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"国境をなくして人種という区別をなくして地球人として生きていけばいい。"

仲間はずれを生むような仲間意識ならない方がいい。

今、世界ではジョージ・フロイド氏の事件から多くのデモ活動や世の中に対してのメッセージで溢れている。

私もこの事件について、また長年の人種差別問題について調べてみたり、友人がSNSで発信している想いに目を通してみたりした。

思うことはたくさんある。
たくさんありすぎて書ききれない、、

まず、そもそも何故国境ができたのか?
何故、国というものが産まれ、人種という区別がされるようになったのか?
、、コロンブスがアメリカ大陸を発見したから?旧約聖書の呪われたカナンの息子が黒人だと考えられたから?

いろいろ言われているが、そんな昔の人が考えたことを今でも引きずっているという事実が何よりおかしなことだ。

"人種差別"というけど、人種を"区別"することで国境を引くことで、そもそも差別は始まっていると私は思う。

この地球はわたしたちみんなのホームだし、人間のものだけではない。
だから我が物顔で私物化すること自体がおかしいんだ。
それに気付くことがまずは大切なのではないか。

何故他の動物や植物に比べて人間が優れていると言えるのか。
人間社会の中だけで考えたとしても、何故、この種族よりこっちの種族の方が優れていると順位をつけることができるのか?

権力とはなに?
地位や名誉や富ってなに?
社会ってなに?
法律や規則ってなに?

考えれば考えるほど謎だらけ。
これは昔の人が考え付けただけの基準。
人を比べる水準を設けている時点で素晴らしい発想だとは思えない。
人を比べ上下関係をつけることによって、自分自身の成長や進歩を止めていることに何故気付かないのか。

歴史を学ぶことは大切だし、自分の先祖にあたる人間たちが何を考え思って、行動を起こしたのか知ることは大切。
ご先祖様たちは文明を進化させるために歩んできてくれた。きっとそうだと思う。
だけど、それは良い行いも、悪い行いもどちらもあった。
それ知った上で、自分の考えを生み出す。
歴史を学び、それに縛られた考えを持つことは"過去"に生きているようなもの。
いま世の中をみると"過去"を生きている人が多いように思える。
今現在生きているのは私たちだ。
それは間違いなく言えること。

だから私たちは"今"を生きなきゃいけない。過去でもなく未来でもなく。

"今"自分自身が信じたいものに向かって歩き出さなきゃいけない。
そうしなければ何も変わらない。

"過去"も"未来"もそこを見ていては何も変わらないし、何も生まれない。

"手を取り合って、お互いを解りあって、尊重しあおうじゃないか。"というのであれば、差別どころか"区別""区分"をすること自体やめた方がいい。
人種だけの話じゃない。
日本国内、日本国民の中だけの話にしたとしても、地域でわけたり、血液型、星座、男女、大人、子供。
どんなにジャンル分けをして、分析したってみんなルーツが違う。
隣に住み同じ学校の同じクラスに通う同級生だって、似た性格、考え方である方が珍しい。

わたしたちは生き物や物や事に対して何でもジャンルをつける文化があるけど、それが仲間外れを生んでるってことに今気付くべきだ。

カテゴライズされた中でも、それに捕われずに一人一人と一つ一つとしっかり自分の目と心で向き合う必要がある。

全ての人や物事に対し、"ひとりの人"、"ひとつの事"として向き合う。似たような人や物事だったとしても同じではない。それに惑わされては本物が見えなくなってしまう。

そのためにも、相手を信頼し、理解する心を持つ必要がある。
それと同時に相手に信頼し、理解してもらう努力をする必要がある。

私はこの偉大な地球を未熟だけど愛おしい人間を美しいと信じたい。
だから誰かが利益至上主義でつくった"今の常識"から考え方を変えていく必要がある。

"You must be the change you want to see in the world"

"あなたが見たいと願う世界の変化にあなた自身がなりなさい。"

#blacklivesmatter #人種差別 #区別 #差別
#常識 #社会問題 #アメリカ #エッセイ #国境


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