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【論考】統合失調症になると非合理的なことが起こり、判断力が極限まで低下する。

 精神状態がめちゃくちゃ悪い。
 原因は分かっている。処方された薬のメニューを、朝、飲んだか忘れ、二回目を飲んだからだ。

 心臓がバクバクするし、いい教訓を得た。
 『薬を飲んだか飲んでないか忘れた時は、飲まないほうが無難』

☆☆☆
 話題を変えよう。

 次の話題は、簡単に言うと『未来に向けての賢い判断が全くできなくなっている』という点だ。

 統合失調症で判断力が欠如しているのか、元々の性格や頭の悪さから判断力が欠如しているのか、正直わからないところがあるが、とにかく、一人で判断をすることが非常に苦手というか、「このことをしたら、次にはこのことが起こるよね」といった、因果関係に基づく論理的思考が出来なくなっている、という状態にある。

 例えば、命題:ツイッターの説明欄やカクヨムでのプロフィールにおいて、最終学歴と統合失調症になってしまった時期を書いた。

 因果関係における。この命題から導き出せる結論は、いかようにも出てくる。

 メリット:本物の人間であることが一発でわかる。
     :ある程度の大学に進学していたことがわかり、信頼感を得る。

 デメリット:個人情報をさらすことになり、家族からSNSを止められるよう、勝手にアカウントが消される可能性がある。
      :特定されるのではないかという不安感が常につきまとう。

 このメリットとデメリットが、日常生活におけるその時その時の、会話、予想、思考により、ぐるぐるぐるぐると回っていくために、一度決めたプロフィール欄をすぐに変えてしまうという、普通の人からしたらおかしな暴挙に簡単に出てしまう。

 さらに言えば、統合失調症になってわかったことだが、『この世には論理的、もしくは因果的には説明のつかない現象が多く起き、偶然性で未来が決定していく現実の中では、未来を確実に把握することができない。』という論証が成り立つこともわかってしまった。

 この点について言えば、『統合失調症になってしまったからこそ、未来への不透明感に対して異常なまでの恐怖心を持つようになった。』と導き出すことができる。つまりは統合失調症になってしまい、神の偶然性というか、全てを結び付けてしまう関連性妄想障害のせいで、判断力が最低値まで低下してしまった要因と考えることができる。

 要は、メリット、デメリット、の天秤に乗せて、人はあらゆることを判断していくと思われるのだが、一度統合失調症になると、その判断の二項性が、『未来は何が起きるか分からない』という、天秤ごと壊してしまうような、新たな要素が加わることにより、自分が行った判断が、将来的にメリットになるのか、デメリットになるのか、自信を持って言えないという状況に陥ってしまう。

 これが、統合失調症になってしまった際の、判断力の低下に繋がっているように私は感じる。

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