見出し画像

誰かの役に立つという「貢献力」を高める No.380

===========
2022年1月16日 「DAYONE日記」No.380
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。プロフィールは以下の通りです。
https://note.com/104007rm/n/nbb31358271e4
===========

組織の中で働くというのは、その組織のミッションや役割を理解することが大事だと思っています。つまり、会社の方針を理解するということです。

そのミッションや方針を理解し、それらを判断の基準とすれば、自分がなすべき事は何か、つまり、自分の役割が見えてくるのです。

ピータードラッガーは、自己の役割を「貢献」と表現されていますが、まさにその通りです。会社のミッションや方針に対して、自己が貢献できることを考えることが大事になるのです。

そして、ドラッガーは真に理解できれば、貢献について自ら考え、自分で決定し、自ら行動することができようになると考えています。

それによって、自分の持っている強みや才能をより生かすことができ、自己成長にもつながるのです。

だから、組織人として大事なことは、この「貢献を問う」能力が大事になってくるのではないでしょうか?

人の成長の可能性は、貢献という形で自分以外の人に意識を向けることによって広がるのです。

だから、上司に対して新入社員が…

「何かできる事はありますか?」

と聞く事は、実は既に貢献する活動になっているのです。そして、それは、新入社員だけでなく組織の中で働く人間として、その役割を考え、また、自分の周りからその自分の役割について聞くことも大事になるのです。

そして、貢献を意識することで、「今の自分にできる事は何か」を考え、そして、その範囲をさらに拡大するために、「自分の得意分野や強みをどのように磨いていけば良いのか?」を意識するようになるのです。

その考えを突き詰めていくと、ピータードラッカーでいう「自分にしかできないことをやる」という事につながるのかも知れません。

貢献というのは、他人に何かを提供する、つまり、役に立つことです。他人のために役に立つことが、結果として、自分の成長に直結するのです。

つまり、人の成長は、自分が貢献できることを考えることによって、自らが行動を起こすようになり、それが成果となり成長につながるのです。

だから、この自ら主体性をもつことが大事になります。組織に入ると、「育ててもらう」・「教えてもらう」というカルチャーも存在します。

でも、「育ててもらう」、「教えてもらう」だけでは、限界があるのです。

人から教えてもらえる知識的な形式知を学ぶことができても、その知識を知恵に変え自らが気づき学び高めていくという暗黙知は自ら作り上げるしか他ないのです。

だから、「自分が他人に対して何ができるのか」ということを問い続けることが大事なのです。つまり、自問自答し続けることです。

それは、ずっと、誰かを意識し続けることです。
組織で働いていると、こんな声も聞こえてきます。

直接お客様と関わることがないのですが…という声。

組織の中、直接お客様と接しない管理部門の仕事でも、社内の人が顧客になるのです。それを意識するのです。

大事な事は、必ず誰かのために仕事をしているとという意識を持ち、貢献しているという意識を持ち続けることです。

そう思うと、自分の役割というのは、無限に広がるのです。そして、それが意識できれば、仮に今すぐ貢献できなかったとしても、自分が3年後に貢献できるように、今から自分磨きするという発想にもなるのです。

だから、自己成長し続けていくためにも、他人を意識し他人や組織のために役に立つという「貢献力」を高めていくということです。

そして、他人を介するからこそ、一生懸命にもなれるのです。そして、必死で考え、行動するのです。

言われたことだけやるという受動的な行動から自らが考え行動するという主体的になるということです。

だから、まずは目の前の誰かを意識するだけでも行動を変えていけるはずです。

私もこれからしっかり意識して取り組んでいきたいものです。

この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?