ミュージカル『ダブリンの鐘つきカビ人間』(ただの感想)
名作『ダブリンの鐘つきカビ人間』(後藤ひろひと脚本、ウォーリー木下脚色・演出。以下、今回上演版を今作、過去作を含めた作品全体を本作と記す)がミュージカル化されると聞いた時、跳び上がるほど嬉しかったが、反面、不安にもなった。
あの『イカ焼きポンポン』は、『ラブ・ミー・テンダー』は、そして何より『群馬水産高等学校校歌』は……
「ヘンな人形」は、「妙な笛」は……そして何より「馬」は……
本作、後藤ひろひと(大王)座長時代の遊気舎で1996年に初演されたものを、2002年「PARC