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中途半端でもいいじゃないか! - BEAU LABO 第9期 ディレクター紹介 vol.10 吉田 彩乃 - Inside BEAU Op.141

みなさん。こんにちは。もう4月。新学期ということで、大学2年生になることに驚いています。1年は、あっという間ですね。もう後輩感万歳でいけないと思うと悲しいです。

大学の桜を見て、4月だなと実感しました。
京都で桜をみるなら、うちの大学の桜意外におすすめです。


私は完璧主義すぎる

前期、3ヶ月ぶりにBEAUにディレクターとして復帰して、はじめは自分の感覚を取り戻すまでうまくいかず高校生に迷惑をかけまくっていました。3ヶ月って短いようで長いと感じられる場面でした。今期は、高校生の小論文を何度も読んだり、対話していく中でラボの探究だけでなく、高校生1人1人に自分自身についても探究してほしいという思いで行ってきました。しかし、それが高校生の負担にも自分の負担にもなってしまったなぁと今振り返って思います。高校生には、ミーティングの時間を伸ばしてしまい、自分はどうしたらよりよい3ヶ月にできるか考える余裕があまりなく切羽詰まってやってしまいました。その原因が、「私は完璧主義すぎる」部分だと感じています。なんでも完璧にしないとダメだと思い、それが反面学びの機会を減らしてしまっているとも気づきました。また、ディレクターではなく先生みたいになってしまっているのもここにあるのではないかと思いました。


8期ともに活動した、高校生と医療福祉ラボのディレクター
みんなありがとう〜

中途半端でもいい。

9期の私のテーマは、「中途半端でもいい」でいきます。正直、9期も医療福祉ラボのディレクターになったとき何をテーマにすべきか。確かに、医療福祉で探究したいことはあります。でも、同時に違う景色をみたかったという思いもありもやもやしていました。

このことを8期の振り返りをしながらBEAUで私の飼育員さんとして面倒をみてくれた方と話していたとき、もっと中途半端でもいいんじゃないと言ってもらいました。私は、あまり軸がなく今までディレクターをやってきてしまっているのではないかと思っていました。でも話していく中で、私には軸がありそれを貫こうとしていてそれが完璧主義にも少しつながっているのではと思わされました。なので、例えば誰かに話を聞く際も目的や達成度を考えすぎず、少し半端な感じで高校生に投げてみたり、そこまで明確にせずいろんな人の話を聞ける場所や機会を作りたいと思います。もやもやのまま来週のミーティングをやるのも新しい世界が見えるかもしれません。そして、また6期の時の私みたいに、心の余白をたくさんもって「これやりたい」「あれやりたい」をいっぱい思いつきでやってみたいなぁと思います。

私は地域✖︎福祉教育をやりたい

8期では、自分がどのように「教育」という部分と関わりたいか向き合っていました。8期の期間中には、大学の授業で福祉施設への実習へも2ヶ月間行っていました。その実習を通して、私は「施設」という場所ではなく「地域」というフィールドで教育や福祉をやりたいのだと実感できました。9期では、地域での福祉教育・生涯教育の課題を学んでいくとの同時に現地のフィールドワークにも足を運び1つでも多くの現場を五感で味わいたいです。そして、それを高校生に少しでも共有できたらいいと思います。

吉田 彩乃(よしだ・あやの)
BEAU LABO 第9期 医療福祉ラボ ディレクター
同志社大学社会学部 2年


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