セミはなぜ人に向かって飛ぶのか?
いや〜、悔しいねぇ〜。
家に帰るとドア付近に
セミが張り付いてずっと鳴いていた。
このままだと家に入れないので
セミが気づかないように鍵を開け、サッと家に入ろうとしたら
ギギギギギギ!!!!
とそれまではピクリとも動かなかったのに
こちらに向かって飛んできた。
それどころか家の中に入ってきそうだったので
急いでドアを閉め、間一髪セミの侵入を防いだ。
セミ如きにビビらされてしまった。
悔しい。
僕はセミが苦手だ。
ミンミン、ギィギィとうるさいし
見かけも気持ち悪い。
それに追い払おうとすると
何故か彼ら(セミ)は人間に向かってくる。
何故セミは人間に向かってくるのか?
少し気になってググってみると
セミは羽根に比べて本体が大きいらしく
1分程度しか飛べないらしい。
その僅かに飛べる1分の間に
次に止まれる場所を探さなければいけない。
必死に止まるところを探しているときに
セミよりも随分大きな人間に止まれるのではないか?ということで向かってくるらしい。
セミが飛んできたらどうすればいいか?
セミは目が悪いので、ゆっくり動く人間は木と勘違いするそう。そのため、大きく動こう。そうすればセミから逃げていく。
セミの最期、セミファイナル
セミファイナルって言葉うまい。
これも「あ、セミが死んでるな〜」と思ったら、「ギギギギギギ!!!」といきなり飛び出された経験がある。
その状態のセミは死期が近く
体力が失われているところ人間が近づいたことによって、防衛本能が働き、逃げ出そうとしているのだ。
セミの一生は幼虫7年+成虫7日
成虫のセミは7日しか生きず、短命だ。
ずっと幼虫でやっと地上に出て、やっと自由に飛べると思っても7日しか生きられず、かつ人間からは嫌われる。
若干悲しい存在ではあるが
短い一生の最期のあがきが、突然飛び立つというセミ爆弾やセミファイナルといった行動なのであれば少しは許せるのではないだろうか?
いや、許せん
それでもセミは嫌だ。
セミからしてみたら
短い命なのに、そんなに嫌われるなんて
いや〜、悔しいねぇ〜!
という気持ちなのかもしれない。
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