見出し画像

業務日誌_2024_07_08

探しものはなんですか

 当事業所EC部門担当の人間失格人間です。寝坊して社長出勤。売れたスヌーピーのグラス4個セットが見つからず、事業所中を捜しまわったけど見つからずじまいでイライラ。あるべき場所にあるべきものがないと本当にイライラして不穏になる。絶対誰か勝手に持ち出してる。そうとしか思えない。
 職員さんや他の利用者も捜索に参加してくれたが、これ以上探しても見つかる見込みは薄いと判断し、取引きをキャンセルすることを管理者に進言したら却下された。いまここで止めたらいままで手伝ってくれたヒトたちの努力が全部無駄になるよ、と。こんなに大人数で事業所中ひっかきまわしてまで探すほどの利益が見込める商品でもないから、わたしはキャンセルすることを強く提言したが、結局捜索を継続することになった。
 結局、品物は見つからなかった。明日、その旨を購入者に報告し、発送が遅れる、または取引きをキャンセルすることを伝えなければならない。
 そして、管理者と、アナログながら商品管理システムを作ろうという話になった。商品説明のすみっこに、商品の場所と種類を表すアルファベットと数字を記載しておき、購入されたらすぐに探せるようにするのだ(むしろ、なぜいままでやってこなかったのか)。
 今日一日、出品作業ができなかった。が、大口のまとめ買いの話が来ているので、今月のスタートアップにはなるかもしれない。


フロントブレーキステー改修、フロントATからアンカーへ

 ここからはミニ四駆の話。

 先日のフォースラボでの模擬コースを使った練習で、シェイクダウンとしては上々の走りを見せてくれたFMシャーシ試作3号機(以下、3号機)だが、欠点も同時に浮かび上がった。

  1. フロントブレーキの効き方
     3号機は本来の一点止めステーの形状に切り出したFRPにさらにFRPを貼ってかさ上げし、斜めに削ってブレーキをかかりやすくしている(つもり)。その試み自体はよいのだが、角度をもう少し急にしたいと思い、さらにもう1枚FRPを追加して、より角度のついたブレーキプレートにする。その分ローラー位置が上がってしまうので、様子を見ながらスペーサーを追加するなどして段下げの方を行ってゆく。

  2. ジャンプの姿勢
     先日来店した時は静岡大会を控えていたのもあって、バウンシングの配置は会場と同じABBAだったが、ブレーキバランスを変えたり、おもりを取っ払ったりして、ようやく理想的な姿勢で飛ぶようになったが、時折頭上がりで飛んでいってCOする場面が見られた。
     現在のミニ四駆は、本来であれば走行しているミニ四駆をキャッチするための道具として販売されているミニ四駆キャッチャーを、それがグレードアップパーツとして売られているのをいいことに、メタメタに切り刻んでしっぽのように装着に、その先端に小さなおもりを付けることで、制振とジャンプの姿勢の補正を行っている。3号機にはそれをまだ付けておらず、それが一因ではないかと考える。あとは提灯のリフター(現代ミニ四駆のパカパカするやつをスムーズに動かすための補助パーツ)を付けていなかったことか。そこは簡単に改良できるので、すぐにでもとりかかる。

  3. フロントのいなし機能と引っかかり防止
     フォースラボでは走行前の車検が義務付けられており(特に問題がなければ最初の1回だけでよいらしい)、その際に指摘されたのが、シャーシ底面のビス頭の飛び出しであった。マシンの裏側の突起物はスロープなどでコースに接触してコースを痛める原因となるため、レギュレーション違反となる。

6.改造

競技車を改造する場合は、以下のように規定します。ただしここに含まれない改造は、主催者の判断により参加を決定します。
(中略)
6. コースや手などを傷つけるような形や、シャーシからグリスが飛散してコースを汚すおそれのある改造は認められません。

ミニ四駆公式競技会規則
2024年7月8日引用

 ビス頭の飛出しは養生して対処した。しかし、問題なのはローラーの軸となるビスの頭が飛び出していることである。これは非常に厄介で、案外コース壁に引っかかるし、そこから復帰しない。FRPやカーボンの端材を貼るなどしてビス頭が飛び出さないよう工夫する必要がある。
 また、1日走らせていて、ブレーキもギリギリを攻めるものだから、何度もATによってコース復帰する場面があった。フロントのいなし機能はレース継続能力の確保と向上のためにかかせないものであると再確認した。
 そこで、より復帰性能が高く(軽い力で動作し、“いなし量”が大きい)、部品点数を少なくできるアンカーをフロントに搭載することにした。すでに開発を開始しているが、難航している。実車系ボディの形状を崩したくないがために、フロントのATやアンカーの軸をボディの中に隠してしまいたいのだが、バンパーの前に軸を立ててしまうと、どうしてもボディと干渉する。かといって、後ろに立てると今度はアッパースラストを向きやすくなり、安定性に不安が残る。
 で、やっぱり見た目が一番でしょ!ということで、バンパーの後ろに軸を立てることにした。スライドダンパーをベースに固定するビスをキャップスクリューにし、ブレーキプレートにキャップスクリューの頭がすっぽり収まる大きさの穴をあけてやれば、まず下側でスラスト抜けを防止できる。上側はどうするのかといえば、もともとATの軸が立っていたところに6mmのスペーサーを立てて、スラダンのばね抑えプレートの形状を工夫することでそのスペーサーを“掴み”、さらに強固にスラスト抜けを防ぐ。
 加工の段取りが悪く、加工後の部品や接着後の部品をリューターで削らなければならないというアホみたいなことになっているが、先日のフォースラボでの練習を少しずつマシンにフィードバックして、本番では最低でも完走、いけるなら決勝トーナメントに駒を進めたい。ちなみに、さきほど重量を測ったら107.5gだったので、完成重量は110gジャストになりそう。スプリントダッシュを使う上で、燃費のことを考えると、ブレーキはなるべく弱く、車体はなるべく軽く、が必須になってくる。今週末もフォースラボさんにお邪魔してみっちり走らせる。正転S2は予算の都合上、ジャパンカップを走れるか微妙です。

 レーシングプロジェクトフーリエでは、わたしたちのアツいレース活動を支援してくださるスポンサー様を募集しています。下記リンクより物資のご支援を賜りますと大変励みになります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?