読書記録⑪紫式部伝 平安王朝百年を見つめた生涯
今回の読書記録は上原和作著『紫式部伝 平安王朝百年を見つめた生涯』である。
今回は、今年の大河ドラマの「光る君へ」の主役は紫式部ということで選んだ一冊だ。
俵屋宗達は物語絵の名手であり、『伊勢物語』や『平家物語』、そして『源氏物語』の絵を残している。写真の後ろにある屏風は、『源氏物語』を主題とした俵屋宗達の代表作のひとつ「関屋澪標図屏風」である。よってわたしは、『源氏物語』には屏風を見ながら場面を説明できるくらいには触れてきたが、作者である紫式部についてはほとんど知らない