休みが終わるって考えると憂鬱になる
こんにちは、戌亥です。
こどもの頃や学生の頃の8月31日ってほんとに憂鬱で、とにかく宿題が終わってないんですね。夏休みって変にポジティブで、普段なら『もう1週間しかない』と思うところ『まだ1週間ある』ってなる。暑さのせいなのでしょうか。
そのため、どんどん追い詰められて31日になって泣く。宿題終わってない絶望とまた歩いて(高校はチャリ)学校に通わなくてはいけないのかという絶望ともう毎日ダラダラできない絶望などいろいろな絶望に泣く。
それでも学校行ったら行ったで楽しい時期もありました。でもほとんど嫌やった。行かんでええなら行きたくなかった。大人になってもそれは変わらず毎週日曜日はサザエさん症候群でした。
それでも理性がバチバチに働いて、学校も仕事も行ってました。お腹痛くなったり、顔が能面になったり、目の焦点が合わなくなったり色々あったけど、なんでかがんばった。
でもがんばれない時もあった。
もともと簡単に心が折れるもやしハートなので、人間関係でこじれたりつまづいた時、孤立した時わたしは体が動かなくなった。
夏休み明けとは関係なく普段から非常に憂鬱になりやすく、簡単に学校を休んだ。学生時代は「孤立することは一番怖くて恥ずかしい」と思っていたのでめちゃくちゃ気を使って周りに合わせていた。
しかしそれでもうまくいかないことってあって、どうしたらいいのかわからず学校休んだ。学校の近くまで行くけどやっぱり無理やって引き返したことも何度もある。
母が学生の頃学校に馴染めずだいぶ苦労した経験があったので、わたしが学校を休むことに対して何か言ってくることはなかった。それはわたしにとっては救いでした。
そりゃやっぱりねぇ悲しかったですよ、自分の存在が消えるみたいで。
驚いたのはそれは大人になってもあるってこと。昨日まで隣りで笑い合ってたのに、今日突然無視される。学生かっ、って突っ込みたくなることは大人になっても起こるんよ。ビックリするよね。怖くて動けんくなるよ。
大人になってもいじめられることはある。大人になっても誤解されて責められて仲間外れにされることはある。
学生時代は孤立することが怖かったけど、大人になると孤立しても平気になるの。なぜかって、世界はそこだけじゃないって知ってるから。
孤立したら最初はメンタルやられるよ。なんでこうなった?誤解解きたい、どうにかしたいって思うよ。でもね、もうわたしがいない世界で時間は流れてるの。もう元には戻れないの。
だからね、仲間はずれにされたら違うとこ行けばいいんよ。あそこは自分の居場所じゃなかったの。もしそこが大好きで離れたくなかったとしても「離れたくなかったな」って気持ちはきちんと認めてあげて次、行こう。
無責任に聞こえるかもしれない。あんたには関係ないからそんなことが言えるんやって思うかもしれない。わたしも当時そんなこと言われたら、黙れって思うと思う。
でもね、世界は広いんよ。人、いっぱいおるんよ。固執しちゃう気持ちわかるけど、一旦周りを見てほしい。自分の視野をもっと広く持ってほしい。
わたしね、孤立した時メンタルも体もめっちゃやられて、起きとることがしんどかったんよ。でもね、わたしの居場所、わたしの居場所って周り探したらあったんよ。
それはどこかに属すとかの居場所ではなくて、ちゃんとわたしのことを見てくれてる人(たち)の存在のことで、その存在に気づけた時ほんと心底嬉しかったし、安心したんよね。その人たちのおかげで徐々に立ち直れた。
わたしここにおってええんや、見てくれとる人がおるんや、応援してくれとる人がおるんやって気づけた。
学校に行きたくない理由ってひとそれぞれあるはず。いじめられている、友達とケンカして気まずい、授業がつまらない、先生に目をつけられているなどなど。
行きたくないなら行かんでええやん。と思っていますが、みんなに当てはまるとも思っていません。自分が変わらなければ相手も未来も変わらない。昨日と同じ行動で今日も明日も未来は変わらない。逆を言えば自分が変われば相手も未来も変わる。実際やるとなると簡単じゃないことやけどね。
大人になっても傷つけたり傷ついたりすることはあります。傷つけたら謝って、そして自分を許して前に進もう。大人になっても「ハバにされるんかーい」ってなることもあるけど、その何倍も優しく見守ってくれる人がいます。
だから希望を捨てないでほしい。まだ見えてないだけで楽しいことはたくさんあるの。学校だけが全てじゃない。それは会社もネットの世界も、家庭も全てにおいて言えること。
心地が良くて居るのと、固執して居るのとでは全然気持ち違うよね。今はその世界しか見えんかもしれんけど、少し自分を遠くから見てみると、世界の広さがわかるかもしれない。「今見ている景色だけじゃない」ってことを知っているだけで未来は変えられる。
これからいろんな世界があなたを待っています。
本屋さんや図書館、映画館はとってもおすすめ。
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