【内定者プロジェクト】卒業編(生理の貧困対策支援PJ)
こんにちは。株式会社インソース23年卒内定者のTです!
大学ではコミュニティ人間科学部に所属し、ゼミで社会教育学を専攻しています。
趣味は漫画を読むこととドラマ・映画鑑賞でかなりインドアです!
生理の貧困対策支援プロジェクトから学べたこと
私自身、就職活動時からインソースの生理の貧困対策支援プロジェクトに興味があり、8月から内定者としてこのプロジェクトに参加することになりました。
みなさま、そもそも「生理の貧困」という社会課題をご存じですか?
経済的事情や生理に対する社会的理解不足により、生理用品を利用できない状態のことを指します。現在日本では12人に1人が経済的な理由で生理用品を購入することが難しいと言われています。
このような社会状況を踏まえ、社会課題解決をパーパスとするインソースの福祉事業の一環として始まったのが、この「生理の貧困対策支援プロジェクト」です。
生理用品の寄付にご賛同いただける企業を募り、全国の自治体や社会福祉協議会へ生理用品をご提供します。
今回は、このプロジェクトに参加した2か月で得られた学びや気づきを記していこうと思います。
1.生理の貧困の現状
1つ目の学びは、日本における生理の貧困の状況です。
上記で記載した生理の貧困に関する内容。女性である私は、正直全く知りませんでした。今回のプロジェクトに参加することをきっかけに、世の中で生理用品の購入が困難な状況にある女性たちの存在を知るとともに、社会課題についてもっと視野を広げようと意識が変わりました。
もしかしたら私のようにこの現状について知らない人も多いかもしれません。社会課題を解決するには、まずは現状を知ること。ここからスタートできるのだと改めて思いました。
2.自治体における生理用品の配布の取り組み
生理の貧困の課題に対して生理用品の無償配布を行っている自治体や社会福祉協議会があるのはご存じですか?(私は自分の住んでいる地域でも実施していることすら知りませんでした・・・)
東京都ではほとんどの市や区がこの取り組みを実施しています。
生理の貧困対策に取り組んでいる自治体の調査をしていく中で、こんなにも多くの自治体が生理用品を無償配布していることに驚きました。
3.伝え方
業務の1つとして、生理用品の無償配布を実施している自治体や社会福祉協議会を調査し、生理用品の寄付を受け入れてもらえるかどうかについて、電話で問い合わせをしておりました。
その電話での対応で気づいたことは主に2つあります。
1つ目は【相手にいかにわかりやすく端的に伝えるか】です。
最初は緊張もあり、プロジェクトの概要や、納品までの流れを順序立ててお伝えするのに苦戦し、お話ししたご担当者様のお名前を聞くのを失念してしまうこともありました。
しかし、電話をした後は先輩から適宜アドバイスをもらう、先輩が電話している様子を見て学びを得る、などを意識して繰り返すうちに、だんだんと落ち着いて話ができるようになりました。
電話をした後に、実際に自治体さまから寄付を受け入れていただけるという連絡がきたときは、安心するのと同時に自分自身がきっかけとなれたことがとてもうれしく達成感がありました。
2つ目は【効率性の大切さ】です
限られている時間の中でいかにたくさんの自治体さまに電話ができるかを考えました。最初は慣れない電話に躊躇したり、交渉経緯(お話した内容のメモ)の入力に時間がかかったりしていましたが、慣れていくと、お電話した自治体さまが寄付に好意的だと自分もうれしくなり、スピードも上がっていきました。
効率が上がれば1つでも多くの自治体さまとつながることができ、1人でも多くの困っている女性に生理用品が届くと、改めて実感することができました。
最後に
生理の貧困対策支援プロジェクトの取り組みを通して、社会課題解決の重要性、また自分自身がその一端を担うことの責任感を感じました。また、社会人としてメールや架電をするという貴重な経験をすることができました。
まずは1人でも多くの方にこの現状を知ってもらう、そして1人でも多くの女性が生理の貧困から抜けだせるように、この生理の貧困対策支援プロジェクトを今後もどんどん広めてまいります!
最後まで見ていただき、ありがとうございました!
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