学歴厨医師による国公立医学部学歴ランキング-旧帝大編-

国公立大学医学部は全国に50ある。
今回は国公立医学部の序列についてまとめようと思う。
今回は旧帝国大学について。

  • 旧帝国大学

北海道、東北、東京、名古屋、京都、大阪、九州の7大学を指す。
各地域では最強の学歴を誇る。
医学部なら言わずもがな。
ここの大学の卒業生なら頭脳の良さがある程度確保されている。
一般学部では旧帝大が集まって全国七大学総合体育大会が行われているらしい。

偏差値ランキング(河合塾2022)

まずは偏差値ランキングから。

  • 得点率 92% 東京大(理科三類)前期 72.5

  • 得点率 89% 京都大(医)医-前 72.5

  • 得点率 88% 大阪大(医)医-前 70.0

  • 得点率 86% 東北大(医)医-前 67.5  名古屋大(医)医(一般枠)-前  67.5 九州大(医)医-前 67.5

  • 得点率 85%    北海道大(医)医-前、65.0

偏差値ランキングでは
東大>京大>阪大>東北=名大=九大>北大 
となっている。

受験科目

次は受験に必要な科目について。
・北大
共通テスト5教科7科目、二次英数理2(物理必須)面接
・東北大
共通テスト5教科7科目、二次英数理2面接
・東大
共通テスト5教科7科目、二次英(リスニングあり)数国理2面接
・名大
共通テスト5教科7科目、二次英数国理2面接
・京大
共通テスト5教科7科目、二次英数国理2面接
・阪大
共通テスト5教科7科目、二次英数理2面接
・九大
共通テスト5教科7科目、二次英数理2面接

びっくりしたのは、理科3科目受験がなくなっていることだ。
筆者が受験した10数年前はセンター試験で理科3科目を課すのが流行っており、記憶している限りだと、当時北大、京大、九大、京府医、旭川医大、佐賀医大、奈良県立医大、大阪市大、岡山大など大量に3科目受験校があった。筆者も浪人して3科目大学を受験したので、初学の物理を必死に勉強した記憶がある。
それと当時は旧帝大では面接を課していない大学も多く、学力一本勝負的な感じがありそれも受験生的には良かった記憶がある。
理科3科目がなくなり、面接が必須となった旧帝大医学部。
受験者層は高いことに違いないが、3科目受験で北大や京大、九大入った方々の方々には敬意を表したい。

ただ、国語を課している京大、東大、名大は今でも受験生の負担は大きいだろう。

個人的なランキング

医者として働いてからも含めた個人的な学歴の序列としては
東大>京大>阪大>名大>北海道、東北、九州
と考えている。
東大医学部、京大医学部は上司や同僚にいたら崇拝。言われたことは全て正しいと言わざるを得ない。学歴的に超えられない壁。何浪しても受かる気がしない。
ただ旧帝大出身の医者だったら、主治医だったら学歴が担保されているので安心ですね。

東大医学部は頭悪い!のか

結論:段違いに頭がいいと思います。
普通に医者やるより、研究とかベンチャーとかでその頭脳を世の中に生かしていただきたいと思っております。


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