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“イノベーションコンサルタント” って何なのさ⁈

少しお久しぶりになってしまいましたが、みなさんお元気ですか?
暑いのも寒いのも苦手なので、早くも春が待ち遠しいINDEE Japanの岡本です。

INDEE Japanでは、今日から新しい期がスタートしました!
今期は、更に事業拡大を見込んでおり、新しいメンバーの採用を加速していきます。
“イノベーションコンサルタント”を募集していますので、もし興味がある方は、こちらからポチッと応募ください。

しかし!!

採用という観点だけでなく、コンサル会社を探している企業の担当者の方も、この  “イノベーションコンサルタント” って何なのさ⁈と言う疑問が浮かぶ方が多いのです。

イノベーションに特化したコンサルティング?
イノベーションに関わる何かをしてくれるコンサルタント?
企業内でイノベーションに困ったら頼むコンサルさん?

とにかく、イノベーションに関わっていることは分かりますが、それ以上はなんだかピンとこないですよね。

今日は  “イノベーションコンサルタント” とは⁈について、お伝えします。

▶コンサルティングが活用されている場面

なぜ、そもそもコンサルティングが活用されるのでしょうか?

企業経営は非常に複雑で、さまざまな要素が絡み合っている大規模な活動です。
経営者には社内外の多岐にわたる情報を整理したうえで、いくつかの戦略案を立案し、それぞれのメリットやデメリットを考慮した意思決定が求められます。そのため、多忙な経営者がより正確な意思決定を迅速に行えるよう支援する場面で、コンサルタントに依頼をすることがあります。
このように、経営者の戦略立案と戦略決定を支援するのが戦略コンサルティング、もしくは経営コンサルティングです。
しかし、戦略を決めたとしても実行できないケースも珍しくありません。戦略立案時に想定したオペレーションが実現できなければ、いくら戦略が優れていたとしても想定した結果が得られないからです。業務コンサルティングという分野では、主に戦略の実行を支援し、想定した業務プロセスを実行可能にすることを目指します。

イノベーションコンサルティングは新しい分野です。それは『イノベーションのジレンマ』にて示されたように、本業に備わっている社内プロセスや社内外の価値観、人のスキル等がイノベーションを阻害し、従来の経営戦略が扱うことができないからです。新しい分野でありながらも、成長の鈍化や事業領域・技術領域の発見といったきっかけでイノベーションコンサルティングの活用が増えてきています。

▶イノベーションに必ずついて回る不確実性

新たな技術開発や新規事業によって事業成長を目指すときは、従来の意思決定やオペレーション方法がそのまま役立ちません。

なぜなら、新技術にも新市場そのものが不確実であるうえに、開発プロセスそのものも臨機応変に対応していくことが求められるからです。不確実性に対処するには、限られた情報をもとに仮説を立て、なるべく手戻りの少ない手順で開発をすることが必要となります。一般に「ファクトベース」と呼ばれ、多くの事実をもとに戦略を立てることは情報量の面で非常に困難です。さらに、実行支援を提供するコンサルタントにも不確実なプロセスを伴走するアントレプレナーシップが求められます。

▶イノベーションコンサルティングには3つのレイヤーがある

企業が戦略コンサルティングを求める場合、経営幹部もしくは経営企画部門からの依頼でプロジェクトが始まります。業務コンサルティングの場合は、それぞれの業務部門の依頼で始まることもありますし、戦略を補完する形で経営企画部門からの依頼というケースもあります。

しかし、企業がイノベーションについて外部専門家の支援を求める際には、複数のレイヤーの依頼があまり意識されることなく、混在していることが多くなっています。最初にどのレイヤーの課題を優先するのかを整理することはとても大事なポイントです。

▶まずは課題の設定から

3つのレイヤーの課題は、独立したものではなく、互いに関連しています。
まずは状況判断を行ってどこから手を付けるべきなのかを考えてみてはどうでしょう?

アイデアコンテストを実施したり、シリコンバレーの視察を行ったり、CVCを立ち上げたりというのは、多くの場合、きっかけであり、課題解決のための手段です。手段となる施策について詳しく知ることは無駄にはなりませんが、決してゴールではないことを忘れないでください。
それぞれのレイヤーで重要な点を考慮したコンサルティングアプローチが重要です。

▶最後はチームとして

イノベーションを成功させるのは簡単なものではありません。
アイデアが優れているだけでも、仕組みが優れているだけでも、人が優れているだけでも、資源が豊富なだけでも成立しないものです。
機会を見つけ、ソリューションを考え、ビジネス仮説を立て、事業開発を一緒に行う経験豊富なメンバーとしてイノベーションコンサルティングを活用することで成長の加速が期待できます。

INDEE Japanのイノベーションコンサルティングでは、経験者による伴走支援と再現性を重視したフレームワークを同時に行っています。

今日は、INDEE Japanのお仕事についてお伝えしました。
日本からもっと “イノベーション” を起こすために、今期も全力で走り続けていきます!

今期も、たくさんnoteを公開していきますので、よろしくお願いいたします!
ではまた次回👋


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