犬太郎

言語化の練習のために、日々のことや何かしらの感想を書きます。ためになることは何も発信で…

犬太郎

言語化の練習のために、日々のことや何かしらの感想を書きます。ためになることは何も発信できません。すみませんワン。

最近の記事

夏が終わってしまう

夏が終わってしまう。 残業を終えた帰り道、歩道の植え込みから秋の虫らしい鳴き声が聞こえた。そういえば、夜は何となく涼しくなってきた気がする。私は夏が好きなので、毎年8月の終わる頃「ああ、夏が終わってしまう」と思う。 夏は好きだが、海へ行ったり、フェスに行ったり、友達を誘ってBBQをしたりすることもない。 私が思う夏という季節の良いところは、19時ぐらいまで空が明るいことや、洗濯物の乾きが早いことだ。トマトやゴーヤなどの夏野菜が安くなることも良い。そういった生活の中で感じ

    • プロジェクト・ヘイル・メアリー

      『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を読んだ。 物語は、全く身に覚えのない奇妙な部屋で謎のコンピューターに世話をされていた主人公が、目を覚ますところから始まる。ここはどこなのか、何故こんなところで眠っていたのか、自分の名前すら覚えていない主人公。そんな主人公の謎だらけの宇宙の旅を描いたSF超大作。 孤独な宇宙船での手探りの生活を描く現在パートと、自分が宇宙で目覚めるに至るまでを断片的に思い出していく過去パートが同時に進んでいき、読めば読むほど引き込まれていく。 目覚めたら

      • ペコチャレンジ

        妻はスーパーへ行くと、期間限定の変な味のポテトチップスを買ってくる。買い物から帰ると嬉しそうに「見て見て!」と、なんとかバター味だの何倍コンソメ味だのといったジャンキーな雰囲気を漂わせるパッケージを掲げて見せつけてくるのだ。 しかし、夫婦2人暮らしではなかなかそういったスナック菓子の類は減っていかない。一袋空けるのに平均で2日はかかってしまう。 小学生の頃、友達の家で64のスマブラをやりながらパーティー開けしたコンソメパンチを食べていた時は何袋あっても足りなかった。出来る

        • 『某』を読んだ。 名前も性別も記憶も持たない、何者でもない存在である主人公は様々な人物に変化することができる。そして、周囲の人々との関わりの中で「自分が何者か」を知ろうとする。 章ごとに主人公の性格が変わり、登場人物と舞台が変わる。リセットされるわけではなく、じわりじわりと主人公が何かを得て(あるいは手放し)自分を形作っていく。 主人公が変化した様々な人物を通して語られる出会いや別れは淡々としていて、どこかよそよそしさすら感じさせる。それでも読み進めるごとに、少しずつ寂

        夏が終わってしまう

          運動会

          週末は雨の予報だったので、出掛けるのをやめて部屋で過ごすことにした。 私はもともと出不精の人間なので、どんなに天気が良かろうと「混んでるだろうから」「宅配便が来そうな気がする」などと何かと理由をつけては家に居ようとする癖がある。晴れた日に家に居ると、そういった言い訳を重ねた事による後ろめたさを感じてしまうが、雨の日は胸を張って家に居る事が出来る。雨は大地を潤し、草木を育て、私を家に居させてくれる。 とはいえ、一日中YouTubeを観て過ごすのも流石に勿体ないので、妻がずっ

          口内炎

          舌に口内炎ができた。昔から口内炎がよくできる。疲れていたり、口の中を強く噛んだりするとすぐに口内炎ができてしまう。痛いので食事のメニューを選ぶ時は慎重にならなければいけない。 しかし、慣れている私は臆することなく昼にジェノベーゼパスタ、夜にはオムそばを美味しく食べた。舌の口内炎は歯茎や唇のそれよりも避けづらいが、美味いものを食べていれば、痛みも忘れられるものだ。 書いていて、気がついた。 そんなことより麺が続いている。 今週の食事を思い出してみる。 月 昼:焼き魚 夜

          練習

          頭の中のことを言葉に変換する能力が欠如しているので、言葉にする練習をしてみようと思い立ち、noteを始めてみました。日々の雑記や、本や映画の感想などを書いてみようと思います。 根暗な私は、メールやチャットの返事ひとつをわざわざメモ帳アプリに下書きしてから20分後にコピペして送信しています。 また、陰キャな私は、数少ない話し相手である妻との会話中、返事を考えすぎて20分間無言だったことがあります。 妻「晩御飯どうしよっか?」 私「んー………」 20分後 私「炒飯」