
夢はでっかく根は深く
1
根が深くなるのは、
失意の時であり、逆境の時であり、
不遇の時である。
それが、大きければ大きいほど、
根が深くはられる。
だから、もしも大きな夢を
実現しようとするならば、
大きな困難も仕方がない。
喜んで受け入れよう。
でも、たいした夢もなく、
そこそこで楽したいって、
そんなふうに思っているのに、
次々と厳しい試練が来るのは、
いったいどういうことなんだ。
普通でいいのに、平凡でいいのに、
なぜ自分だけ、波乱万丈なんだって、
いつも自問自答していた。
そんな自分だったんだ。
でも、試練続きで、自分が削れてゆくと、
自分の夢の大きさが理解できてきたんだ。
こんな夢ならば、根がかなり
深くなきゃならない。
そんなふうに感じて、府に落ちたんだ。
とにかく根を深く深くはるってことなんだ。
中途半端じゃ覚束無い。
とことん、苦労して這いつくばって、
謙虚にならなくちゃならない。
そんな人生になるんだって、
つまりはそういうことなんだ。
この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
1
札幌にて15年間中学校教師として勤務。青年海外協力隊参加を機に退職、ウガンダ共和国にて2年間、青少年に野球指導を行う。指導したウガンダ高校生は、2008年に札幌ドームでの親善試合に招聘された。著書に「日本人という生き方」が
ある。㈱インディヴィジュアル 代表取締役