【ベトナムインターン】「インターン」の身分にとらわれず、本気でマーケティング→成功体験
今回はベトナムでのインターンで目標を達成した以外で、一番の成功体験をつづります。
それは、とあるアジア料理レストランの日本人向け集客施策をインターン生であった私が、インターンの身分なんて関係なく一緒に真剣に考えたときのことです。
集客施策を考える前のこのレストランの状況をお話すると、本場の味をその地の出身のスタッフの方々が届けるというコンセプトだったのですが、マニアックすぎてベトナムの中でもマーケットが大きい方であった日本人からの関心が集まらず、日本人のお客さんは非常に少ないという状態でした。
日本語で日本人向けに宣伝しても、いまいち刺さらない…
でも、日本人マーケットはそれなりに大きいし、日本人を増やしてお店全体の集客数を増やしたいと思っていたようです。
それで日本人の私に一緒に日本人向けの施策を考えてほしいといわれ、まだインターンの身分でマーケティング経験がないながらも、日本人のお客さんの立場に立って、施策を提案させてもらえることになりました。
まずは、身の回りにいた日本人の友達に、自分がそのアジア料理を食べるなら、何を食べたいのか、価格はいくらくらいならいいのか、ヒアリングしてみました。
それで自分がお客さんだったら…ということも考え、
日本人向けに金曜日夜にディナーブッフェ施策をすることを提案しました。
以下、具体的なメニューを言ってしまうと、どこの国の料理だかわかってしまうし、お店も特定されてしまうので、ベトナム料理店の例に置き換えて話をします。
日本人もよく知っているベトナム料理は、フォーやバインミー(フランスパンサンドイッチみたいなもの)、生春巻きなどなど…
ヒアリングの結果、「ベトナム料理になじみがなかったけど、今回そのお店のベトナム料理を食べてみたい!」という人が食べたいメニューは、まずは王道のフォーなど日本でも知名度のある有名な料理を挙げる人が多かったです。
実は、そのレストランには、それ以外のマニアックなローカル料理が100種類くらいあったんですけど、それはあまりにも日本人になじみがなさ過ぎて。よくわからないから、来店する気にもなれなかった。
もちろん、料理はその国や地方の文化の一つで、理解するべきなんですけど、まずは日本人を集客することが目標だとすると、日本人にとって馴染みやすい料理のお手頃価格の期間限定ブッフェを提供して、まずはお店や料理を知ってもらうのが一番いいのではないかと思い、王道メニューのブッフェを提案しました。
そして、日本人向けに告知をしたら、なんと初日から1~2時間で10人以上の日本人客が来店…!
そのレストランのスタッフさんはすごく喜んでくれました。
そして、私も内心大喜びしました。
自分で考えた施策がターゲットに刺さって、結果を出せた…!と。
こんな経験、学生のうちにはなかなかできないことだし、これも発展著しいベトナムで裁量権大きいインターンをやれたからこその成功体験だと思っています!
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