特集 心理職!何する人ぞ?
1.マンガ☆ジンが本格的にスタート
2023年の臨床心理iNEXTの目標は、皆様と一緒に心理職のコミュニティを創ることです。「安心して心理職の未来を語り、皆で協力してスキルアップやキャリアアップを目指すことができる場を創りたい!」 それが臨床心理iNEXTの想いです。
このような「心理職コミュニティ創り」への想いを実現するために、心理職の日々の活動を描く漫画を皆様と共有する「臨床心理マンガ☆ジン」を創刊しました※)。漫画ならば、ホンネで心理職の活動を語ることができます。
今後は、漫画家で心理職でもある三崎てるひこ氏の協力を得て、月刊のペースで「ハラハラドキドキ心理職」を配信いたします。
※)https://note.com/inext/n/n4dd643f7f41c
2.Instagramで「ハラハラドキドキ心理職」を配信
それから、もうひとつ、「心理職の仕事をもっと多くの人に知ってもらいたい!」という想いもあります。
心理職は、修士課程修了という高学歴にもかかわらず、決して恵まれているとは言えない職場環境の中で一生懸命頑張っています。そのような心理職の活動を、多くの人に知ってもらえたらと思います。そして、もっと心理サービスを活用してもらえたらとも思います。
漫画であれば、多くの人に気楽に読んでいただけます。そこで、漫画「ハラハラドキドキ心理職」を掲載するInstagramも随時配信しています。臨床心理iNEXTのN Y特派員のKimiさんの協力を得て、最新情報等も含めて配信しています。こちらもぜひお楽しみいただけたらと思っています。⇨https://www.instagram.com/inext_cp/
3.日々の生活で気づくこと
心理職は、日々の生活の中で忙しく過ごしています。「担当ケースの問題をどのように理解したら良いだろうか」「このような支援の仕方で良いのだろうか」等々と自問しながら、日々の仕事をこなしています。
「記録を書かなくては」「他職に連絡しなくては」「会議で報告しなければ」「地域と連携しなければ」等々と課題に追いかけられるように活動をしています。まさに心理職の生活は、ハラハラドキドキの毎日です。
そのような日々の活動の中で心理職は、色々な気づきがあります。それは、嬉しい、新鮮な発見だけではなく、がっかりする現実に直面せざるをえない気づきもあります。
そこで今回は、心理職の気づきをテーマにした漫画3題を掲載いたします。どうぞ、お楽しみください。ご意見やご感想は、ぜひInstagramの方にお寄せください。⇨https://www.instagram.com/inext_cp/
4.スクールカウンセラーAさん
やはり、生徒にとっては、目に見えて役立つICTサポーターの方が印象に残るんだろうな。それに、みんなの前で「スクールカウンセラーの先生にとてもお世話になりました!」と正々堂々と言えにくいよな。そう考えると心理職は、日陰の花としてひっそりと咲くのが良いのかな。それとも、もっともっと知られるように心理教育授業をやればいいのかな。
5.非常勤掛け持ちBさん
心理職のアイデンティティってなんだろう? 非常勤の掛け持ち当たり前だ。しかも、いくつかの分野を跨いでの非常勤も普通にある。常勤心理職になるのは、ホントに難しい。心理職は、公認心理師制度に組み込まれ、5分野に分かれていく。心理職のアイデンティティがますます見えなくなっているような気がする。心理職としてキャリアを積んでいくというのはどういうことなのだろうか。
6.放課後デイサービスGさん
心理職は、放課後デイサービスではバスの運転手もする。なんでもすることが心理職のアイデンティティなのかもしれない。面接室を出ることで発見もある。生き生きした子どもたちの姿が見えてくる。時代が変わる。社会のニーズも変わる。「心理職とは何か」を考え直す時が来ているのかもしれない。
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