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統合失調症患者である私は、電車の中の雑音が非常に苦手なのでいつもイヤホンをしていますが、あえて無視しているとかそういうことでありません。

 2023年5月15日(月)。21時00分。

 こんにちは。井上和音です。

 大相撲において、熊本県出身力士の歴史の中で唯一優勝した正代しょうだい関を勝手に応援しています。今日、2023年5月15日(月)は寄切よりきりで勝ちました。令和五年度夏場所において、初白星を飾りました。正代関の魅力と言えば、なんと言っても「負けた!」と誰もが思う土俵際で、最後の最後まで足を残して物言いまでに持っていく、あの粘り強さだと思っています。今日は実家に帰り着いてから、たまたまNHKを見てみたら、たまたま正代関の相撲でした。今日もまた、「負けた! 負けた?」と微妙な判定の末に、取直しの一番を手に入れることが出来ました。そして、取直しの一番では文句なく寄切よりきって正代関が勝ちました。相撲に逆転勝利という言葉はないとルール上は思いますが、崖っぷちからの逆転勝利と素人の私は見てしまいますが、そのサッカーで言うところのジャイアントキリング感が観ていて楽しいですね。

 ところで、今日は正代関は寄切よりきりで勝ちましたが、昨日ははたき込みで照ノ富士てるのふじ関に負けました。そう。ところで、と区切ったのは相撲の技の名前って寄切りだけ特別なような気がします。なぜかと言うと、はたき込みで勝った場合には場内アナウンスで「はたき込みで照ノ富士の勝ち」と流れるのですが、寄切りで勝った場合には「寄切って正代の勝ち」と流れてくるのです。寄切りだけ五段活用の活用語尾が変わっているのです。実は寄切りも「寄切りで正代の勝ち」と言っていたのかもしれません。ただ、今日の放送を観ていて「寄切って正代の勝ち」と言っていたので「寄切りって技の名前ではないのか」とか思ってしまいました。「はたき込んで照ノ富士の勝ち」とは昨日のラジオの放送では言っていなかったような気がするので、今日の放送で寄切りについて不思議に思いました。インターネットで調べれば一発で出そうな気がするのですが、あえてまだ調べていません。調べたら書く気も無くなってしまいますからね。日本語の単語を集める旅に出かけるのならば、相撲用語もきちんと熟知しておいたほうがいいのかもしれません。というか、相撲用語は絶対に知っておいたほうがいいです。相撲用語って格好良いからね。

 以上寄切りの話でした。

 調べてみたら決まり手八十二手の技の名前は面白かったです。撞木反しゅもくぞりとか一体誰がするの。柔道の肩車かたぐるまです。

 「こんにちは。年賀いやがらせです。今日は帰りの電車の中で中学生時代の同級生に会われたらしいですね」

 中学生時代の同級生っぽい人だけれど。多分、喋ったこともない。本当です。クールぶって無視をしたとかそういうわけではないです。本当です。

 本当に同級生だったのかは分からない。

 その人は電車の中で座っていて、友人と何やら喋っていて、私の顔を見ながら何かしら喋っていた。これだけ書くと「統合失調症の展示会ではないのかい!?」と言われそうに思われるが、多分、世の中の全ての人が自分について噂をしている、私が勝手に名前を付けた「展示会」と呼ばれる状態ではなかった。はず。

 ただ、その人が中学校時代の同級生だということに最初は本当に気が付かなかったので「展示会の再開か」と軽く本気で思いました。とりあえず展示会に太刀打ちする方法は無視しかありません。

 というか、展示会の再開が怖くて怖くて電車の中では毎回ウォークマンのイヤホンを着けています。ノイズキャンセリングがばりばり効いていて、絶対に外から会話が聞こえてくることはありません。今日は fripSide の sister's noise をばりばりの大音量で聴いていました。最近の自分の中の流行りの曲です。とある科学の超電磁砲レールガンを観たことも読んだこともなかったのですが、#コンパス戦闘摂理解析システムでアクセラレータというキャラクターを使っていたらテーマソングとして流れてくる音楽が sister's noise という曲でした。あまり歌詞を書いてはいけないのであえて句読点を入れますが、「街は、ひそやかに、君を隠してた」というフレーズにハマりました。「そうそう私って能力あるけれど何かしら他人様に私の能力は隠されているのだよね!」と、とてつもない誇大妄想を後押ししてくれる歌詞だと思いますが、そうやって自分の都合のいい統合失調症の妄想を後押ししてくれるフレーズは、何かしらをしたり続けたりする際には必要なエネルギーとなっています。虚構でも良いから、自分を応援してくれるようなそんなフレーズ。大事だと思います。それこそ歌の持つ力なのかもしれませんが。やっぱりコラボとかパロディとかは新しい発見があって大事だぜ! と昨日の主張をまた繰り返すことになりますね。

 いつか sister's noise の歌評も書きたいですね。もちろん note 用に。これは良い曲です。

 で、中学校時代の知っているっぽい人に出会った話ですが。

 もちろん、ノイズキャンセリングの影響で何を喋っているのかは分かりません。ただ、駅に着いた後もずっと見られているかのような感覚があったので、イヤホンを外してみると、「びっくりしたね! 顔が全然変わってない!」とおしゃべりしているのが聞こえてきました。流石にこれは顔見知りでは、と思って脳内で検索を掛けてみたら、確かに中学校の卒業アルバムの写真で見たことある顔だったとは思いました。

 思ったことは思ったのですが、本当に喋ったことはありません。本当です。知っていたのにあえて無視したとかそういうことでありません。

 私って有名だったのでしょうか。私の知らないところで私の名前があちらこちらに飛んで行ってしまっているのでしょうか。

 特に話しかけられるわけでもなく、ただ私はそのそばを通り過ぎていきました。謎ですね。謎と言えば謎なのですが、帰りの電車の中では疲労困憊で人間らしい会話も出来ない、ほぼ木乃伊ミイラ状態なので、何かを喋ることなどそもそもが出来なかったと思われます。

 「その素っ気無さそうな態度が、また井上さんを井上さんだと断定させる要素になったと。メモメモ」

 それは有り得るのです。格好付けとかクールぶっているとかではなくて、中学時代も睡眠障害とかで、ありふれた会話が出来ずに何かしら一人で行動してしまうことが多かった。孤独とか嫌いなのです。本当に寂しがり屋なのですが、疲れていたり眠くて会話が出来ないのです。

 ある程度、会話を重ねてきた人ほど「(あ、井上さんってクズなんだ)」と幻滅されることが多くて、結局友人関係も長続きしないというのが現状なのですが。

 「友達は選んだほうがいい」という名言を残してくれた高校時代の友達も、最終的には井上さんを友達に選ぶことはありませんでした。選ばらなかったら、選びに行け! という名言も何かしらの歌にはありますが、選びに行った優しい友達も「映画に行きませんか」とかよく誘っていたのですが、最近ではもうLINEの返事も返してくれなくなりました。

 みんな結婚とかしているし。子どもなのは私だけですよ。たはは。

 相撲の話と自分をざくざくと傷付けるかのような記事になってしまいました。言いたいことはもっとたくさんあるのです。今日のクローズアップ現代の放送内容で「あれ。これって公務員の違法接待にならないの」とか思ったことはありますが、詳細は省きましょう。ここに書いたのでクローズアップ現代のことはもう忘れましょう。NHKで堂々と放送しているので別に問題はないのです。NHKは正しいのです。本当なんです。今日のクローズアップ現代において、NHKの国に対して批判的な姿勢は好きでした。

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