さわちん( inteltank )

「ナレッジマネジメント」「育成」「学習」でご飯を食べている人。考え方はScrapbox…

さわちん( inteltank )

「ナレッジマネジメント」「育成」「学習」でご飯を食べている人。考え方はScrapbox( https://scrapbox.io/inteltank/ )にたくさん残していて、一部をnoteにあげています。

最近の記事

Scrapbox流、導入推進者に寄り添う事業開発

初めまして、こんにちは。さわちんです。 2022年10月より1年、Scrapboxという個人ノート・チャット・Wikiを一つにまとめたようなプロダクトにて、事業開発1人目としてビジネスサイドのあらゆることをやってきました。 Scrapboxは非常に変わったサービス。未だかつてない体験を提供するプロダクトのため、知っている人と知らない人の間の溝が非常に深い。知らない人への説明が難しく、チームへの浸透も苦労します。この1年を一言で表すと「導入推進者への寄り添い」でした。 こ

    • 知識社会(現代)における雑談のビジネス価値

      みなさん、会社で雑談してますか? この記事において雑談とはプライベートの話に限らず、「特にテーマを定めないで気楽に会話すること」を指します。 私にとって雑談はなくてはならないものです。しかし世の中には、雑談を快く思わない人がいたり、雑談がなくて息苦しさを感じている人がいたりするようです。たしかに私も趣味の話をするのは苦手です。自分から人に話しかけるのも苦手です。でも雑談は大事にしています。 この記事は「チームに雑談を増やしたい」「雑談を有効活用したい」と思う方向けに、雑

      • 私が入った「人生が変わるコミュニティ」の秘密

        社会人の皆さん、大事なことに時間を使えていますか? 正直、私は使えていません。仕事に慣れてきて、「何者かになろうと必死に勉強していた自分」はどこかに行ってしまいました。子供が二人いるからと「営業時間以外は、自分の時間はない。仕方ない」と言い訳する毎日です。 社会や家族は目まぐるしいスピードで変わっていくのに、自分はなんだか成長していない。 変わるためのアクションは見えてました。個人開発を始めてプロトタイプを作れるようになれば、発信を通して自分の性格や実績が伝われば、世界

        • 圧倒的に成長したいなら、たたき台を作ろう

          アウトプットはいいぞカレンダーの19日目は、さわちん@inteltankがお送りします。 「たたき台」は普段作りますか?たたき台とは、議論をするために、方針を決めるために、誰かが最初に頑張って作る最初の案のことです。マネージャーが作るチームもあれば、メンバーが作るチームもあると思います。誰が作るといいのでしょうか? 「たたき台を作る人が一番えらい」とはよく聞きます。 たたき台はゼロから作るものなので、作るのはとても大変です。なのに作ったものにまず来るのは批判、批判、批判。

        Scrapbox流、導入推進者に寄り添う事業開発

          なんで「なんで?」はダメなのか

          Engineering Manager Advent Calendar 2022の12日目は、かなりの時間を若手メンバーの育成に捧げてきたさわちん@inteltankがお送りします。 皆さんはどんなチームで働いていますか?私はメンバーがほとんど20代のやる気溢れる若いチームで動いていました。 心理的安全性に、内発的動機付け。メンバーの主体性を生むためにはマネージャーの関わり方が大変重要。特に「何を」「どう」伝えるかはどなたも悩んだことがあると思います。 「どう伝えるか」

          なんで「なんで?」はダメなのか

          議事録は雑務じゃない。魂込めてやろう

          議事録書いてますか? 会社によって文化が180度違うもの、それが議事録だと思います。残さない会社も残す会社もあります。コンサルであればクライアントへの提出資料として、会議時間の数倍かけて議事録を作ることもあると思います。 私は、「議事録はチーム全員で、魂を込めて書くべき」と思っています。会社でも周囲にそう伝え、チームで取り組んできたので、その話を今日は書こうと思います。 議事録は書くべきです。そして質が高くあるべき。議事録は社内向けであっても最高品質で書くべきである。議

          議事録は雑務じゃない。魂込めてやろう

          振り返りは根性では続かない。仕組みで解決しよう。

          振り返り、大事ですよね。 言われた通りやってもうまくいかない難しい仕事が増えています。ベンチャーやスタートアップであればタスクが終わったら、またすぐ次のタスク。「なんとなくうまくいった」「気づいたらずっと仕事をしている」「漠然と将来に対しての不安が膨らんできた」と、どんどん気持ちが落ち込んでいく人が増えてきているように思います。 「やるべきことを横に置いて、10分で良いから振り返った方が良い」 重要だと頭ではわかっていても、ついつい後回しにしちゃうのが振り返りではないで

          振り返りは根性では続かない。仕組みで解決しよう。

          レビューの成功は、レビュー前に決まっている

          レビューは仕事のコミュニケーションの原点にして頂点。工夫できることがたくさんです。 そんな中、前回の記事では「レビュイー(レビューされる人)が工夫できること」をお伝えしました。 しかし、レビュイーだけでできることには限りがあります。レビュアーがテンプレートを用意し、どれだけお願いしても、レビュー依頼が上手にならないこともあります。 今回は立場を変えて、「レビューの前にレビュアーができること」について私がやっていることを書いてみます。 レビューの成功はレビュー前に決まっ

          レビューの成功は、レビュー前に決まっている

          フィードバックもらうときは、症状をしっかり伝える

          後輩がレビューに持ってきてくれるときに、よく伝えていることです。 「レビューの時間が辛い」という声が減ってくれたらと思い、noteでも書い てみようと思います。 2022/9/6に続編出ました 何も準備せずにレビューもらいにいったら、傷つくのは自分先輩にアウトプットを見てもらって、すごく傷ついたことありませんか? 質問している内容に全然答えてもらえない 限界まで考えて持っていったのに「ちゃんと考えて」って言われる 仮置きで置いたところに先輩が口うるさくコメントして

          フィードバックもらうときは、症状をしっかり伝える