。
せめてもう少しうまい言い訳してくれ。
④客室で夜の営み
「いや客室はプライベートな空間だし何やってもゲストの自由でしょ」と思うことでしょう。
そこに関しては私も別にとやかく言うつもりはありませんし、そもそも禁止や制限もないのでそもそもなにも問題はないです。
ただ何故こうして記事にしているかと申し上げますと、
その方々が客室のドアを開けっ放しでされていたからなんです。
実際にその現場に鉢合わせたわけではなく、これも前回の「現役ホテルマンが直面した怖すぎる話」で紹介したようにゲストからの「滞在のご感想」で後日知りました。
ご感想をくださったのは同じフロアの数室離れたお部屋にご宿泊されていたお客様で、
ホテルの対応などはお褒めくださっていたものの、
「夜中に赤ちゃんの鳴き声のような音が廊下に響いていました。そのまま寝てしまえばよかったのですが、結構大きく、かつしばらく続いたものですから、部屋を出て確認したところ、
○○号室に宿泊していた○○(国)人の客がドアを開けたまま事をされていました。あまりの衝撃に唖然としました。」
と綴られていました。
さぞかし驚かれたことでしょう。こういう場合はフロントにお伝えいただければ、フロントスタッフから電話あるいは直接口頭で該当ゲストとお話し、注意させていただくものですが(いびきが、とか赤ちゃんの走る音が、とかなんでも)
その場でそう判断できなかったくらいには驚かれていたのかもしれません。
尚、「○○(国)人」と表記した通りどうやら海外のゲストだったようです。
「外国人ゲスト」と聞くと特定の国籍の旅行客、またはある特定の国籍でなくても、良くない印象を持たれている方が一定数いらっしゃいます。
実際普段勤務していて思うのが、(上記ドアを開けながら行為というのは例外として)
日本人の価値観と各国籍の方々の価値観とに差があるだけで、意図して迷惑をかけようとしているわけではない。というのが見て取れます。
ご感想や口頭で「〇〇人の観光客ばかりで不快だった」とおっしゃる方も居ますが、恐らく我々日本人も外国に行けば価値観の不一致が現地の方々に不快な思いをさせている場面が知らず知らずにあることでしょうし、
これらはあくまで傾向であって"○○人だから"と一括に考えるのもナンセンスだと思っています。
価値観の違いを受け入れ、それでもどうしても目に余る言動が見られた際はホテルスタッフに伝え、ホテル側から該当ゲストにお話をし、
宿泊されるできるだけ多くの方が快適に滞在できるよう、ご理解とご協力いただけますと幸いに存じます。(真面目か)
※そうはいってもドアを開けながら行為に至る国は果たしてあるんでしょうか!閉めてください!
⑤客室で夜の営み
いやまたかて。
申し訳有りませんこんな話ばかりで。
ホテルという特性上こういう話はつきものですが、
今回はゲストではありません。
もうこの時点で衝撃。
ホテルに存在する人類を大別した場合、"ゲスト"でなければ残るは"スタッフ"ですから。
なんと今回の営みはスタッフでした。
これは以前勤務していたリーズナブルな価格帯の大型ホテルでの出来事。
大型のホテルともなると繁忙期と閑散期の稼働率(全体の客室数に対し予約が入っている客室の割合)の差は激しく、
スタッフは繁忙期を基準に採用し、閑散期は休暇、あるいは他の施設にヘルプに行くパターンや、
閑散期を基準に採用し、繁忙期はヘルプに来てもらう、短期やバイトを雇うなどして人員を補填するパターンがあります。
後者の、特にバイトや短期を雇う場合は、当然社員ほど念入りな受け入れ研修があるわけでもなく、正直スタッフの質は良いとは言えません。(もちろんとっても有能な方々もいます!!)
中には以前記事にしたように出会い目的で来る"脳みそが下の方にお付きになっている方々"もちらほら。
すなわち出会い目的の質の悪いスタッフがいたりするということになります。
短期やバイトの方々は基本客室清掃や夜勤など、裏方の作業を中心に業務が割り振られます。
今回のバイトの方々は夜勤に振られ、出会い目的の人同士親密な関係になっていた様子でした。
彼らが導き出した答えーーーー。
「客室が空いてるなら、客室でやってしまえばいいじゃない」
タンキ=アル=バイト(1863〜1922)
呆れて何も言えない。
以上、今回はホテルマンが直面した衝撃すぎる場面5選を紹介させていただきました。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
YouTubeの方ではこういった体験談やその他ゲーム実況などを動画にしております。是非。
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