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【南出賢一】泉大津市長 反ワク陰謀論者


南出賢一

(泉大津市)大阪府
陰謀度 5 ★★★★★

https://mina-ken.net/

【陰謀要素】
・林英臣政経塾 ・龍馬プロジェクト ・こどもコロナプラットフォーム
・WCH議連 ・反ワクチン ・イベルメクチン ・ホメオパシー
・疑似科学 ・反コオロギ食

【マネタイズ】
・市長

【関連陰謀論者】
林英臣 ・神谷宗幣 ・久野晋作 ・北川元気 ・布田拓也 ・牛見航
・伊藤央 ・長谷川章子 ・加藤みなこ ・石川ゆりか森田洋之
松田学 ・吉野敏明 ・原口一博川田龍平 ・植村佳史
井上正康 ・大橋眞 ・柳澤厚生 ・松永敦 ・吉田俊道 ・鈴木宣弘
深田萌絵 ・羽賀ヒカル

【メモ】
◆1979年12月20日生まれ
◆関西学院大学 商学部卒
◆大阪府 泉大津市長 (2017年1月~)


■ 反ワクチン

南出賢一泉大津市長は反ワク陰謀論者
市政を司る立場の人間でここまで反ワク陰謀論を唱えていることが非常に悪質で驚きだ。

南出のコロナ関連の言動はデマと陰謀論とに満ちている。
世に出回っていたコロナワクチンが「治験中」というデマもヒドかった。▼▼

南出「現在接種が進められている新型コロナワクチンは治験中(特例承認されているが、ファイザーワクチンの治験は2023年5月に完了予定)のため、中長期の安全性等、まだまだわからないことが多くあります。
そのため、推進派でも、反対派でもなく、慎重派です」

(出典:こどもコロナプラットフォーム

▲▲ 何の、どこからの情報を頼ればこのようなデマを言えるのか全く理解できない。
南出は「ワクチン反対派ではない。慎重派」だと言っておいて、コロナワクチンに関してデマを用いて風評被害を与える姿勢のどこが「慎重派」なのだろうか?

下記のデマは南出以外の反ワク陰謀論も唱えていて、厚生労働省はそれをハッキリと否定している。▼▼

ワクチンの臨床試験(治験)が終わっていないため、ワクチンを接種したら民間保険に加入できない、もしくは加入中の保険の契約が無効になる等のSNS上の情報については根拠がなく、そのような事実は確認されていません。
接種を受けるのは既に承認されたワクチンであり、接種を受けることで、治験に参加することになるわけではありません。

(出典:厚生労働省

▲▲ 南出の言っていることはデマであり、風説の流布として法で取り締まることも不可能ではない。
しかし南出を市長に選んだのは泉大津市民である。そのことから反ワクも民意の一つであると考えられる以上、厚生労働省も手出しができないのかも知れない。

泉大津市 (画像引用:さとふる

南出の反ワク活動が民意として看過できない場合は市民がリコールによって市長の座から退かせることも選択肢の一つにできるが、そうはなっていないことからも、やはり南出の主張が民意の一部として受け入れられている、または見過ごされているとしか言えない。もしくは、南出の反ワク活動が市政を混乱させていないのであれば気にしない、という無関心な人も多いだろう。


■ 直感頼り

南出は大学では商学部出身で、ウイルスや免疫の専門家ではないし医療に関しても当然素人だ。
そんな南出は直感で抱いた疑問をそのままコロナワクチンの反対理由に挙げていたりする。その一つが、
「欧米人を基準とした量のワクチンを未成年に接種することは不適切ではないか」
というものだ。
しかし、その疑問は完全に否定されている。▼▼

ワクチンは一時的に免疫を反応させれば目的を達することができます。なので、投与量は元々少ない。ですから、一般的に、体重や体格で細かく接種量を変えなくてもよいことが多い。

(出典:BuzzFeed News

直感自体を否定する必要は無いが、直感をもとに何かを肯定・否定したり、賛否を下すのではなく、その直感を質問材料として専門家に意見を伺って判断するという真摯な姿勢が南出には一切無い。コロナ関連においては。


■ ファンタジー南出

南出の医療や健康や栄養に関する知識は中世で止まっているのか、コロナ対策として自身のnoteで専門家を笑かしにかかるかのような言説を主張していた。▼▼

(出典:南出賢一 note

東洋医学、漢方、デトックス、ヨーガ、鍼灸、アーユルヴェーダ、ハーブ、、、
南出はコロナウイルスに打ち克つために現代医療だけに頼らず伝統医学による代替補完も薦めたいようだ。。
これギャグで言ってたのかな?

免疫力を上げるために健康的な生活を送ることが大事であることには100%同意できる。しかしそのようなものは個人の好みや努力に任せるもので、行政がそんなあやふやなものを頼りにして未知のウイルスに打ち克とうというのは、なろう系ファンタジー小説の主人公を気取った南出が異世界で勝手にやればいい話しだ
ファンタジー南出の主張と、合理的に説明できる現行のコロナ対策、メリットデメリット含めてどちらが選ばれるかは火を見るよりも明らかだ。

標準医療やマトモな栄養学を勉強しているわけでもない、専門家に真摯に耳を貸すわけでもない一市長の妄言に付き合う市役所員はさぞ大変だろう。

※ 下記リンク先の南出による民間療法もなかなかに香ばしい。▼▼

こんなしょうもない発信に税金が使われても削除や訂正がなされないほどに、泉大津市民はおおらかで優しい人が多く、素敵な街なんだと思う思わないさあどっちなんだい筋肉ルーレッ


■ こどもコロナプラットフォーム

南出のリテラシー欠如っぷりは枚挙に暇がない。

2021年10月、南出は子供へのコロナワクチン接種勧奨の中止を求めて厚生労働省に要望書を提出している。

https://www.atpress.ne.jp/news/281521

この要望書を作成したのは、南出が代表を務める一般社団法人こどもコロナプラットフォームだ。この団体は全日本有志医師の会という、全国の反ワク医師が集ってできた反ワク活動団体にバックアップされている。

こどもコロナプラットフォームの共同代表には柳澤厚生井上正康反ワク陰謀論者も含まれている。
柳澤は国際オーソレモレキュラー医学会会長。オーソモレキュラーとは分子栄養学というエセ栄養学だ。(「学」と付けるのもやめて欲しい) このオーソモレキュラーを信奉する陰謀論者は多い。
井上正康ゴリゴリの反ワク陰謀論者

そんな陰謀論者だらけの団体の長となって市長の立場を利用して国に物申すことが、どれだけ国政を邪魔しているのか考えられない程に南出は狂っている。


■ イベルメクチン

コロナウイルス対策としてイベルメクチンを薦めるのは反ワク陰謀論者ばかりである。南出もその一人。▼▼

イベルメクチンがコロナウイルスに効果が認められないことは現段階でハッキリとしてしている。▼▼


■ 新ワクチン潰し

南出は2023年下半期になっても反ワク活動に邁進している。

2023年9月には『オミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチン』のネガキャンをするような動画を泉大津市広報のYouTubeチャンネルから出している。▼▼

【YouTube】新型コロナウイルスに関する市長メッセージ(R5.9.20)

▲▲ この中で南出はまず、「XBBワクチンはマウスでしか臨床試験をやっていない」というミスリードから説明を開始
あの~~~、治験の流れを知らないか、知ってて騙そうとしてるよね?

新薬はマウスで安全性を確認した後にヒトでも確認するのが当たり前なんですが。。▼▼

(出典:logmi

南出の不安煽り手法を借りるなら、全ての新薬の承認段階で「マウスでしか臨床試験を行なっていない」と言えてしまう。今までそんな馬鹿げたことを言う人がいたのか?イチャモンでしかない。

動画内ではひたすらワクチンを悪者にしたいという南出の説明で溢れていて、このような反ワク動画が税金で作られていることを市民はもっと問題視した方が良いのでは?

※ コロナワクチンの開発・認可が早い理由は下記リンク先参照 ▼▼


■ WCH議連

南出による反ワク活動は泉大津市の枠を飛び出していて、WHO(世界保健機関)を悪と見なす反ワク陰謀論者集団・WCH議連にも参加している。

https://twitter.com/jinkamiya/status/1734396205868982400

WCH議連について詳しくは当notehimuroのページを参照。

現役市長が反ワク活動に振り切ってデマや陰謀論を撒き散らしている現状を皆さんはどう思われるだろうか?


■ ホメオパシー

泉大津市が実施しているコロナ後遺症のオンライン相談事業
その担当医師の一部にホメオパシーというエセ医療を行なっている医師が混じっているとのこと。▼▼

※ ホメオパシーについては当note由井寅子のページ工藤聖子のページを参照。

なお、泉大津市のコロナ後遺症改善プログラムでは高濃度水素吸入まで提供している。▼▼

水素の健康効果を示すエビデンスは存在しない。そんなものを医療行為に混ぜて、税金が使われているとしたら市民はどう思うのだろう。。。
ちなみに泉大津市が推進するプログラムはクラウドファンディングで資金を募っていたようだ。▼▼

泉大津市『新型コロナ オンライン相談相談』の医師9名を調べてみたら、うち7名が怪しい主張とバックボーンを有していることが分かった。▼▼


■ バクチャー

泉大津市は2021年3月に、バクチャーなるものを使って地域環境の衛生維持向上を図るという発表をしている。▼▼

そのバクチャーとは下記の通り。▼▼

火山礫、黒土、硫酸銅、炭素によって作られた微生物活性材である。

(出典:バクチャー・ばら撒くチャー徹底検証

バクチャーを使用することで水槽の水質を維持向上する効果が見込めるとの話しもあれば、全く効果が無いどころか逆効果という話しもあって、対象の環境や目的によって見込める効果に差があり、「バクチャーを使えば水がキレイになって生物にとって必ず良い環境になる」というわけでは決してない。▼▼

そんな使用方法が限定されるバクチャーなのだが、これを「海や河川にばら撒いて水質をキレイにしよう!」というイベントが全国的に行なわれていた。
それが『ばら撒くチャー』というイベントだったのだが、効果が疑わしい疑似科学である点をツッコまれてイベントは中止されている。

また、このバクチャーを愛用・信奉・推奨している人にスピリチュアル系が多くいるのも特徴だ。スピ系は科学よりも「なんだか良さそう」というお気持ちが上位概念に来るため、実際の効果は被害さえ無ければ気にしない。むしろ効果が見込めなくても、ありもしないプラセボで勝手に幸せになれるからスピ系によって注目されたのだろう。

そんな定量性の無いバクチャーに頼って環境を良くしようと考えてしまう南出と泉大津市なのであった。


■ 反コオロギ食

リテラシー無し南出はコオロギ食に反対。
乳牛の殺処分うんぬん言って問題視してる時点で農業や酪農に知識や関心が無かったこともお察しだ。▼▼

※ コオロギ食と乳牛余り問題については下記動画参照。▼▼


■ 関連note

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