舞台『骨と軽蔑』を観て思った取り留めのないこと…(感想に非ず)
自身の劇団などで作・演出したケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下、KERA)の過去作を別の演出家で上演する企画「KERA CROSS」シリーズのラストを、KERA自身が新作書き下ろしで飾る……しかも、女性キャストだけで演ると聞いて、あの、舞台『すべての犬は天国へ行く』(2001年)の救いのない物語を想って、ゾクゾクした。
そうして上演された舞台『骨と軽蔑』(以下、本作)は、もちろん『全ての犬~』とは全く違うが、やっぱり終始ゾクゾクしっぱなしだった。
舞台は『東西に分かれて内戦