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現在の立ち位置を肯定してくださるその姿勢、今を楽しむその言動が、私を前に向かわせるきっかけを作る。

 2023年4月19日(水)。16時35分。

 精神科から帰って参りました。入院することなく、普通に診察を受けて、普通にソーシャルワーカーさんと話して、普通に薬局に行って帰って来ました。

 帰ってきたら、暇だな、ということで。書くか、暇だしな。ということで書こうと思いました。

 こんにちは。井上和音です。今日は休みですね。休みなのに午前中は書かなかったのは、午前中は鬱の海に溺れていたからです。「疲れた」「しんどい」を親近者も誰もいない家の中でぼそぼそと呟きながら、ごろごろしたり、くたくたと歩き回ったりしていました。

 この記事は、実は見えている私だけが分かるのですが、777記事目です。ぞろ目です。ゲームセンターの馬券の倍率が77.7倍だったらまずその馬券に1コインは投入しておきましょう。恐らく勝ちます。ただの機械のおもちゃですし。

 777ならばスロットではないのかと思われますが、スロットをやったことがありません。中学校時代は友人との関係性を壊さないようにゲームセンターに行くことが多かったですが、自分の持ち金を減らさずに如何に友人たちと楽しくゲームを長続きさせることが出来るかを考えていました。中学校時代の生き方って、そんなものですよね。

 友人関係が第一。部活の仲間たちと軋轢を生まない方法をいつも模索しておりました。普通の中学生だったし、高校生だったのではないかと思います。

 自分一人の勝手なわがままで生きてみたいと思ったのが大学生活であり、はたまた、そんな自分一人のために生きる時間があってもいいじゃないか、と孤独への道を成熟させていったのが浪人生活だったのかなと思います。

 いつも、どうやったら生き残れるかしか考えていませんでした。今もそうかもしれませんが。大学生活の頃にお金があったらどうなっていたかを考えるとちょっと怖いですね。何をしでかしていたか分かったものではありませんが、その前に統合失調症になり、経済的にも親近者の負担を考えて、留年確定していて留年するくらいならばもう辞めようという思いで大学生活も幕を閉じました。

 話が逸れまくってあれですけれども、今日の話に戻すと、精神科に行きました。実は5週間振りらしく、そんなに時は経っていないようにも感じました。

 いや、急激な頭痛で一度突然訪れたこともあったかのように思います。ただ、ソーシャルワーカーさんと話すのは間違いなく5週間振りでした。5週間前に何があっていたかと言うとWBCで日本が準決勝でメキシコに劇的な勝利を挙げていた頃です。もう遥か前に思われますが、まだまだ5週間前でした。

 かかりつけ医の方が新年度で出世しておりました。おめでとうございます!

 ソーシャルワーカーさんとはとても話が合うというか、プロなのか分かりませんが、とても話が合います。話が合うって何、という感じですが、話が合います。私が聞き手になることもあります。ただ、話をしていてとても楽しいし、気持ちの良いことも仰ってくださいます。かかりつけ医にも恵まれていたと感じていますが、ソーシャルワーカーさんにも恵まれていたなとつくづく感じます。京都市にこんなお医者様だったり、ソーシャルワーカーさんが居てくだされば……。いや、同志社大学寒梅館のソーシャルワーカーさんもとても親身に話を聞いたりアドバイスを頂いたりしていました。私が甘かっただけなのかなとか思います。

 気持ちの良いことを仰ってくださったのは、カクヨムコンテスト8の中間選考に、長編、短編二つの作品が通過したと言ったときに、とても褒めてくださいました。本当に褒めてくださいました。初めて現実世界でカクヨムコンテスト8の中間選考の突破に対して褒められたので、とても気持ちが良かったです。

 だからこうやってすらすら書けるまでメンタルが回復したのですね。良かった良かった。

 親近者等には全く褒められませんでした。「あんたが羨ましいね」「暇だからそんなことが出来るんだよ」「早く正職員になれ」しか言われませんでした。

 他にはメルカリの使い方、売り方とかを教えてくださいましたが、意外と簡単そうでした。ポケモンカードを買ってしまう熱が上がってしまいそうになりながら、これ以上の投資っぽいことへの出費はいけないと自制しているので、ポケモンカードClassicでポケモンカードを買うのも最後にしたいとちゃんと言いました。いや、ポケモンカードClassicで本当に最後にしますよ。

 精神科って延々と毛嫌いしてきましたが、楽しい時は楽しいのですね。信頼感が積み上がって、ちゃんと患者の意見も聞いてくださるようになれば、話していて本当に楽しいです。そういえば職場の飲み会の話にも触れました。精神障害のある人は、飲み会等が苦手だという人が結構いるようです。私の場合は、上司の方がしっかりフォローに入ってくださったおかげで、飲み会もなんの苦痛も無く、どちらかと言えば楽しく──どちらかと言えばではなく普通に楽しく──飲み会も終わったことも言いました。「良い職場ですね」とも言ってくださいました。

 今の私の現在の立ち位置を全て肯定してくださるその姿勢が、ソーシャルワーカーさんと話していて楽しいと感じる、気持ちの良いと感じる箇所なのかもしれません。「今の現実は楽しい位置にいるのですよ井上さん」と言われてはいないですが、今を肯定する動き、現実を楽しむ生き方を、遠からず少なからず、私の心の奥底に伝えてくださるその姿勢が、自分が生きようと思うこの人生も前向きにしてくれるのかなあとか思いました。

 あんまり長く書いても、読むのがきついだけと最近 note に移植しながら思い至った点ではあるので、短めの文章の記事でも良いじゃないかと思うので、今回の記事はこの辺りで終わります。

 読書とかもしっかりして、文章力等も高めたいですね。精神科通院は良いことですね。

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