寒い日はホットプレートでちゃんちゃん、じゅーじゅー
家族は私以外、魚より肉派。
釣るのも、見るのも、食べるのも大好きな私は、これを見た瞬間、今日はこれにしようと決めた。
神の子、ぽなちゃん。
魚をホットプレートで調理だと?最高じゃないか。
読んでいるそばから、うちにあるクソでかいホットプレートがキッチンの下から私を呼んでいます。
早く出せ!この野郎!
ちゃんちゃんさせろや!
我が家では、肉は歓喜、魚は沈黙ですが、ホットプレート使ってりゃ、パーリーピーポーの子どもたちのテンションもきっと上がるはず。
「今日のご飯なーに?」と聞かれ、「魚だよ」と言ったときのノーリアクリションな感じはほんま腹立ちます。
「おっパパ!今日なに?焼肉?」
「ホットプレートで鮭のちゃんちゃん焼きだよ」
「ほぉー………………」
息子のありでも、ないでもないようなリアクション……まぁいい。
食べたらきっと歓喜だ。
魚とホットプレートのコラボだなんて、私のために書いてくれたんだね。
ぽなちゃんありがとう。
さっそく作ろう。
用事で外に出ていた奥さんに買い物をお願いしたが、国産の鮭がめちゃ高いときた。おとなの妥協でチリ産の切り身を人数分の6匹調達。
野菜は家にあるもので。
調理も簡単。調味料は鮭に小麦粉かけて、タレは味噌、酒、みりん、砂糖をまぜまぜ。
まぜまぜ……!?あれ?
私がキッチンに立つと必ず「何か手伝うことない?」と催促してくる6歳娘が、今日は沈黙だ。
来なきゃこないで、少し寂しい。集中して、鮭に小麦粉フリフリ、味噌をまぜまぜ。ホットプレートを熱している間に、フライパンで、鮭とポテトをこんがりと焼く。熱したプレートに野菜をボンとのせて炒めます。
炒めた野菜の上に、こんがり焼いた鮭とジャガイモ。そこに味噌ダレをかけて、その上にバターをポトン。
瞬く間に、味噌とバターのこうばしい香りが部屋中に広がります。子どもたちが匂いにつられてやってきました。
「うっまそーーーー」
その一言が欲しかったぜ!さぁ、混ぜて召しあがれよ。
味噌バター•鮭の旨み•野菜の甘みの協奏曲!
みんなでハフハフ言いながら、あっという間に鮭がなくなっていきます。「鮭だけ食うなよ」と言いながら、ちょっと嬉しくて野菜ばかり食べていました。
子どもたちはご飯もりもり食うし、ハイボールも3杯も飲んだ。ご飯にもお酒にもあう寒い冬にピッタリの料理でした。
唯一の心残りは鮭をケチったこと。
今度は身が厚い国産の鮭を仕入れてまた作ろう。
ちゃんちゃんの次はじゅーじゅー。
その日は、奥さんと一日外出していて、帰りも遅くなったので、すき家で牛丼でも買って帰ろうよ。と話していたのですが、奥さんがやっぱり肉焼いて、ホットプレートであれしよ、あれ。となりました。
ホットプレートで肉焼く「あれ」、焼肉っぽいですが、違うんです。
子どもたちも大好きな超簡単ペッパーランチです。我が家のヘビロテメニュー。
ぽなちゃんもそういえば最近作っていたな。。
奥さんの指示を受けながら、調理開始。
牛肉に醤油、おろしニンニク、酒、砂糖を漬け込みもみもみします。今日は娘もノリノリで手伝いに来てくれたぜ。
牛肉を炒め、ある程度色変わったら土手作ってご飯をドーン!
米4合分はすごいな。奥さんと次女も参戦。
そこにコーン・ネギ・バターにブラックペッパーをドーーン!
ここ写真を撮っておきたいポイントなのでカメラの準備を忘れずに。
全体的にまんべんなく火が通ったら、醤油、砂糖、酒、ニンニク、ショウガ、中華だしをいれたソースをジャーして部屋中がエライ事になります。
やばい!娘のコートが部屋にかかりっぱなしだ。
以前、焼き肉をやった翌日、保育園に娘を迎えにいくとたくさんのお友達に囲まれていました。エライ人気だったね。と言うと
「なんだかinfoちゃんからいい匂いがするね」
香ばしい肉の匂いにつられて集まって、みんなにクンクンされたそうです。
すごく恥ずかしかったのですが、娘が嬉しそうな顔で話すもんだから面白くて。今となってはいい思い出。明日も人気者だ。
まぜまぜしてこんな感じになったら完成。
あれ?魚のときと食いつきちゃうやん。
一瞬で跡形もなく消える肉たち。奥さんや子どもたちがジャッカルに見える。やっぱりみんな肉食だ。
こんな感じで寒い冬は、鍋もいいけど、ちゃんちゃん、じゅーじゅーホットプレートで、ハフハフしながら魚も肉も出来立てをみんなで食べる。
ちょっとしたパーリー気分を味わえて、調理も後片付けも簡単なホットプレート料理をぜひおすすめしたい。
思わぬ人気者になってしまわぬよう服だけは気をつけて。
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