見出し画像

明日からすぐ実践できる!組織力向上の取り組みをご紹介します。

こんにちは!ソフトクリエイトの広報、ねこぱん田です。

突然ですが、新年度が始まり4月からポジションが変わり、マネジメント職になった人も多いのではないでしょうか。
「メンバーの能力や経験を最大限に引き出し、高いパフォーマンスを上げるチームを作るにはどうしたらいいだろう」そんなことを考えている人はいますか?

ねこぱん田の部は半期に1度、まとめて振り返り、同じ部署のメンバーに発表する「振り返り会」を行っています。

経営学者であるピーター・F・ドラッカー氏は著書の中で、トップレベルのビジネスパーソンであり続けるためのポイントとして、

定期的に自らを振り返り、次に向けた改善点を洗い出す。

P・F・ドラッカー,『プロフェッショナルの条件――いかに成果をあげ、成長するか』

ことが必要と記しています。

このnoteでは2024年3月に行ったねこぱん田が所属している部の「振り返り会」をベースにチームビルディングが高まる振り返り会のポイントを書いていきたいと思います。


「振り返り会」の様子

対面で2時間程度、開催しました
まずはアイスブレイクです。ラムネを手作りしているという話で盛り上がりました!

現在の「振り返り会」を紹介します。

①1人5分程度、「自分の振り返り」を発表する。
②参加者人はそれに対して質問や感想などを話す。

実際の発表に使われた資料です。

実際に発表された資料A
実際に発表された資料B

参加者からの感想

同じ部門の人の興味があることが知れて良かった。
話のネタになるし、共通の話題も知ることが出来た。
半年間でどんなことをやってきて、どんなことで悩んでいるのかを共有できることがとても良い。
結果、他の人の見えていなかった部分が見えるようになり、すごく良い取り組みだと感じています。

お疲れさまでした!
自分では気づかなかった良い意見がもらえて、モチベーションが上がりました。また、半年に一度「振り返り会」をすることによってPDCAを意識するようになりいい機会だなと思っています。

「振り返り会」って何がいいの?

来期の抱負を考える機会やプロジェクトの振り返りはあっても、自らの振り返りをやる人は少ないのではないでしょうか。「振り返り会」をやってみるといろんなメリットがあることに気がつきました。

振り返る時間を作ることができる

日々の仕事を進める中で、振り返る時間を設けることができていない人も多いはず。「PDCA」サイクルを効果的に回し、業務改善へと繋ぐことができます。

成長を感じる

半年程度では成長していないと感じる人も、日々、真面目に仕事をしていれば、学びや気づき、失敗などいろんな経験が更新されているはずです。毎日反省会をしていれば小さな成長にも気づくこともできますが、忙しい日々を過ごす中ではなかなかできないですよね。
半年毎の振り返りをすることで、反省点を洗い出す良い機会になります。反省することで次に活かして成長することもできますし、忘れていたことを思い出し「半年前よりは前進しているし、自分頑張ったな」と肯定できます。

他人の仕事を知ることができる

他のメンバーの振り返りを聞くことで何に困っているのか、得意なのか不得意なのかなどを知ることができます。それによって、ある人の弱みを別の人の強みで補うことができ、目的に向けた強い組織を作れるのではと考えています。

メンバー同士でも、同じ仕事をしてもアプローチの違いを実感できます。また、全く違う仕事をしていたとしても参考になる部分は多々あります。
また、メンバー同士が切磋琢磨している様子を間近で伺うことができるので自分のモチベーションの向上にもつながります。

客観的な視点で意見がもらえる

この「振り返り会」は、自分ではうまくいかなかった点として発表を行ったとしても、客観的に見たら「この部分が良かった」と新たな視点でアドバイスをくださる方もいるので、反省のみならず様々な気付きを得ることができるというメリットがあります。

「振り返り会」のオキテ

事前準備をする

振り返り会の当日までに「振り返りスライド」を作成しておきます。

テンプレは事前に事務局で用意。参加者はスライドを埋めるだけでOK。作成の手間が省けます。

スライドにはこんなことを書いていきます。

○スライド1枚目:表紙
○スライド2枚目
 ・最近の私
:プライベートなことを書いている人が多いです
 ・おすすめしたいこと:趣味やお役立ち情報などなんでもOK
○スライド3枚目
 ・ハイライト:半年前から成長したこと、自慢できること
 ・ローライト:半年前からうまくいかなかったこと、反省したいこと
 ・感謝したい人物:お世話になった人や褒めたい人など
 ・来期したいこと:挑戦したいこと(プライベートでもOK)
○スライド4枚目
 ・伝えたいこと:実はこんなことをやっていました!というような陰で頑張っていたことなどを発信する場としてもOK

2枚目のスライドは、アイスブレイクのためなので自分が話しやすい内容で作成することをおすすめしています。

フランクで楽しい雰囲気でやること

振り返り会は真面目になりやすいですが、楽しい雰囲気で行うことを心がけています。普段使っている会議室とは場所を変えて、実施したりするのもいいですね!

否定しない。プレゼンの質はカンケー無し。喋るの下手でもOK

振り返ると反省点が出てきます。反省しているところをわざわざ人に話すのもハードルが高い中、否定されてしまったらますますモチベーションが下がってしまいます。
この「振り返り会」の目的は、今手がけている仕事をより良くしていくためのものです。
相手の意見・考え・言葉を受け入れる雰囲気があれば、お互い本音で話しやすいですしよりよい会になるのではないかという意図があります。

仲間の発表には感想、質問、感謝等、何か伝えよう

せっかく話をしていても聞いてもらえていないのではグループで行う意味が薄れてしまいます。発表に対してアクションするためにも興味を持って聞くことを心がけたいですね!

さいごに

この振り返り会は「みんなが組織で働く意味を作るための活動」です。
組織には必ず目標があり、それを達成するために努力をします。一人ひとりが目標に向かって進み、どうやって課題を解決していくかを考え、実行していくことが重要です。それぞれのメンバーが目標達成を実現するモチベーションを高めていくことで、組織の力は飛躍的に向上するのではないかと思います。

この振り返り会は、チームの一体感を生み出し、「このチームで同じ目標を達成したい」という気持ちを作るためには最適な方法です。

これからグループを引っ張っていくマネジメント層の方や組織的に変化を出したい人事の方はぜひ試してみてください。

それではまた~~!

▼求人情報

この記事が参加している募集

オープン社内報

振り返りnote

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?