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人に喜んでもらうことが自分の喜びになる No.381

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2022年1月17日 「DAYONE日記」No.381
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。プロフィールは以下の通りです。
https://note.com/104007rm/n/nbb31358271e4
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毎週末のクッキングパパは、今も続いています。
色々な事情でできない週もありますが、出来る限りやっています。

最初の方が数えていたのですが、途中からカウントできず。ただ、もう30回くらいやっているような気がします。

元々、料理を始めたきっかけは、自分で釣った魚を捌けるようになりたいという思いと自分の人生の長さとリスクを考えたことが大きいです。

私は、それまでほとんど料理が出来ませんでした。一人暮らしはしていましたが、基本的には手軽にできるインスタント食品中心でまともな料理は何一つ出来なかったのです。

そもそも、料理をするというやる気が無かったのです。

でも、人生を考えた時に、自分よりも妻が先に亡くなる可能性もあると気づいたのです。全く意識に無かったのですが、よくよく考えたらその事に気づいたのです。

自分の中で、勝手にずっと妻は生きているという思い込みをしていたのですが、そうとは限らないです。いつ何時、妻にも何があるか分かりません。

そうなった時に全く料理はできませんでは、生きていけないと思ったからです。子供達にもご飯を食べさせていくと考えれば、必ず身につけておくべきだと強く感じたのです。

そして、老後、仮に妻に何かあったとしても、一人で生活できるために自分自身の基盤作りは必要だと感じたからです。

ある意味、料理をするという強い明確な理由ができたからこそ、続けているのかも知れません。

それ以外にも、祖父の背中を見て、自分も早くから料理しておこうという気持ちになったと思っています。

それは、父方の祖父も私と同じように全く料理をしない人でした。でも、祖母が病気になって車椅子生活になってから、祖父は人が変わったのです。

不慣れな手つきで包丁を握り、台所に立っている姿です。それを見て、祖父への尊敬と自分でもできるようになりたいという潜在的な気持ちはあったのかも知れません。

今では、祖父はとても上手に料理するようになっているのです。

そして、その潜在的な気持ちが、今回、顕在化したということです。ずっと心の中で思っていたことだったようにも今では思えます。

人生は、本当にいつ何があるのか分からないのです。
本当に、人生山あり谷ありと言われるように様々なことがあるのです。「人間万事塞翁が馬」という言葉通りです。

だから、どんなことがあっても立ち直れるレジリエンスと自分自身に生きていく力を身につけることが大事なのです。

そんな気持ちで料理をを始めたのですが、料理を作るにつれて、少しずつ新しい目的ややりがいを感じるようになったのです。

それは何か?

それは、単純に家族の皆が自分の作った料理を食べて、「おいしい!」と喜んでくれることです。

そして、妻からの「ありがとう」という感謝の言葉です。それが、今の自分にとって料理をする大きなやりがいになっているのです。

だから、「もっと料理を頑張って喜んでもらおう」という気持ちが湧いてくるのです。

やはり、人は、誰かのために何かをすることにやりがいや喜びを感じることができるのではないでしょうか?

自分が他者に働きかけた行動で、他者が喜び、感謝してくれること、そして、自分という存在を認めてくれる事によって、人の満足度が高まるのです。

だから、「人のために行動する」というのは、結果として、「自分のためにもなる」というのことです。

仕事も、「誰かの役に立つ」ための手段だと思っています。だから、大事なのは、自分目線ではなく相手目線。相手の立場に立つということです。

本当に相手の立場になって、相手が望むことや喜んでくれることを考えるのです。それが結果として相手もニーズを満たすための唯一の手段です。

だから、営業もこちらが売りたい商品を売るのではなく、相手のニーズをとにかく聞くことから始まるのです。そして、そのニーズに合致した商品が提供できれば、本当にお客様は喜んでくれるということです。

だから、他人のためにいかに汗をかけるか、これが大事になるということです。

だから、どんなことでも誰かを意識して取り組む。
そうすれば、結果的に、それが自分にプラスとして跳ね返ってくるのです。

「人間として最大の喜びは、人に喜んでもらうこと」

だと最近強く思うようになっています。

「ありがとう」が魔法の言葉と言われることがようやく本当の意味で腹落ちしてきた気がします。

そういう言葉が欲しくて、誰かのために一生懸命頑張るのではないかと思います。

「徳を積む」ということになりますが、それが自分の人生にとって無形資産として積み上がっていくのです。

それだけでも、自分の心の豊かさは、右肩上がりに上がっていくはず。それは、自分を成長させるということを意味するのです。

だから、誰かを意識して行動するというのは、とても大事だと強く感じるこの頃です。

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