乾いぬ📖

人生につまづいたポンコツな20代女の人生奮闘記とかエッセイとか読書記録とか。

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マガジン

  • 第二新卒で転職したら看護師クビになった話

    第二新卒で転職した看護師が、クビになるまでのお話しです。

  • やる気いっぱいだった新人看護師が病んで仕事辞めた話

    やる気いっぱいで入職した新人看護師が、病んで仕事を辞めるまでのお話です。

  • 読書記録まとめ

    読んだ本たちの感想をまとめています

最近の記事

第二新卒で転職したら看護師クビになった話⑤

一話はこちらから↓ とばっちり事件私の病院はコロナのため面会禁止していて、家族からの荷物の受け渡しは、スタッフが受付まで行って家族から受け取り、患者さんへ渡す方式でした。 私は受け持ち患者さんの対応をしている時に他の受け持ち患者さん(Aさん)の家族が荷物を持ってきたため、フォローの先輩(田中さん(仮名))が代わりに対応してくれていました。 私が対応し終わって詰所に戻ってくると、田中さんが「Aさんの家族が荷物持ってきたんだけどさ、コーラと菓子パン入ってたんだよね…」と私に

    • 第二新卒で転職したら看護師クビになった話④

      第一話はこちら↓ 疲労転職してすぐは「先輩無視したり理不尽なこと言ってこないし、ここ天国じゃん?転職してよかった!ここで何年か頑張るぞ!!」と思っていました。 でもちょっとずつ先輩たちも厳しくなってくるし、ずっと独り立ちできずずっと先輩に見張られていることとか色々なことがストレスになってきました。(具体的な内容は②に詳しく書いています↓) あといくら残業が少ないとはいえ、休みが少なすぎて全く疲れが取れませんでした。 年間休日105日で休みがきっちり週2日しかなく、もち

      • 私が20代でエンディングノートを書いた理由

        ここ数年で「終活」「エンディングノート」という言葉が世に浸透してきました。 でもこれって若くても60代〜がするイメージが多いと思います。 しかし、私は今年26歳ですがエンディングノート(っぽいもの)を書いています。 別に死にたいと思っているわけでも、死ぬ可能性がある持病があるわけでもありません。 でもそんな若い人を含め、どの年代でもエンディングノート(もしくはそれに近しいもの)を書くべきだと思っています。 「若いから大丈夫」なんてことない若い人がエンディングノートを

        • 第二新卒で転職したら看護師クビになった話③

          1話はこちらから↓ 噛み合わないプリセプタープリセプターの先輩は今回が初めてプリセプターをするらしく、プリセプターをすることが決まってから「プリセプターとは」的な本を借りて読むぐらいには気合が入っていました。 また元々真面目な性格で、心配性というか過保護?なところがある人でした。 そのため、私が何か他の先輩から注意されるたび「大丈夫かな??」と過度に心配していました。私が一回業務中にボールペンを無くした時も「ものなくすなんて…個人情報の取り扱いが心配」と言われました。い

        第二新卒で転職したら看護師クビになった話⑤

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        • 第二新卒で転職したら看護師クビになった話
          5本
        • やる気いっぱいだった新人看護師が病んで仕事辞めた話
          12本
        • 読書記録まとめ
          8本

        記事

          第二新卒で転職したら看護師クビになった話②

          1話はこちらから↓ 職場の雰囲気職場の雰囲気は、少なくとも前の職場よりはかなりよかったと思います。 スタッフ同士が合間に雑談していたり、気軽に相談し合うという光景を今まで見たことなかったのでかなり衝撃でした。 また仕事の進め方も、前の職場は完全に個人主義だったのに対し、転職先は緊急入院がきたときなど忙しい時はスタッフ同士で協力しあっていて、びっくりしたのを覚えています。 また話しかけても無視されず、嫌味を言われることもなくて驚きでした(当たり前なんだけどね)。 仕事

          第二新卒で転職したら看護師クビになった話②

          やりたいことは特にないけど、やりたくないことは無限にある

          あなたは「やりたいこと」ってありますか? 私は特にこれ!って言うものが思いつかない。 もちろん考えてみたことは何度もあるけど、考えても全然思い浮かばない。 でもその代わり?に「やりたくないこと」を考えてみたら、恐ろしいことに無限に思い浮かんでしまう。 多分こういう若者は多いと思う。 いつから自分はこうなったんだろう。 こんな私も幼児の時はこうじゃなかったはず。 なんでこう思うようになったのか?考えてみた。 やりたいことを否定され続けた こんな私も幼いころは「なりた

          やりたいことは特にないけど、やりたくないことは無限にある

          第二新卒で転職したら看護師クビになった話①

          私は新卒で看護師として就職した急性期の大病院を病んで1年で退職しました。(その時の話はこちらから↓) その後、小規模の慢性期病院に第二新卒として転職しましたが、その年の冬に試用期間満了をもってクビになってしまいました! 今日から転職〜クビまでの話を書いていこうと思います。 内定まで転職先に初めて行ったのは面接の前に見学に行った時。 雰囲気を知るためには見学に行くのが大事だと思ったため、実際に見にいきました。 前の職場(その時は当時)とは全く雰囲気が違って驚きの連続だ

          第二新卒で転職したら看護師クビになった話①

          やる気いっぱいだった新人看護師が病んで仕事辞めた話⑫(最終回)

          第一話はこちら↓ 回復その後はさらにできることが増えて、元気になってきました。 まず今まで全く面白いと思えなかったテレビとかYouTubeとか漫画が面白いと思えるようになりました。今まで面白いはずのものも全部面白いと思えなかったです。 そして、新しい趣味も始めました。それはポケモンカードゲームです。え?って思った方もいらっしゃるかもしれませんが、めっちゃ頭使うし奥が深いし大人のプレイヤーもかなり多いのでおすすめの趣味です! 私は昔からポケモンが大好きで、夏頃彼氏に誘わ

          やる気いっぱいだった新人看護師が病んで仕事辞めた話⑫(最終回)

          いつになったら大人になれるのかな

          私は今年で26歳になる。 子どもの頃の私にとって「26歳」は立派な大人だと思っていた。 母が私を産んだのが26歳だというのも多少関係しているかもしれない。 でも実際26歳を目前にして思う。 「私、全然大人になれてなくね??」 小さい頃の「大人」のイメージそもそも、小さい頃の私は「大人」に対してどんなイメージを持っていたのか。 まずそれを思い返してみようと思う。 朝早起きできる(睡眠時間が短くても大丈夫) 多少のことじゃ疲れない 体調悪くても仕事に行く 立派に働

          いつになったら大人になれるのかな

          やる気いっぱいだった新人看護師が病んで仕事辞めた話⑪

          第一話はこちら↓ 転職活動年明けには書類を出していた病院のうちの一ヶ所の書類選考に通過し、見学と面接に行くことになりました。 約2週間ぶりに家を出て面接に行くというのはかなり怖かったけど、なんとか乗り切りました。 エージェントさんが日程調整してくれたからこんなに早く動けたので、とても感謝しています。 見学で病棟に上がったのですが、その当時の職場と何もかも違っていて衝撃を受けたことを覚えています。 まずめっちゃゆったりしていました。私は実習も就職先も急性期ばかりだった

          やる気いっぱいだった新人看護師が病んで仕事辞めた話⑪

          やる気いっぱいだった新人看護師が病んで仕事辞めた話⑩

          1話はこちらから↓ 休職 休職してすぐは「明日からあの地獄のような場所に行かなくていいんだ」「もう少し頑張れなかったんだろうか」「多分復帰はできないししたくない。この先どうしよう」という気持ちが入り混じってました。 そして休職して数日は、今までの疲れが一気にきたのか、家で一日中ずっと寝ていました。 仕事してる時は「ずっと仕事のこと考えてしんどい、人生楽しくない、なんのために生きてるんだろう」と思っていましたが、休んでいる時は休んでいる時で「みんな仕事頑張ってるのに、私

          やる気いっぱいだった新人看護師が病んで仕事辞めた話⑩

          嫌われるのが怖い

          私は人に嫌われるのが本当に苦手。 相手のことがいくら嫌いだったりやばいやつでも、嫌われるとちょっと落ち込んじゃう。 そんな人たちに向けて、共感してもらいたくて「なんで私はこんなに嫌われることを怖がってるんだろう?」ってことを考えてみた。 (数年前に「嫌われる勇気」って本が出て気になったけど、まだ読めてない) 人に好かれない人間には「割と誰にでも好かれる人」「よく好かれるしよく嫌われる人(好かれる人にはめっちゃ好かれるけど、嫌われる人にはめっちゃ嫌われる)」「誰にでも好

          嫌われるのが怖い

          やる気いっぱいだった新人看護師が病んで仕事辞めた話⑨

          第一話はこちらから↓ 再戦休んだ日面談の数日後、再び師長と面談になりました。 前の話でもお話した通り、私は前回の面談の時に休職する気満々でその日に診断書をもらえるように手配していたため、その診断書を持っていきました。 始まって早々師長に「どうする?」と超笑顔で言われました。 師長は、私が「やっぱり休職しません」と言うと思っている&休職したいとは言わせないという圧で笑顔だったんだと思います。 私はすぐに「休職します」と言って診断書を出しました。もうそこに迷いはありませ

          やる気いっぱいだった新人看護師が病んで仕事辞めた話⑨

          やる気いっぱいだった新人看護師が病んで仕事やめた話⑧

          第一話はこちらから↓ 休職したい師長に呼び出され、病棟ではなく患者相談室みたいなところに通されました。 ずっと前から心療内科行くか迷っていたこと、2週間前に予約して昨日受診したこと、うつと診断されて診断書は夕方取りに行くこと、3ヶ月から半年休職するように先生に言われたことを伝えました。 すると「心療内科行くと休めって絶対言われるし、それ言われるとみんな休みたくなっちゃうんだよねえ」と言われました。私がズル休みしているかのような言い方…。 辛かった「何が辛かった?」と師

          やる気いっぱいだった新人看護師が病んで仕事やめた話⑧

          全てにおいてセンスがない人間

          タイトルは私のことです。 私は全ての「センス」が関係すると言われることができない、「センスのない人間」なんです。 でもこの地球上に70億人、日本だけでも1億人ちょっとの人間がいて「センスがない人間」が私だけではないと思う。 だから私と同じように「センスがない人間」に共感してもらえたら嬉しい。 と言うわけで、「私がいかにセンスがない人間か」をつらつら書き綴っていこうと思います。 運動これは真っ先に思う浮かぶかもしれません。センスというより運動神経という言葉の方が一般的か

          全てにおいてセンスがない人間

          やる気いっぱいだった新人看護師が病んで仕事辞めた話⑦

          第一話はこちらから↓ 心療内科デビュー次の日、予約していた心療内科に行きました。 死んだ目で問診票を書いて、問診で先生と話をしました。 先生に色々話しながら涙が止まりませんでした。 先生に「うつ病です。すぐに休職して最低でも3ヶ月〜半年ぐらいは休んだ方がいい。診断書書きましょうか?」と言われました。 でも私は前の回でも書いた通り、すぐに休むつもりはなかったので診断書は一旦断り、薬をもらって帰りました。 この時は「3月まで転職活動しながら働いて、4月からは新しいとこ

          やる気いっぱいだった新人看護師が病んで仕事辞めた話⑦