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精神疾患(心の病気)が治るまではダイエットしないほうがいい2つの理由

先日、ある方から「ダイエットしたい」と強いご要望があり、健康適正分析&栄養指導プログラム【滋味やせ】に、お問い合わせをいただきました。

ご本人は受ける気満々で「申し込みます!」とご相談をいただいたのですが、現在、精神疾患の診断を受けて心療内科に通院&服薬治療中とのこと。
これが参加条件に適わず、お断りさせていただいています。

療養中に生活習慣が乱れて、体重が増えて、太ってきたかも…と感じたら、ダイエットしたくなるのも無理はありません。

しかし、【滋味やせ】では、参加条件に「現在、通院および服薬治療中でないこと」を、お問い合わせ・お申し込みの際の確認条件として挙げています。

これは当プログラムに限らず、世の中のダイエットすべてに言えることですが、心の病気、いわゆる精神疾患(うつ病、気分障害など)の場合や、心療内科や精神科にかかり療養中の方には、ダイエットはオススメできません。

勝手に判断せず、「ダイエットしたい」と、一度かかりつけ医に相談するほうがよいでしょう。

抗うつ薬で一時的に太りやすくなっている

理由は大きく2つあります。

1つは、服薬治療中は、薬の影響で一時的に太りやすくなっている可能性があるから。

抗精神病薬には、この抗ヒスタミン作用のある薬剤が多く、満腹中枢が刺激されなくなります。 すると、いくら食べても満腹感が得られず、食べ続けてしまうことがあります。 これでは太りやすい傾向になってしまいます。

引用:レバウェル看護「抗精神病薬を内服すると太りやすくなるのはなぜか?」

服薬治療中は、一時的に太りやすい体質になっている可能性があるので、ダイエットの効果が満足に得られない場合があります。

精神疾患から完全に回復(寛解状態になる)して、抗精神病薬の処方がなくなるまでは、無理にダイエットを始めないほうがよいでしょう。

ダイエットがメンタルに負担をかける

もう1つの理由は、ダイエットがストレスになるからです。

なんとなく、ダイエットしたことがある(挫折したことがある)方なら、イメージが湧きますよね。

そもそも、心身が健康な状態だったとしても、運動や食事管理で、意識的に生活習慣を改めるダイエットは、大なり小なりストレスになるもの。

やみくもに食事制限したり、過度な運動をしたりして栄養不足に陥ると、身体だけでなく、心にもダメージを受ける恐れがあります。

下手をすれば、精神疾患や心の病気からの回復に、悪影響を及ぼすかもしれません。

今はメンタルに余計な負担はかけない時、と割り切って、ダイエットは後回しにするのがよいでしょう。

あなたの心を守るために増えた体重

先述のお問い合わせをいただいた方には、「そのプラス◯◯kgの体重は、あなたの心を守るためについたものですよ」とお伝えしました。

日ごろ、この現代社会で健康に気をつかうにしても、どうしたってストレスはかかります。

なにより、抗精神病薬の影響で太りやすくなって増えた体重ならば、減薬と心の回復に伴って、おのずと体重は落ちていくでしょう。

心の回復を最優先で、慌てずにいきましょう。

なにより、あなたが精神疾患や心の病気からの療養中ならば「ダイエットしたい」という意欲が湧いてきた、という事実だけで、とても大きな一歩ですよ。

(それでも、くれぐれも独断でダイエットを始めるのは危ないので、かかりつけの心療内科や精神科の医師に一度相談してくださいね)

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