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理由なんてなくていい。

「なんでライターになりたいんですか?」

その答えには、かっこよくて、誇れるような理由が必要だと思ってた。

それを聞いた誰もが応援したくなるような理由が言えないと、目指してはいけない気がして。

自分がライターになりたい理由や目的を書き出してみたけど、どれも後付けのように見えてしっくりこない。

純粋な理由は、ライターの夏生さえりさん、しいたけ占いのしいたけ.さんの言葉に救われて、自分も言葉で誰かを勇気づけたいと思ったから。
「こんな素敵な人がいるよ!」って伝えたいから。

どれも本心だし、ほかにもいろいろ思い浮かぶ。
だけど書き出したり口に出してみると、どれもなんか違う。

「私のライターになりたい熱意はその程度なのか」とやる気も自信もなくしていたとき、素敵な女性を知った。


私はキャリアスクールに通っていて、そこではさまざまなオンラインイベントが開催されている。

過去のイベントアーカイブを自由に見ることもできて、その中でなんとなく気になったイベントアーカイブを見てみた。

そのイベントのゲストは、あかしゆかさん。

岡山で本屋さんをされている、美人で素敵な女性。
(お肌の透明感がオンライン越しでもわかるくらいすごかった)

「なんのために本屋をやるのか」についてお話されていた内容で、私はあかしゆかさんに惹かれた。

なんのために本屋をやるのか。ひとつの目的を作るのではなく、"ここには何かありそうだ"という直感を大切にしたい。明確な目的なく始まる行為を肯定したい。


衝撃だった。

この言葉を聞いたとき、霧が晴れたような清々しい気持ちになって、動画を止めまくって一言一句メモした。

私にとって理由や目的は説明できなければいけないもので、「理由をはっきりと言えないってことは熱意が足りないんだ」と思ってた。

その反面、「理由ってそんなに必要か?」とも思ってた。

他人の感情には敏感なのに自分のことは鈍感な私は、自分でも気づいてないことや自信がなくて言葉にできない気持ちを、素敵な人の考えを通して気づかせてもらうことが多い。

今回の悩みは、あかしゆかさんを知ったことで解消され、ちょっと自分に自信を持てるようになった。

ライターとしてきちんと稼げるようになったら、この感謝の気持ちを持って、『aru』に本を買いに行きたい。


私のように、やりたいことはあるけど「なにか人に誇れる理由がなくちゃいけない」と思い込んでしまっている人はぜひ、あかしゆかさんのこのnoteを読んでほしいです!


そういえば瀬戸内レモンと書いてある商品は買わずにはいられないし、倉敷も気になる。

岡山には何かあるかも。


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