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ワクワクという教え

ワクワクしているから、成功する。
ワクワクすることをやろう。
好きなことを仕事にしよう。
我慢と辛抱を美徳としてきた
世代からするとあり得ないフレーズが
世に蔓延している。
でも、本当に言うべきことは、
あくまでも入口がワクワクであって、
ずっとワクワクが続くわけではないということだ。
お花畑に見えた景色も、行動した瞬間に
地獄の様相に変わる。厳しい現実に直面し、
甘っちょろくて、能天気な自分の姿に絶望する。
こんな状況下で、ワクワクを継続なんて
できっこない。なのに、できっこないことを
「やれ❗️」っていうのだから、
それは、もうワクワク教としか言えない。
そんな教えを盲目的に信じて
大失敗をしたとしても、
ワクワク教の教祖は、
「ワクワクが足りない」と一蹴するだろう。
人生、なんとなく、ふわふわ生きていると、
こんな輩にひっかかる。
人生の辛酸をなめ、己のふがいなさ、
見たくない自分の姿から目を背けなければ、
本当のことが見えてくる。

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