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日記(2024/2/1):令和6年能登半島地震から1ヶ月経過した

私は石川県民ですが、震災のダメージの本丸である石川県北部、能登半島ではなく、石川県中部、金沢市の市民です。

あと石川県庁出先機関保健所事務職員でもあり、業務の中には広義の災害対応も含まれておりましたが(パソコン関係)、能登入りしている身ではありません。

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そんな身でこれを言うのは口幅ったいのですが、疲れ果てた。

これ書いてる今、上唇の左に口唇ヘルペスが出来ています。ストレスと疲労で体力が落ちている時にこれになりがちです。鼻の調子も悪い。咳等の喉の異常や高熱は特段なく、どうにもコロナやインフルの症状はないが、何らかの風邪を引いていることはかなり明らかだ。何かの拍子でマスクの中で唇が摩擦することがあると痛い。困る。

何より、とにもかくにも、だるいんだ。仕事が来ている時はバババと働いているが、それ以外はずーっと意識がない。まるでそういうゾンビだ。(まだ読んでない『屍者の帝国』ってそういう話だっけ?)(んな訳ねーだろ)

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私はいろいろあって季節ごとに健康診断をしているのですが、1月にあった健診の際に、医師に言われました。

「あなたは被災者対応側であるが、それはそれとして実際には被災者そのものでもある訳です。
だから、交感神経が興奮したり、消耗したりしているのは、むしろ当たり前です。
今仕事をせねばならないのは確かだが、被災者として考えると、ここでPTSDになったりすることが考えられるし、その流れになったらまずいのです。
気を付けて下さい」

最初、あんまり理解できなかったんですよ。
興奮も消耗も分かる。
PTSDとは? トラウマでストレスになる?
能登半島ならトラウマもストレスもそりゃそうなのだが、金沢市だったのだ。そこまでトラウマになるような被災ではなかったはずだ。
正直、首を傾げていた訳です。

しかし、今ではちょっと理解できます。
広義の被災者が、災害対応で非常の仕事をバリバリやって、そのうち非常時業務以外では土嚢以下になって、主観的には辛くなっているし、消耗もしているし、おかしくもなっていることが分かる。
という状態は、プログラマ時代にメンタルをぶっ壊して数十年もの長い長い持病が残った時と、キツさのレベルが違うものの、だいたい同じ流れです。
なまじこれでも壊れない受け身の取り方に慣れたから動けているだけで、本当は大昔体験したように、仕事での苦痛を伴う故障の過程が、そっくりそのままトラウマと化して、PTSDになっても全くおかしくないのです。

ヤバイ。

本心?
2泊3日くらいドカッと、テルメ金沢かホテルゆめのゆとかのサウナ宿で気絶していたいんですよ。
それでも、これでいかほど回復するかはよく分からない。
とはいえ、屁の突っ張り程度でも、やっておいた方がガス抜きになる気はする。
今、パンパンになっているのを通り越して、風船の表面が劣化している。このままではパーンってなってしまう。

実は、2月は2回3連休があり、片方は数年に一度の行きつけの総合病院での大腸内視鏡検査の予備日に回したいのです。
で、そうなると最低1日、下手すると3日がかりの消耗戦だ。休むどころではなくなる。
別の月にやるべき? でも本当は去年やることが望ましい検査だったのだ。2023年はまだコロナでそれどころじゃなかっただけだ。もし実は今ポリープがあったとなれば、さっさと取らないと大腸がんに育つ。数ヶ月で一線を越えることもよくある。遅れれば遅れるほど寿命に関わる。俺はまだ人生を諦める気は当面ない。
でも、2024年の今年は今年で、地震でそれどころじゃないだろう。総合病院だってかなりの人員が能登入りしているのだ。そうなると大腸内視鏡検査が従来より予約が取りづらくなることすら考えられる。と言われれば、それもそうなんだよな…

本当に、どうする?
どうしよう。
混乱している。
ともあれ、どうにか当面保たせなければ…


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