【詩】卒業
教室に桜の花びら、
風に流れて入ってきた。
窓際の席に座る私は、
この日々の終わりを感じた。
青春の足跡は、
私の足元に溢れている。
あの笑い合った記録は、
私の肉体に刻まれている。
有限の日々に、
紺色のインクで言葉を書き残した。
「ありがとう」という一言、
積み重なって道となる。
卒業おめでとう。
今日も風は吹いている。
桃色のトンネルを抜けて、
新たな旅路に出る。
明日からの日々、
希望を抱いて前を向く。
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