マガジンのカバー画像

観劇

160
観劇の感想など
運営しているクリエイター

#観劇レポ

舞台『アカシアの雨が降る時』を観て思った取り留めのないこと…(感想に非ず)

2021年5月21日に六本木トリコロールシアターで鴻上尚史作・演出の舞台『アカシアの雨が降る時…

アンマchan
3年前
2

舞台『新・熱海殺人事件』を観て思った取り留めのないこと…(感想に非ず)

2021年6月13日、東京・紀伊国屋ホールにて『新・熱海殺人事件』(つかこうへい作・中江功演出。…

アンマchan
3年前
1

舞台『夜は短し歩けよ乙女』

2021年6月。 森見登美彦氏が書いた人気小説(角川文庫、2006年。以下、原作)が原作の『夜は短し…

アンマchan
3年前
3

舞台『虹む街』

「知らない横町の角を曲がれば、もう旅です」と名言を残したのは永六輔氏だが、長く住んでいる…

アンマchan
3年前
2

舞台『未練の幽霊と怪物『挫波』『敦賀』』を観て思った取り留めのないこと…(感想に…

ここのところ、日本伝統芸能である「能」に注目が集まっているようである(私の周囲だけかもし…

アンマchan
3年前
2

舞台『首切り王子と愚かな女』

「言葉」とはとてもやっかいな物で人間はどれだけそれに翻弄される生き物なのかと、舞台『首切…

アンマchan
3年前
1

舞台『りぼん、うまれかわる』

NAPPOS PRODUCE『りぼん、うまれかわる』(山崎彬脚本・演出。以下、本作)を観ている間、ずっと「懐かしい感じがするなぁ」と思っていた。 「懐かしい感じ」を具体的に説明すると、私が20代~40代半ばまで観ていた「演劇集団キャラメルボックス」(以下、「キャラメル」)の芝居を想起させたからであるが、本稿を書くために調べたところ、本作をプロデュースしている「NAPPOS UNITED」は、「キャラメル」の仲村和生氏が設立した演劇の企画・製作会社らしく、だから、そんなに的外れ

舞台『フェイクスピア』

舞台『フェイクスピア』(野田秀樹作・演出。以下、本作)は、観客が良く笑う芝居だった。 白石…

アンマchan
3年前
1

芝居は時間も場所も超越する~ミュージカル『衛生』、音楽劇『GREAT PRETENDER』

小説が「時間と場所」を超越する世界なのは謂わば「常識」として理解されているが、読者の時間…

アンマchan
3年前
1

舞台『物語なき、この世界。』

舞台『物語なき、この世界。』(三浦大輔作・演出。以下、本作)の序盤、主人公の一人・菅原(岡…

アンマchan
3年前
1

舞台『リボルバー~誰が[ゴッホ]を撃ち抜いたんだ?~』

『みなさんは、この話を信じますか?』 舞台『リボルバー~誰が[ゴッホ]を撃ち抜いたんだ?~…

アンマchan
3年前
1

舞台『ロミオとロザライン』

恋をすることは素敵なことだ。 その相手にも好かれ、恋人同士になれればとても幸せだろう。 …

アンマchan
3年前
2

ラッパ屋公演 舞台『コメンテーターズ』

2021年7月。1年遅れで東京オリンピックが開幕した。 だが、その1ヶ月ほど前まで、本当に開催で…

アンマchan
3年前
2

舞台『アルプススタンドのはしの方(高校演劇Ver.関西チーム)』/映画『カーテンコールのはしの方』

「しょうがない」 この言葉は、様々な場面で使われる。 「慰め」「赦し」「諭し」…。「諦め」の場合もあるだろう。 誰しも生きていれば、何度も何度も「しょうがない」と呟かざるを得ない状況に遭遇する。そして、日々を生きていくため、不承不承でも「しょうがない」を受け入れるのである。 「しょうがない」は、再び前を向くための言葉である。 不承不承受け入れているうちは、まだいい。 「諦め」として使うことが癖になると、「しょうがない」という言葉は容易に、行動を起こせない(起こさない)自身へ