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Back to School:インターの新年度がそろそろ始まります!インターの年間休み事情を解説

しばらくの間更新が滞っており失礼いたしました。

今回は、まさに今週から続々と各インターの新年度が始まるため、インターの新年度や年間カレンダーに関する話や事例などを紹介します。
また、インター受験をご検討されている方は、日本の学校との違いなどもご説明しますので、ご参考にしていただければと思います。


Back to Schoolとは


アメリカなどに在住経験がある方はご存じかと思いますが、7-8月は多くのショッピングモールやオンラインショップなどで「Back to School」セールが行われます。
直訳すると「学校に戻る」という意味ですが、長い夏休みが終わり学校に戻ってくるという文字通りの意味合いで、新年度に合わせ文房具や学校用バッグ・シューズなどの学校関連用品を中心としたセールが行われます。
日本の場合ですと、4月の新年度開始前に新生活セールや入学準備セールが行われるのと似ていますね。

日本にあるインターも、同じように8~9月から新年度が始まりますので、この時期にBack to Schoolセールが日本で行われていないのは少し損をした気分になります。

さて、日本のインターも、学校ごとに新年度開始の日程は違いますが、今週から来週・再来週にかけて続々と新年度がスタートします。
主要な学校の新年度開始日程は以下になります。

8/16:清泉インターナショナルスクール(学年によっては8/17、18)、セントメリーズインターナショナルスクール(学年によっては8/17)

8/21:横浜インターナショナルスクール、サンモールインターナショナルスクール(学年によっては8/22)

8/24:聖心インターナショナルスクール

8/29:アメリカンスクールインジャパン

私の子供が通うインター(上記の学校の1つです)もいよいよ新年度が始まります。
インターは夏休みが約3か月ととても長いのですが、今振り返るとあっという間だった気もします。
インター生の夏休みの過ごし方は今度別の記事で書きたいと思います。

インターの次の休みはまさかの秋休み?!


さて、長い夏休みが終わりようやく新年度を迎えるわけですが、なんと、すぐに秋休みがやってきます。。苦笑
秋休みは、大体どこのインターも1週間程度なので夏休みと比べるとマシですが、それでも日本の学校には存在しない秋休みがある時点で日本のカレンダーで仕事をされる親御さんにとっては予定を調整するなど大変になってきます。
秋休みはFall break、Autumn breakなどと言われ、大体10月の1週間がお休みになります。(日時や長さは学校によって違います。)
8月末にやっと新年度が始まったのに、2か月足らずでまたお休みが来るというわけです。

3か月ある夏休みは、多くのご家庭で、子供をサマーキャンプに入れて新しい経験を積ませたり、外国人のご家庭は母国へ帰り家族へ会ったりという過ごし方をしますが、秋休みは1週間しかないため基本的にはインターのファミリーは旅行に行くか家の周りで過ごしている人が多い印象です。
旅行については、10月は閑散期で安いため、お仕事の調整がつくなら行くとお得かもしれません。

余談ですが、私も去年の秋休みに旅行に行きましたが、旅行先に同じインターのファミリーが偶然泊まっていてバッタリ遭遇したことがありました。
みんな考えることが同じですね。

仕事の調整がつかない場合は、1週間(平日5日間)は何も特別なことをしないで過ごすケースがほとんどです。
子供が未就学児などの場合は1週間保育園などの一時保育やベビーシッターなどにお願いしているご家庭もいます。

冬休みは約3週間


10月の秋休みが終わり、また学校が始まったのも束の間、12月後半から1月前半まで約3週間の冬休みがあります。
これは日本の学校でも同じかと思いますが、インターのほうが1週間くらい長いです。

日本の学校の冬休みが12月25日前後から始まるのに対し、インターの冬休みは12月15日前後から始まるので、旅行に行くなら日本の学校の休みが始まる前に行くと空いていて安く行けるかもしれません。
3週間強と長いため、インターのファミリーは外国へ旅行or母国へ帰国する人が多い印象です。

ただ、やはり仕事の調整が難しいご家庭などは、ウィンターキャンプに子供を通わせたり、子供が泊まりで行くスキー合宿に行かせたりする人も多くいます。
冬休みのおすすめの過ごし方についても、今度記事を書きたいと思います。

なお、冬休みを境にセメスターが変わります。ですので、8月~12月までがセメスター1(1学期)、1月~6月がセメスター2(2学期)となります。

冬休みの次にあるMid-winter break


冬休みは日本の学校とあまり変わらないですが、2月に「Mid-winter break」という休みがあります。
中冬休み、と訳せばよいのでしょうか、訳すのが難しいです。
Autumn breakと似て、各学校で日程や長さは違いますが、1週間ほどのお休みで大体2月にあります。

冬休みが終わって1か月ちょっとでまた1週間お休み、というスケジュールには、日本の教育システムで育った私にとって驚きでしかないですが、アメリカの学校では普通のようですね。
Mid-winter break は、ウィンターキャンプなどないため、やはり旅行に行くファミリーが多いですし、あとは家で過ごしている人も多いです。

春休みは日本より短い1週間


2月のMid-winter break が終わると、次は3月後半のSpring Break(春休み)です。タイミングは日本の学校と同じですが、日本の学校は3月中旬~4月前半ごろまで約3週間~1か月の休みがあるのに対し、インターの春休みは1週間というところがほとんどです。
特別な過ごし方はしない人が多いですが、やはりお仕事等でご両親が忙しい場合は、日本の小学生向けに行われているスプリングキャンプなどを見つけて通わせている人もいます。

日本の学校の場合は、春休み期間は新年度(進級)に向けた準備という意味合いもあり、学校用品を買いそろえたりしますが、インターの春休みは特に何もない通常の1週間休みです。

6月前半で学校終了

春休みが終わり4月からまた学校再開ですが、これも約2か月で終了となります。なぜなら、6月前半で年度が終了し夏休みに入るためです。
日本の夏休みは7月20日前後から始まるのに対し、インターの夏休み開始は6月15日前後、約1か月長いとなります。

4月~6月前半までは、1年間の集大成、年度の終了に向けたラップアップ(まとめ)という感じで学校行事がたくさんあります。
スプリングコンサート(音楽発表会)や色々な部活動の発表会、スポーツクラブの大会の試合が多くあったりと、親も含めて忙しい時期になります。
また、学校の最終日にはお世話になった先生にクラスの親からプレゼントをあげたり、親が料理やお菓子を持ち寄ってクラスパーティーをしたりと、とにかくイベント沢山の時期になります。

また、インターあるあるとしては、年度が変わるごとに他の国へ引っ越してしまうファミリーがいっぱいいますので、この時期は日本を去るファミリーや友達とのフェアウェル(送別会)が沢山行われます。

良くも悪くも休みの多いインター


さて、今回はざっくりとインターの年間の休みについて書きました。
これだけ見ると、「なんて休みが多いんだ」と驚かれる方もいるかと思います。私もそうでした苦笑。

しかし、家族との時間を増やしたり、キャンプなど課外活動を通して学校では学べないことを経験したり、ということに重きを置く欧米の文化ではこれが普通なのです。(日本はそうではないという意味ではないです!)

我が家は以前、夫婦ともどもフルタイムワーキングペアレンツだったので、この休みが多いスケジュールには本当に困りました。
しかし、ワーキングペアレンツだからこそ見つけた休みを過ごすTips(コツ)などもあり、何とかやってこれました。
今後別の記事で、夏休みや冬休みの過ごし方などまとめたいと思います。

本日の最後まで読んでいただきありがとうございます。
取り上げてほしいトピックなどありましたら、コメントでもメッセージでも教えていただけますと幸いです!

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