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カウンセリングを受けること

初めてカウンセリングを受けたのは、4年くらい前だったように思います。
家族との関係で悩んでいた時に、ふと本屋さんで目に留まった大島信頼さんの「自己肯定感が低いあなたが、すぐ変わる方法」という本がきっかけでした。なんだか気になるなと思い、読んでいると、これは私のことではないか・・・!と、この本は私に必要な本だ!と思い、すぐに購入し、家に買って一気に読みました。懐かしいです。

それで、著者の大島信頼さんのカウンセリングを受けに行こうと思い、勇気を出して電話をかけました。残念ながら、大島信頼さんは執筆活動でお忙しいため会うことはできず、別の方でしたが、人生で初めてのカウンセリングを受けたのでした。

思えば、あの日から自分と向き合うことを始めていった気がします。
当時の自分は、本のタイトル通り、本当に自己肯定感が低くて。自分を責めることなんて、当たり前だったし、褒められても受けとることができませんでした。むしろ、謙遜、遠慮することが良いことなんて思っていました。これは、日本の文化にも影響を受けていると思いますが・・・。

世の中で、どのくらいの人がカウンセリングを受けているんでしょうか。カウンセリングを受けることは、私にとって、ものすごく勇気のいることでした。それでも受けようと思ったのは、自分のことが嫌いで、そんな自分を変えたいという気持ちがあったから。今思うと悲しいけれど、自分の考えていることっておかしいのかなって純粋に思っていたこともありました。あとは、本当に救いを求めていました。ただ、誰かにわかってほしい、聞いてほしい。そんな思いがありました。

受けようと思ったきっかけのひとつに、過去に見た、洋画のあるシーンを思い出したことがありました。あいにく、何の映画だったのかは忘れてしまいましたが、それは主人公がカウンセリングを受けるシーン。それも、まったく暗くなく、明るい雰囲気で描かれていました。それは、カウンセリングを受けることなんて日常。そんな風に感じました。

そっか、別にカウンセリングを受けることって、特別なことじゃないよなって。当時は、カウンセリングを受けることは人よりも弱いことって勝手に自分で思い込んでいたからです。思い込みって本当に怖いです。

初めてのカウンセリングの帰り道、心も体も軽くなったのを覚えています。自分の内側を誰かに話すってとても大切なのです。理解してもらえなくても、顔と顔を合わせて、感情を出してあげること。それを見守ってくれる人がいるだけでいいと思うのです。

今も、日記を書いたり、カウンセリングを受けたり、ヨガをしたり、そのほかいろいろで自分と向き合い続けています。不安な気持ちはなくなることはないし、くすぶって、どうしようもない自分がいる。だけれど、4年前とははるかに違う私がいます。これまでの自分の経験が、いましんどくて辛くて、悩んでいる人に少しでも役に立つのかな、と思い記事を書こうと思いました。

今回はこれで終わりますが、これから少しずつ、自分が受けてきたカウンセリングや、セルフケア、心と体の向き合い方など、これまでの自分の経験を通して得た気づきなどを書いていきたいと思います。

読んでくださった方、ありがとうございました!




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