体調、快復へ 〜 わたしと、作業所。

わたしは作業所にお金を運んでくるお客様

 たまたま流れてきた記事を読んだ。

 そう、わたしは作業所にお金を運んでくるお客様でしかない。就B,就労継続支援B型は利用契約であり、わたしたちはお客様なのだ。わたしたちの利用状況に応じて、国から金が出る。そんなところでEC部門統括だなんて大見得切って、なにをしているんだろう。管理者や職員さんたちが優しく接してくれるのも、わたしがお客様でしかないからだ。
 相談員にも似たようなことを言われた。「人間失格人間くんは現状が心地よいから、抜け出すのが怖いんだろうね」と。
 そうだ、わたしは怖い。正社員として雇ってもらいながら、まともに働けてたのは1ヶ月くらいで、1年近く休職しても病状は良くなるどころか悪化する一方で、千葉から逃げ出して実家に戻って、今度は実家と折り合いがつかなくなって千葉に逃げ込んで、なんやかんやあって就労移行に通うことになったけど、どこか不満を抱えたままで、思い切って本社にアポ無し凸して社長の前で土下座して「働かせてください」とお願いして、温情で障害者雇用で介護職員として働かせてもらえることになったけど、結局長続きしなくて、また作業所に戻ってきた。
 わたしは怖い。働くのが怖くなった。たぶん、わたしが社会復帰することはないと思う。だってできないんだから。社会復帰へのSTARWAYはここでおしまいです。作業所の養分として生きるしかない。つらい……。同期はもう会社で中堅どころになっているだろうし、子供もいれば家もある。車だってある。わたしには、なにもない……。大学まで出たのに、なにも得られなかった。母親の言う通り、生まれてこなければよかった。生まれてこない方がいい命があることは、作業所にいても思う。自分のことを棚に上げて何を言っているのだろうか。それを言ったらわたしの子供だって生まれてこなかった方がよかったことになる。それは違う。……違うはずだ。
 この話はここで終わりです。


内科、再診。

 抗体検査なし(前回から1週間程度しか経っていないため)。薬の処方が変更された。解熱剤がなくなる代わりに、痰切りの薬がひとつ増えるらしい。職場(大嘘)で抗体検査で陰性出ないと〜って言ったら、抗体検査についてや、厚労省の指標なども含めて丁寧に説明していただけました。安心。ただし、後遺症?として喉が荒れた状態であることに変わりはなく、またしばらくそれが続くそうなので、引き続き感染防止、体調管理を行っていきます。

セパレーティブアンカーへの道程(みち)

 ミニ四駆にはフラットレースと呼ばれる、現代の立体コースとは真逆の、限りなく平面に近いコースを、限られたパワーソースでいかに早く走り抜けるか、という分野がある。その分野で功績のある方の動画を見ていて思った。

 この方は13mmと19mmのローラーを使い分けられるように、バンパーを分割式にしている。そこにわたしが不満を抱いていた点を解決するヒントが隠されていた。
 わたしが抱いていた不満とは、いわゆる一般的なリアアンカーの形において、スラスト角を設けようとすると、左右どちらのローラーにも同じスラスト角がついてしまい、不必要な場面でも減速してしまうこと。また、ローラー径を変える場合、アンカーのベースプレートに乗っているバンパーごと交換しなければならないことである。
 左右のスラストを独立して付けたいならスラストチップのようなものを自作して挟めばいいが、再現性に欠ける。
 また、ローラーを取り付けるバンパーに不必要な穴がいくつもあいているのは、取り付けのミスや強度低下に繋がる。
 そこで、一般的なアンカーの形状は踏襲しつつ、左右のプレートを入れ替えることで、ローラー径を変えることができ、また、ベースとプレートの間にクリアカバーやポリカの端材を詰めることで、左右で独立したスラスト角を、再現性を持ってつけられることを実現するバンパーを開発することにした。

 正直ね、やらん方がいいです。リアのスラスト角はフロントに比べて効果が薄いし、部品点数は膨れ上がる。ただ、わたしの中の何者かが、やれ、やってみせろ、と囁くんです。

 開  発  を  開  始  す  る

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