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Netflix映画おすすめ【ただ映画を見る】名画座インコさん vol.2
家にいる中、配信映像を観る機会も多く、自分もNetflixの映画がはかどっています。
そんなわけで、今週観た映画を感想と共にまとめてみました。
「生きのびるために(ブレッドウイナー)」
Netflixで「生きのびるために(ブレッドウイナー)」を。女性が外出できないタリバーン政権下で、投獄された父に会うために男装して働きに出る少女の話。決してフィクションではない「背景」に胸苦しみながら、それでも暖かなやりとりと、「物語」をつむぐことが大きな希望となる展開に涙が。傑作。 pic.twitter.com/JvUhH0TCDM
— インコさん(リタ・ジェイ) (@rita_jay) April 11, 2020
「ボーダーライン」
Netflixで「ボーダーライン」を。FBI捜査官がメキシコの対麻薬戦争に関わり…というもの。開始3分で「あ、これシャレにならん怖さだ」というテンション。以降ずっと緊張。ベニチオ・デル・トロが怖すぎる!椅子に縛り付けた人間に圧力をかけるシーンがあるのだが爆笑の怖さ。あんなやりかたあったんか pic.twitter.com/Ee6vy2tvQx
— インコさん(リタ・ジェイ) (@rita_jay) April 13, 2020
「エージェント・ウルトラ」
Netflixで「エージェント・ウルトラ」を。ボンクラがはずみで覚醒するコメディみたいな前情報で観たのだが、少し違い、失われたものが急に手元に来ても受け入れられない…という部分が根っこにある。バカげていながらもどこかさみしさが優先するお話だった。面白かったです。 pic.twitter.com/ajH2znnwJh
— インコさん(リタ・ジェイ) (@rita_jay) April 15, 2020
「HANDIA アルツォの巨人」
Netflixで「アルツォの巨人」を。
— インコさん(リタ・ジェイ) (@rita_jay) April 17, 2020
貧農家庭の兄が戦争から負傷して帰郷すると、実家の弟が巨人症になっていたので見世物に…という実話を元にした映画。兄の常に諦めたような佇まいに胸痛む。虚無に気づきながら歩む年月…か。静かな展開に刻まれる頻繁な章立て。これ本当はもっと長い話なんだろうな。 pic.twitter.com/O5G3j5Vqki
なんといっても「ブレッドウイナー」は傑作だった。タリバーン政権下での女性の扱われ方のつらさを冒頭の数分でわからせてから物語へ一気に引き込む。
主人公が手紙を読んであげることで交流する一人の兵士とのやりとりでは、ひどい状況下にありながらも個人のやさしさで踏みとどまれる「物語としての救い」が用意されているのだが、それこそが物語の救いを用意しなかったらどうにもならんだろうな…と、環境のつらさを考えてしまう。
今週もさみしさが根底にある映画を固めて観てしまったのだが、お気に入りにするだけして放置したマイリスト消化を目的としているので「さみしそう」なものが溜まってしまうのは仕方がないのか…
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